Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal: Spacesユーザーズ・ガイド 11g リリース1(11.1.1.7.0) B72923-01 |
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Spacesアプリケーションでリストを作成、公開および管理するには、リスト・サービスを使用します。Excelスプレッドシートや事前作成されたテンプレートからリストを作成したり、独自のカスタム・リストを一から作成できます。作成したリストは、リソース・カタログで使用できるようになります。カタログのリストは、作成を行ったスペース内のすべてのページに追加できます。
この章では、リスト・サービスで提供される機能の使用方法について説明します。内容は次のとおりです。
対象読者
この章は、リストの表示、作成、データ移入、変更、インポート、エクスポートおよび削除や、リスト・データのフィルタリングに関心のあるユーザーを対象としています。このようなユーザーには、スペース・レベルでのView Pages and Content
権限が最低限付与されている必要があります。このようなユーザーはリストを表示できます。リストを作成および管理しようと計画しているユーザーは、スペース・レベルでのCustomize Pages and Edit Content
権限が必要です。
注意: この章で説明する各タスクは、現在のスペースでリスト・サービスが有効にされていない場合は使用できません。 |
リスト・サービスでは、リストの作成、公開および管理を行うことができます(図66-1)。
リストは、問題の追跡、プロジェクト・マイルストンの取得、プロジェクトの割当ての公開など、多くのスペース・アクティビティに有効です。Spacesでは、様々な複雑性のリストを作成できます。たとえば、まずチーム・メンバーのリストを作成し、その後、連絡先情報、プロジェクト・ロール、および関連ドキュメント(リスト内のチーム・メンバーに関連する計画や提案など)へのリンクを挿入するための列を追加することができます。
リスト・サービスは、ホーム・スペース以外のすべてのスペースで使用できます。リスト・サービスが使用目的で公開されているかどうかは、スペースのモデレータのアクションによって決まります(詳細は第53.10.1項「スペースで利用可能なサービスの有効化および無効化」を参照)。スペースで作成したリストは、そのスペースに固有のものです。スペースでは、別のスペースで作成されたリストを使用することはできません。
リストの作成とデータ移入には、「リスト」ページの各コントロールを使用します。移入したリストをページに配置するには、リスト・ビューア・タスク・フローを使用します。リストに対してアクションを実行するユーザーには、適切な権限が必要です(詳細は「対象読者」を参照)。
リストやリスト・データを作成および変更し、スペースの現在の全リストを表示するには、「リスト」ページの各コントロールを使用します(図66-2)。
「リスト」ページには、リストを短時間で作成するための各種テンプレートと、リスト構造を設計および変更するための各種ツールが用意されています。必要に応じて、すべての列を自分で追加および構成して、一からリストを作成することも、Excelスプレッドシートに基づいてリストを作成することもできます。詳細は、第66.2.3項「リストの作成および管理」を参照してください。
リスト・ビューア・タスク・フロー(図66-3)を使用すると、ページ上に特定のリストを配置できます。
リスト・ビューアでは、リスト・データの追加と変更、リスト・データのインポートとエクスポート、リスト・データのフィルタリング、リストRSSフィードの取得、リストやリスト行からの他のSpacesオブジェクトへのリンクを行うために必要なすべてのツールに、簡単にアクセスできます。
また、リスト・ビューアでは、特定のリスト・インスタンスとそのデータの外観を制御できる各種のカスタマイズ・ツールにもアクセスできます。たとえば、列や行の色バンドをカスタマイズしたり、リスト・データにフィルタを適用したりできます。詳細は、第66.2.5項「リストのカスタマイズ」を参照してください。
「リスト」ページおよびリスト・ビューアを使用すると、リストの存続期間中、リスト・データを追加および変更できます(詳細は第66.2.4項「リスト・データの追加および管理」を参照)。リスト上のコンテンツを直接追加および変更するか、またはリストのエクスポートおよびインポート機能を使用してリスト・データをExcelファイルに送信し、Excelファイル上で変更してから、Spacesアプリケーション内の元のリストにインポートしなおします(詳細は第66.2.7項「Excelスプレッドシートに対するリストのエクスポートおよびインポート」を参照)。
スペースで作成したすべてのリストは、「リスト」ページ、およびこのスペースのリソース・カタログ(図66-4)を介して使用できます。
ヒント: デフォルトでは、各リストはリソース・カタログの「ソーシャル・コミュニケーション」フォルダの「リスト」にあります。しかし、リソース・カタログ内のリストの場所は、設計者がカタログをどのように構成しているかによって異なります。カタログの検索機能を使用して、「リスト」またはリスト名を検索できます。 |
リソース・カタログで、リストの横の「追加」リンクをクリックすると、このリストが現在のページに追加されます(詳細は第18.5項「ページへのコンポーネントの追加」を参照)。リストはリスト・ビューア・タスク・フロー内に表示されます。
「リスト」ページは、リスト・サービスが有効にされたすべてのスペースで使用できます。スペースに移動した際に「リスト」ページがデフォルトで表示されない場合は、「ページのパーソナライズ」ページを使用して開くことができます。詳細は、第51.11.1項「ビューでのページの表示/非表示」を参照してください。
注意: リスト・サービスは、ホーム・スペースでは使用できません。 |
リスト・サービスでは、リンク・サービスとの緊密な統合によって、他のSpacesアイテムをリスト全体または個々のリスト行に関連付けることができます。リンク機能により、ドキュメント、ノートおよびURLをリストまたはリスト行に関連付けることができます。詳細は、第65章「リンク・サービスの使用」を参照してください。
リスト・サービスは、すべてのリストおよび個々のリストに対するRSSフィードを提供することもできます。リスト・サービスとRSSの詳細は、第70章「RSSサービスの使用」を参照してください。
この項では、「リスト」ページおよびリスト・ビューア・タスク・フローで使用可能な機能の使用方法について説明します。この項の内容は次のとおりです。
特定のスペースに関連付けられているリストを表示するには、このスペースへのアクセス権限が必要です。アクセス権限があれば、スペースの全リストを「リスト」ページで表示できます。
「リスト」ページでリストを表示するには、次の手順を実行します。
表示するリストが含まれているスペースに移動し、「リスト」ページを開きます。
「リスト」ページが使用できない場合は、第51.11.1項「ビューでのページの表示/非表示」を参照してください。
「リスト」パネルで、表示するリストを選択します。
右側にリストの詳細が表示されます(図66-5)。
この項では、「リスト」ページでリストを作成、編集、コピーおよび削除する方法について説明します。
この項の内容は次のとおりです。
Spacesでは、次のいずれかの方法を使用してリストを作成できます。
空白のリストを作成して、すべての列を作成および構成(最大30列)
テンプレートからリストを作成して、そのまま使用するか、これを開始点としてカスタマイズ
Microsoft Excelスプレッドシートからリストを作成
この項では、それぞれの方法でリストを作成する方法について説明します。
リストを作成するには、次の手順を実行します。
リストを作成するスペースの「リスト」ページに移動します。
「リスト」パネルのツールバーで、「新規リストの作成」アイコン(図66-6)をクリックします。
表示される「リストの作成」ダイアログで、「名前」フィールドにリストの名前を入力します(図66-7)。
必要に応じて、「説明」フィールドにリストの説明を入力します。
ヒント: 完成したリストでは、説明はリスト・タイトルとリスト・データの間に表示されます。 |
「作成元」の下で、「テンプレート」の使用、または「Excelスプレッドシート」に基づく作成を選択し、リストを作成します。
「テンプレート」からのリスト作成を選択した場合は、「テンプレート」メニューからテンプレートを選択します。
カスタム・リスト: テンプレートを使用せずにリストを作成します。
問題: プロジェクト問題などのリストを作成します。デフォルトでは、このテンプレートには「件名」、「割当て先」、「クローズ」、「コメント」の列があります。
マイルストン: プロジェクト・マイルストンなどのリストを作成します。デフォルトでは、このテンプレートには「日付」、「説明」、「ステータス」の列があります。
目的: プロジェクトの目的などのリストを作成します。デフォルトでは、このテンプレートには「タイトル」および「説明」の列があります。
「Excelスプレッドシート」からのリスト作成を選択した場合は、「参照」をクリックして、目的のスプレッドシートに移動および選択します。
スプレッドシートの先頭行は、列の見出しに使用されます。以降の行はデータとして追加されます。
すべての列は、Plain Text
データ型として作成されます。作成後は、任意のデータ型に変更できます。データ型の詳細は、表66-1「リスト列で選択できるデータ型」を参照してください。
ヒント: 「Excelスプレッドシート」オプションを使用すると、別のスペース、または別のWebCenter Portalインスタンスからリストをインポートできます。つまり、特定のスペースまたはWebCenter Portalインスタンスからエクスポートしたリストを、現在のスペースやインスタンスにインポートできます。 |
「OK」をクリックします。
「リスト」ページの「リスト」パネルに新規リストが表示されます。
この時点で、「リストの編集」アイコンをクリックすると、デフォルトのリスト列を修正したり、新規列を追加したりできます。詳細は、第66.2.3.2項「リスト構造の編集」を参照してください。カスタム・リストの場合は、リストに列を追加してから行を追加する必要があります。
リスト構造の編集では、リストに関するあらゆる構成を変更できます。たとえば、列の詳細の変更、列の削除、追加、並替え、リストの名前の変更、説明の変更などを実行できます。
この項では、リスト構造の編集時に実行可能な様々なタスクについて説明します。内容は次のとおりです。
この手順は、カスタム・リストを作成する場合や、テンプレートまたはスプレッドシートを基に作成したリストを変更する場合に役に立ちます。
列をリストに追加すると、選択した列の後に新規列が追加されます。列が選択されていない場合は、新規列は先頭列として追加されます。
リストに列を追加するには、次の手順を実行します。
リストに列を追加するスペースの「リスト」ページに移動します。
「リスト」パネルで、列を追加するリストを選択し、「リストの編集」アイコンをクリックします(図66-11)。
「リスト」ページが「リストの編集」モードになります(図66-12)。
「列」で「作成」ボタンをクリックし、「列の作成」ダイアログを開きます(図66-13)。
ヒント: 列を選択すると、この列の後に新規列が追加されます。 |
「名前」フィールドに、この列の名前を入力します。
「データ型」リストから、この列に入力するデータの型を選択します。
表66-1に、リスト列で利用できるデータ型とその説明を示します。また、それぞれの型に表示されるその他の詳細も示します。
表66-1 リスト列で選択できるデータ型
データ型 | 説明 | コメント |
---|---|---|
書式未設定のテキスト。テキストをリンクにすることもできます。 |
その他の列の詳細には、次の内容が含まれます。
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リッチ・テキスト・エディタで入力された、様々な書式を設定されたテキスト。リンクを含めることもできます。 |
その他の列の詳細には、次の内容が含まれます。
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数値。 |
その他の列の詳細には、次の内容が含まれます。
「フォーマット」には、次のいずれかを選択します。
数値データ型では、有効桁数が14桁または15桁の±1.79769313486231570e+308がサポートされています。1 |
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ユーザーのSpacesプリファレンスで指定された書式による日付と時刻(詳細は第38.3項「日付および時間のプリファレンスの設定」を参照)。 |
その他の列の詳細には、次の内容が含まれます。
「フォーマット」には、次のいずれかを選択します。
選択したフォーマットがどのように表示されるかは、ユーザーが選択した日付と時刻のプリファレンスによって決まります。 「デフォルト値」フィールドには日付ピッカーがあります。これを使用すると、正しい書式でデフォルトの日付を選択できます。現在の日付は枠線で囲まれます(次の図では5月30日が現在の日付)。 このフィールドでは、先行ゼロは不要です。たとえば、 |
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その他の列の詳細には、次の内容が含まれます。
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イメージに関連付けられたURL (イメージは「リスト・ビュー」モードで表示されます)。 |
その他の列の詳細には、次の内容が含まれます。
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有効なユーザー名。 |
その他の列の詳細には、次の内容が含まれます。
「ユーザーの範囲」フィールドを使用すると、有効なユーザーの範囲を、現在のスペースのメンバーシップのみに限定したり、あるいはすべてのユーザーを含めたりできます。「デフォルト値」フィールドの「ユーザーの検索」アイコンを使用すると、デフォルトのユーザーを特定および選択できます。アイデンティティ・ストアでユーザーを検索する場合のヒントは、第54.3.4.1項「アイデンティティ・ストアでのユーザーまたはグループの検索」を参照してください。 リスト列には、ユーザー名の横にプレゼンス・インジケータが表示されます。プレゼンス・インジケータをクリックすると、コンテキスト・メニューが開き、その人と即座に連絡するためのオプションが表示されます。詳細は、第64.4.1項「他のユーザーのステータスの確認」を参照してください。 |
1数値データ型の列は、8バイトのIEEE 754 Doubleデータ型に指定された範囲および精度に準拠します。最大有効桁数を超えた場合、数値は四捨五入されます。
データ型の選択後、残りのフィールドに値を入力します。
表66-2に、表示される可能性のある残りのフィールド、および関連するデータ型を示します。
表66-2 データ型と列の詳細
列の詳細 | 説明 | 関連するデータ型 |
---|---|---|
列データにハイパーリンクを含めることを許可するかどうかを指定します。「リンクの許可」を指定すると、ユーザーは列値とURLの両方を入力できるようになります。URLを指定した場合は、列値はハイパーリンクとして表示されます。 |
Plain Text |
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必要に応じて、列のデフォルト値(デフォルトのイメージ、数値、ユーザー名など)を指定します。 |
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ピクセル値を入力して、列幅を設定します。 |
すべてのデータ型 |
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この選択リストを使用して、列値のフォーマットを指定します。詳細は、表66-1を参照してください。 |
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列に入力するコンテンツをユーザーが理解しやすくなるようなテキストを入力します。このテキストは、リスト・データ編集モードでこの列がフォーカスを受け取ったときに表示されます。 |
すべてのデータ型 |
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列データのハイパーリンクを開く方法を示します。 次のいずれかを選択します。
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Plain Text |
|
この列に入力可能な最大文字数を入力します。これには空白も含まれます。 |
Plain Text |
|
この列に入力できる最大値を示します。 |
Number |
|
この列に入力できる最小値を示します。 |
Number |
|
編集可能となる行数を示します。この値が |
Plain Text |
|
ユーザーの選択範囲を、現在のスペースのメンバー(スペース・メンバー)のみに限定するか、またはすべての認証済ユーザー(すべてのユーザー)から選択可能とするかを示します。 |
Person |
|
この列へのデータ入力を必須とする場合に、このチェック・ボックスを選択します。 |
|
「OK」をクリックして、変更内容を保存し、ダイアログを終了します。
「閉じる」をクリックし、「リストの編集」モードを終了します。
リスト列の詳細のすべてを変更できます。つまり、列名の変更、列データ型の変更、値の指定または値の削除などを実行できます。ただし、列データ型を変更すると、リスト列に現在入力されている値は、新しいデータ型に変換されるか、または完全に削除されることに注意してください。
たとえば、Plain Text
データ型をNumber
データ型に変更した場合、数値に変換可能な値は維持されますが、そうでない値は削除されます。いずれかの値が変更によって削除される場合は、確認を求めるメッセージが事前に表示されます。一方、Number
データ型をPlain Text
データ型に変更する場合は、すべての値が維持されます。
リスト列の詳細を変更するには、次の手順を実行します。
リスト列の詳細を変更するスペースの「リスト」ページに移動します。
「リスト」パネルで、変更するリストを選択し、「リストの編集」アイコンをクリックします(図66-14)。
「リスト」ページがリスト編集モードになります(図66-15)。
「列」で、変更するリスト列を選択して「編集」ボタンをクリックし、「列の編集」ダイアログを開きます(図66-16)。
必要に応じて、列の詳細を編集します。
列の詳細は、第66.2.3.2.2項「リストへの列の追加」を参照してください。
変更を保存してダイアログを閉じるには、「OK」をクリックします。
「閉じる」ボタンをクリックし、リスト編集モードを終了します。
リスト構造のリスト列を再配置すると、リストのすべてのインスタンスに反映されます。これには、再配置アイコンをクリックするか、またはドラッグ・アンド・ドロップを使用します。
リストの全インスタンスで列を再配置するには、次の手順を実行します。
リスト列を再配置するスペースの「リスト」ページに移動します。
「リスト」パネルで、変更するリストを選択し、「リストの編集」アイコンをクリックして、リスト編集モードに切り替えます。
「列」で、「再順序付け」列のアイコンをクリックして、列の順序を上位または下位に移動します(図66-17)。
ヒント: 列の順序を上位に移動すると、列の表示順序ではより左側に表示されます。列の順序を下位に移動すると、列の表示順序ではより右側に表示されます。 |
また、列を列階層内の上下にドラッグ・アンド・ドロップする方法もあります。
「閉じる」ボタンをクリックし、リスト編集モードを終了します。
既存のリストをコピーするだけで、テンプレートとして使用できます。最初にリストをコピーし、必要に応じてそのリストを編集します。
リストをコピーするには、次の手順を実行します。
コピーするリストが含まれているスペースの「リスト」ページに移動します。
「リスト」パネルで、コピーするリストを選択します。
「リストのコピー」アイコンをクリックします(図66-20)。
リストのコピーが「リスト」パネルで選択可能になります(図66-21)。
関連項目: リストの名前または説明の変更の詳細は、第66.2.3.2.1項「リストの名前および説明の変更」を参照してください。リスト構造の変更の詳細は、第66.2.3.2項「リスト構造の編集」を参照してください。 |
削除するリストが含まれているスペースの「リスト」ページに移動します。
「リスト」パネルで、削除するリストを選択します。
複数のリストを選択するには、[Ctrl]キーを押しながらクリックして選択します。リストの連続範囲を選択するには、[Shift]キーを押しながらクリックして選択します。
「リストの削除」アイコンをクリックします(図66-22)。
表示される確認ダイアログで、「削除」ボタンをクリックします。
確認後、選択したリストが「リスト」パネルから削除されます。
リスト構造を作成すると、データをリストに追加できるようになります。この項では、リスト・データを追加、編集およびリフレッシュし、リスト行を削除する方法について説明します。この項の内容は次のとおりです。
関連項目: リスト構造の詳細は、第66.2.3項「リストの作成および管理」を参照してください。リストのデータ型の詳細は、表66-1「リスト列で選択できるデータ型」および表66-2「データ型と列の詳細」を参照してください。 |
この項では、データをリストに追加する方法について説明します。リストにデータを追加する場合は、スプレッドシートからインポートする場合を除き、行単位で行います。新規行がどこに配置されるかは、以下の条件に応じて異なります。
新規行を追加すると、選択した行の後に新規行が作成されます。
行が選択されていない場合は、新規行は先頭行として作成されます。
リストを保存すると、リスト・データはリフレッシュされ、各行はソート順序で表示されます。
コンテンツを追加する前に1つまたは複数のリスト行を追加することも、リスト行を作成して、すぐにコンテンツを追加することもできます。
この項では、リスト・データを追加する手順の概要と、特定のデータ型のデータを追加する詳細手順について説明します。この項の内容は次のとおりです。
ヒント: ここでの説明では、 |
データを移入するリストが表示される「リスト」ページまたはリスト・ビューア・タスク・フローに移動して、「リスト・データの編集」アイコンをクリックし、「リストの編集」モードでリストを開きます(図66-23)。
ヒント: 「アクション」メニューから「編集」を選択するか、または[Crtl]キーを押しながら[E]キーを押しても、リスト編集モードに切り替えることができます。 |
「新規行の追加」アイコンをクリックして、リストに行を追加します(図66-24)。
ヒント: 「アクション」メニューから「行の追加」を選択するか、または[Ctrl]キーを押しながら[I]キーを押しても、行の追加手順を開始できます。 |
選択した行の後に新規行が追加されます。行が選択されていない場合は、先頭行として追加されます(図66-25)。
新規行にデータを追加します。
ヒント: 編集できる行は、フォーカスのある行のみです。行をクリックしてフォーカスを与えてから編集してください。 |
前の2つの手順を繰り返し、新規行を作成してデータを追加します。
行およびデータの追加が完了したら、「保存」をクリックし、変更を保存してリスト・データの編集モードを終了します。
ヒント: 保存するには、「アクション」メニューから「保存」を選択するか、または[Ctrl]キーを押しながら[M]キーを押すこともできます。閉じるには、「閉じる」をクリックするか、「アクション」メニューから「閉じる」を選択するか、または[Ctrl]キーを押しながら[M]キーを押します。 |
変更を保存すると、リスト・データはリフレッシュされ、各行はソート順序で表示されます(詳細は第66.2.5.1項「列のリスト・データのソート」を参照)。
Plain Text
データ型を使用すると、書式未設定のテキストの入力を許可し、テキストをリンクにするオプションを提供できます。
ヒント:
|
Plain Text
データをリスト行に入力するには、次の手順を実行します。
第66.2.4.1.1項「リストへのデータの追加」の説明に従い、リスト・データの編集モードに切り替えます。
Plain Text
データ型をサポートするように設定された列に移動します。
リンクではないテキストを入力するには、指定のフィールドにテキストを入力します。
リンク・テキストを入力するには、次の手順を実行します。
データ入力フィールドの右にある「列リンクの編集」アイコンをクリックします(図66-26)。
表示される「列リンクの編集」ダイアログで、「テキスト」フィールドにテキストを入力し、「リンク場所」フィールドに完全なURLを入力します(図66-27)。
「OK」をクリックします。
ヒント: リンクを削除するには、「列リンクの編集」アイコンをクリックし、表示されるダイアログでURLを削除します。 |
行およびデータの追加が完了したら、「保存」をクリックし、変更を保存してリスト・データの編集モードを終了します。
ヒント: 保存するには、「アクション」メニューから「保存」を選択するか、または[Ctrl]キーを押しながら[M]キーを押すこともできます。閉じるには、「閉じる」をクリックするか、「アクション」メニューから「閉じる」を選択するか、または[Ctrl]キーを押しながら[M]キーを押します。 |
テキストおよびリンクの場所の両方が指定されると、テキストはハイパーリンクとして表示されます。
Rich Text
データ型を使用すると、リッチ・テキスト・エディタからの書式設定済テキストの入力を許可できます。リッチ・テキストにはリンクを含めることもできます。
Rich Text
データをリスト行に入力するには、次の手順を実行します。
第66.2.4.1.1項「リストへのデータの追加」の説明に従い、リスト・データの編集モードに切り替えます。
Rich Text
データ型をサポートするように設定された列に移動して、データ入力フィールドの右にある「テキストの編集」アイコンをクリックします(図66-28)。
これにより、リッチ・テキスト・エディタが起動します(図66-29)。
テキストを入力し、各自の要件に応じたスタイルを適用します。
リンクを追加するには、次の手順を実行します。
リンク・テキストをハイライト表示して、エディタのツールバー内の「リンクの追加」アイコンをクリックします(図66-30)。
表示されるダイアログで、指定のフィールドにURLを入力します。
「OK」をクリックします。
ヒント: リンクを削除するには、リンクされたテキストをハイライト表示し、「リンクの削除」アイコンをクリックします。 |
「OK」をクリックしてエディタを終了します。
行およびデータの追加が完了したら、「保存」をクリックし、変更を保存してリスト・データの編集モードを終了します。
ヒント: 保存するには、「アクション」メニューから「保存」を選択するか、または[Ctrl]キーを押しながら[M]キーを押すこともできます。閉じるには、「閉じる」をクリックするか、「アクション」メニューから「閉じる」を選択するか、または[Ctrl]キーを押しながら[M]キーを押します。 |
DateTime
データ型を使用すると、ユーザーのSpacesプリファレンスで指定された書式による日付と時刻の入力を許可できます(詳細は第38.3項「日付および時間のプリファレンスの設定」を参照)。
DateTime
データをリスト行に入力するには、次の手順を実行します。
第66.2.4.1.1項「リストへのデータの追加」の説明に従い、リスト・データの編集モードに切り替えます。
DateTime
データ型をサポートするように設定された列に移動して、値を入力するか、データ入力フィールドの右にある「<データ型
>の選択」アイコンをクリックします(図66-31)。
このアイコンをクリックして表示されるカレンダで、列の要件に応じた日付、時刻または日時を選択します(図66-32)。
日付のみを必要とする列の場合は、1つの値を選択した時点でカレンダは閉じられます。
カレンダで時刻または日時の選択を要求される場合は、「OK」をクリックしてカレンダを閉じます。
行およびデータの追加が完了したら、「保存」をクリックし、変更を保存してリスト・データの編集モードを終了します。
ヒント: 保存するには、「アクション」メニューから「保存」を選択するか、または[Ctrl]キーを押しながら[M]キーを押すこともできます。閉じるには、「閉じる」をクリックするか、「アクション」メニューから「閉じる」を選択するか、または[Ctrl]キーを押しながら[M]キーを押します。 |
Picture
データ型を使用すると、イメージに関連付けられたURLの入力を許可できます(イメージは「リスト・ビュー」モードで表示されます)。
Picture
データ型をリスト行に入力するには、次の手順を実行します。
第66.2.4.1.1項「リストへのデータの追加」の説明に従い、リスト・データの編集モードに切り替えます。
Picture
データ型をサポートするように設定された列に移動して、ピクチャへのURLを入力するか、またはデータ入力フィールドの右にある「ピクチャの編集」アイコンをクリックします(図66-33)。
アイコンをクリックして表示される「ピクチャの編集」ダイアログで、イメージへのURLを「ピクチャの場所」フィールドに入力します(図66-34)。
たとえば、次のように入力します。
http://www.oracleimg.com/admin/images/ocom/hp/oralogo_small.gif
ヒント: イメージは、ログイン資格証明がなくてもアクセスできる場所に置かれている必要があります。 Spacesドキュメント・ライブラリ内のイメージも選択できます。ドキュメント・サービスのタスク・フローでイメージを選択し、「ビュー」メニューの「リンクの取得」オプションを使用して、イメージへのリンクにアクセスします。リンクをコピーし、「ピクチャの場所」フィールドに貼り付けます。 |
「説明」フィールドにALT
テキストを入力します。
「OK」をクリックします。
行およびデータの追加が完了したら、「保存」をクリックし、変更を保存してリスト・データの編集モードを終了します。
ヒント: 保存するには、「アクション」メニューから「保存」を選択するか、または[Ctrl]キーを押しながら[M]キーを押すこともできます。閉じるには、「閉じる」をクリックするか、「アクション」メニューから「閉じる」を選択するか、または[Ctrl]キーを押しながら[M]キーを押します。 |
Person
データ型を使用すると、所属する会社のIDストアのユーザー名の入力を許可できます。Person
の選択は、現在のスペースのメンバーにさらに限定することもできます。ユーザー名を検索する場合、戻り値は、そのような限定範囲が設定されているかどうかを示します。
Person
データ型をリスト行に入力するには、次の手順を実行します。
第66.2.4.1.1項「リストへのデータの追加」の説明に従い、リスト・データの編集モードに切り替えます。
Person
データ型をサポートするように設定された列に移動して、ユーザー名を入力するか、またはデータ入力フィールドの右にある「ユーザーの検索」アイコンをクリックします(図66-35)。アイデンティティ・ストアでユーザーを検索する場合のヒントは、第54.3.4.1項「アイデンティティ・ストアでのユーザーまたはグループの検索」を参照してください。
会社のLDAPディレクトリ内のすべての名前か、または現在のスペースに属するユーザーのうち、検索条件に一致するユーザー名が結果領域に表示されます(図66-36)。
ユーザーを選択して「OK」をクリックすると、選択したユーザーがフィールドに移入されます。
行およびデータの追加が完了したら、「保存」をクリックし、変更を保存してリスト・データの編集モードを終了します。
ヒント: 保存するには、「アクション」メニューから「保存」を選択するか、または[Ctrl]キーを押しながら[M]キーを押すこともできます。閉じるには、「閉じる」をクリックするか、「アクション」メニューから「閉じる」を選択するか、または[Ctrl]キーを押しながら[M]キーを押します。 |
編集モードのリストでは、1つまたは複数のリスト行を編集できます。編集モードでは、行内をクリックするだけで行の編集を開始できます。編集モードを終了するまで、行内をクリックして行内のコンテンツの編集を続行できます。
リスト・データを編集するには、次の手順を実行します。
編集するデータが含まれるリストに移動し、「リスト・データの編集」アイコンをクリックして、リストを編集モードで開きます(図66-37)。
リスト行をクリックし、そのデータを変更します(図66-38)。
ヒント: 実行可能なアクションの種類は、リスト・データのデータ型に依存します。
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すべて完了するまで、行をクリックしてデータの変更を続行します。
「保存」をクリックして、変更を保存し、リストの編集モードを終了します。
ヒント: 保存するには、「アクション」メニューから「保存」を選択するか、または[Ctrl]キーを押しながら[M]キーを押すこともできます。閉じるには、「閉じる」をクリックするか、「アクション」メニューから「閉じる」を選択するか、または[Ctrl]キーを押しながら[M]キーを押します。 |
ヒント: 行を選択して「削除」をクリックすると、この行が削除対象としてマークされます。この行はビューから削除されますが、リスト・データはWebCenter Portalのリポジトリ内に引き続き維持されます。実際の削除は、変更の保存時に行われます。 |
1つまたは複数のリスト行を削除するには、次の手順を実行します。
削除する行を含むリストに移動します。
「リスト・データの編集」アイコンをクリックし、リストを編集モードで開きます(図66-39)。
削除する1つまたは複数の行を選択します。
Windowsでは、複数の行を選択するには、[Ctrl]キーを押しながらクリックして選択します。UNIXでは、単に複数の行をクリックします。どちらのオペレーティング・システムでも、行範囲を選択するには、[Shift]キーを押しながらクリックして選択します。
リストの上にある「削除」ボタンをクリックします(図66-40)。
選択した行が、リストのビューから削除される対象としてマークされます。
「保存」をクリックして、変更を保存し、リストの編集モードを終了します。
ヒント: 保存するには、「アクション」メニューから「保存」を選択するか、または[Ctrl]キーを押しながら[M]キーを押すこともできます。閉じるには、「閉じる」をクリックするか、「アクション」メニューから「閉じる」を選択するか、または[Ctrl]キーを押しながら[M]キーを押します。 |
すべてのリストは「リストのリフレッシュ」アイコンを備えており、これをクリックすると、リスト・データの表示をリフレッシュできます(図66-41)。
リスト・インスタンスの自分のビューに対し、ユーザー・カスタマイズを実行できます。または、リスト・インスタンスに対してアプリケーション・カスタマイズを実行し、全員のビューに影響を与えることもできます。ユーザー・カスタマイズでは、ページの表示モードで変更を加えるのに対し、アプリケーション・カスタマイズでは、ページの編集モード(Composer)で変更を加えます。リストの自分のビューに対するユーザー・カスタマイズは誰でも実行できますが、アプリケーションレベルのリスト・カスタマイズを行うには、ページの編集権限が常に必要となります。
ユーザー・カスタマイズおよびアプリケーション・カスタマイズは、リスト・ビューア・タスク・フローに表示されるリストに適用されます。「リスト」ページに表示されるリストには適用されません。
リストの2番目のインスタンスは、1番目のインスタンスに対して行ったカスタマイズの影響は受けません。たとえば、「売上」ページと「新機能」ページの両方に「問題」リストを配置したとします。「売上」ページで「数値」列に基づきリストをソートした場合、「新機能」ページでは、「問題」リストが「数値」に基づいて自動的にソートされることはありません。
アプリケーション・カスタマイズはリスト・インスタンスの全員のビューに影響を与えますが、ユーザー・カスタマイズはこれを上書きして適用されます。たとえば、あるユーザーが列A、BおよびCを含むリストに対し、C列が先頭の順序になるように(C、A、B)アプリケーション・カスタマイズを行ったとします。これに対しあなたは、同じリスト・インスタンスの個人用ビューで、列Aが先頭列になるように(A、C、B)ユーザー・カスタマイズを実行できます。
注意: ページ編集モードでは、アプリケーション・カスタマイズだけを表示確認できます。ページ・ビュー・モードでは、アプリケーション・カスタマイズ上にユーザー・カスタマイズが適用されている状態を表示確認できます。同一のプロパティがアプリケーション・レベルとユーザー・レベルの両方で設定されている場合は、自分のビューではユーザー値のほうが優先されます。 |
この項では、リスト・インスタンスに対して実行可能なアプリケーション・レベルおよびユーザー・レベルの様々なカスタマイズについて説明します。この項の内容は次のとおりです。
デフォルトでは、リスト・データは作成日によってソートされています。各列のヘッダーにあるソート・アイコンをクリックすると、リスト・データのソート順序を制御できます。「ビュー」メニュー・オプションを使用すると、拡張ソートを実行できます。
リスト・データのソートは、リスト・ビューア・タスク・フローで行います。「リスト」ページのリスト・データもソートできますが、ソートは永続的に適用されません。リストを変更したり、別のページに移動したりすると、ソート順序は元に戻ります。
自分のビュー内で列のリスト・データをソートするには、この項で説明する手順をページ・ビュー・モードで実行します。すべてのユーザーのビュー内で列のリスト・データをソートするには、この項で説明する手順をページ編集モードで実行します。
この項では、通常のソートと拡張ソートについて説明します。この項の内容は次のとおりです。
列の各アイコンを使用して列のリスト・データをソートするには、次の手順を実行します。
変更するリスト・インスタンスに移動します。
ソートの制御に使用する列に移動し、列ヘッダー上にマウス・ポインタを置きます。リストを昇順(1、2、3、a、b、c)にソートする場合は「昇順ソート」アイコン、リストを降順(c、b、a、3、2、1)にソートする場合は「降順ソート」アイコンをクリックします(図66-42)。
ヒント: 列を選択してから「ソート」を選択し、「ビュー」メニューから「昇順」または「降順」のいずれかを選択する方法でも、列のリスト・データをソートできます。列を右クリックして、コンテキスト・メニューからこれらのオプションを選択できます。 |
「ビュー」メニューには、リスト・データのもう1つのソート方法である「詳細設定」オプションがあります。
「詳細設定」オプションを使用してリスト・データをソートするには、次の手順を実行します。
変更するリスト・インスタンスに移動します。
「ビュー」メニューから「詳細設定」オプションを選択して、「拡張ソート」ダイアログを開きます(図66-43)。
「ソート基準」リストから、リスト・データのソートで最初に考慮する列を選択します。
「ソート基準」および「次の基準」フィールドは、選択した順序で表示されます。「ソート基準」は最初に考慮される基準、「次の基準」は2番目と3番目の基準を示します。
選択した列のリスト・データを昇順(1、2、3、a、b、c)でソートするには「昇順」を、選択した列のリスト・データを降順(c、b、a、3、2、1)でソートするには「降順」をそれぞれ選択します。
注意: 現時点では、1つの列のみを基準とするソートだけを実行できます。今後のリリースでは、この機能が完全に実現される予定です。 |
「OK」をクリックします。
ヒント: この項で説明する各オプションは、列ヘッダーを右クリックして表示されるコンテキスト・メニューから選択できます。 |
リスト列の幅を制御するには、列幅をドラッグして広げるか、またはダイアログを介して特定の列幅を設定します。列幅は、列の詳細でデフォルト幅を指定することでも制御できます(詳細は表66-2「データ型と列の詳細」のDisplay Width
を参照)。
列のサイズ変更は、リスト・ビューア・タスク・フローで行います。列のサイズ変更は「リスト」ページでも実行できますが、この設定は永続的に適用されず、リストの変更時、または別の場所に移動した時点で元に戻ります。
自分のビュー内でリスト列をサイズ変更するには、次の手順をページ・ビュー・モードで実行します。すべてのユーザーのビュー内でリスト列をサイズ変更するには、次の手順をページ編集モードで実行します。
注意: リスト列をサイズ変更するには、リストに1つ以上の行が含まれている必要があります。 |
リスト列をサイズ変更するには、次の手順を実行します。
変更するリスト・インスタンスに移動します。
次のいずれかの方法を使用して、列のサイズを変更します。
列の境界をクリックして、ドラッグしながら列幅を広くまたは狭くします。
リスト内で、サイズ変更する列を選択します。
「フォーマット」メニューから、「列のサイズ変更」を選択します。
表示されるダイアログで、列幅を入力し、測定単位を選択します(図66-44)。
次のいずれかを選択します。
ピクセル: 列幅を指定のピクセル数で表示します。
パーセント: 列幅を、リスト全体の幅に対するパーセンテージとして表示します。
「OK」をクリックします。
ヒント: この項で説明する各オプションは、列を右クリックして表示されるコンテキスト・メニューから選択できます。 |
リスト列の順序を再配置するには、列をドラッグして目的の位置にドロップするか、または再順序付けのダイアログを使用します。
列の順序変更は、リスト・ビューア・タスク・フローで行います。「リスト」ページで列の順序を変更することはできません。
自分のビュー内でリスト・インスタンスの列を順序変更するには、次の手順をページ・ビュー・モードで実行します。すべてのユーザーのビュー内でリスト・インスタンスの列を順序変更するには、次の手順をページ編集モードで実行します。
注意: ドラッグによって列を順序変更するには、リストに1つ以上の行が含まれている必要があります。 |
列の順序を変更するには、次の手順を実行します。
変更するリスト・インスタンスに移動します。
次のいずれかの方法を使用して、リスト列を再配置します。
リスト列のタイトルをクリックして、目的の位置までドラッグ・アンド・ドロップします。
「ビュー」メニューから「列の並替え」を選択します。
表示されるダイアログで列を選択し、「表示される列」リストの右にある「移動」アイコンをクリックして、選択した列を再配置します(図66-45)。
手順を繰り返して、各列を目的の順序に再配置します。
「OK」をクリックします。
ヒント: この項で説明する各オプションは、列を右クリックして表示されるコンテキスト・メニューから選択できます。 |
リストの「ビュー」メニューを使用すると、選択したリスト列を非表示にできます。自分のビュー内で列の表示、非表示を切り替えるには、次の手順をページ・ビュー・モードで実行します。すべてのユーザーのビュー内で列の表示、非表示を切り替えるには、次の手順をページ編集モードで実行します。
リスト列の表示、非表示の切り替えは、リスト・ビューア・タスク・フローで行います。列の表示、非表示の切り替えは「リスト」ページでも実行できますが、この設定は永続的に適用されず、リストの変更時、または別の場所に移動した時点で元に戻ります。
リスト列の表示、非表示を切り替えるには、次の手順を実行します。
変更するリスト・インスタンスに移動します。
「ビュー」メニューをクリックして、「列」サブメニューを選択します(図66-46)。
表示する列を選択します。表示される列の横にあるメニューにチェックが表示されます。
非表示にする列を選択解除します。非表示の列の横にあるメニューには、チェックは表示されまさせん。
すべての列を表示するには、「すべて表示」を選択します。すべての列のメニューがチェックされます。
リストの幅が広すぎ、すべての列を1つのビュー内で表示できない場合は、リストを左右にスクロールできます。常に表示させたい列がある場合は、列の固定機能を使用することで、スクロール中にこの列の位置を固定できます。列を固定すると、選択した列の位置は固定され、この列の右側にある各列だけがスクロールされます。1つのリスト・インスタンスでは、1つの列を「固定」できます。位置の固定は、選択した列と、その左側にあるすべての列に適用されます。
注意: 自分のビュー内で列の位置を固定するには、次の手順をページ・ビュー・モードで実行します。すべてのユーザーのビュー内で列の位置を固定するには、次の手順をページ編集モードで実行します。 |
列の位置を固定するには、次の手順を実行します。
固定する列を含むリストに移動します。
目的の列を、そのヘッダーをクリックして選択します。
「固定」アイコンが選択可能になります。
「固定」アイコンをクリックします(図66-47)。
ヒント: 列の固定は、列を選択して、「ビュー」メニューから「固定」を選択する手順によっても実行できます。 |
列の固定を解除するには、手順2の説明に従ってこの列を選択し、「固定」アイコンを再度クリックします。
ヒント: この項で説明する各オプションは、列を右クリックして表示されるコンテキスト・メニューから選択できます。 |
折返し機能を使用すると、選択したリスト列内で列データを折返して表示するかどうかを制御できます。折返し表示されるデータは、データが列幅を超える場合に、複数行にわたって表示されます。折返し表示しない場合は、現在の列幅に表示可能なデータだけが表示されます。この場合でも、必要に応じて、列幅を広げてデータを表示できます(第66.2.5.2項「リスト列のサイズ変更」を参照)。
注意: デフォルトでは、列データは折返し表示されます。 |
列データを折返して表示するには、次の手順を実行します。
列データを折返して表示するリストに移動します。
目的の列を、そのヘッダーをクリックして選択します。
「折返し」アイコンをクリックします。
ヒント: データの折返し表示は、列を選択して、「フォーマット」メニューから「折返し」を選択する手順によっても実行できます。 この項で説明する各オプションは、列を右クリックして表示されるコンテキスト・メニューから選択できます。 |
以前に切り捨てられていたすべてのデータは、列幅に収まるように改行され、行内にすべて表示されます。
色バンドは、リスト行またはリスト列に特定の間隔で適用される、透過的な色の重合せを意味します。リストの色バンドの定義では、色バンドを適用するかどうかと、その適用間隔を指定します。
行または列に色バンドを適用することで、リストの読みやすさを簡単に強化できます(図66-48)。
色バンドの適用は、リスト・インスタンスの個人用ビュー、またはすべてのユーザーのビューに対して行えます。この項では、その方法について説明します。内容は次のとおりです。
リスト・インスタンスの個人用ビューに色バンドを適用するには、次の手順を実行します。
変更するリストに移動します。
タスク・フロー・ヘッダーの「パーソナライズ」アイコンをクリックします(図66-49)。
リスト・ビューアが「リストのパーソナライズ」モードになります(図66-50)。
「バンド」選択リストから、リスト・インスタンスに適用するバンド・スタイルを選択します。
行: 色バンドをリスト行に指定します。
列: 色バンドをリスト列に指定します。
なし: 色バンドを無効にします。
「間隔」フィールドに、色バンドの適用を除外する行数または列数を入力します。
たとえば、色バンドを行に適用する場合に値1
を指定すると、2行目、4行目、6行目のように色バンドが適用されます。図66-51は、間隔を1
に設定した例を示します。
「保存」をクリックして、設定を保存してリストに戻ります。
リスト・データがリフレッシュされ、色バンドの設定が反映されます。
リストから個人用の色バンドを削除するには、次の手順を実行します。
色バンドを削除するリストに移動します。
タスク・フロー・ヘッダーの「パーソナライズ」アイコンをクリックします(図66-52)。
リスト・ビューアが「リストのパーソナライズ」モードになります。
「バンド」選択リストから、「なし」を選択します。
「保存」をクリックして、設定を保存してリストに戻ります。
リスト・データがリフレッシュされ、色バンドの表示がなくなります。
特定のリスト・インスタンスの全員のビューに反映される色バンドを設定するには、この項で説明する手順を実行します。
注意: ユーザー・カスタマイズによって色バンドを削除するように設定している場合は、ユーザー・カスタマイズをリセットする必要があります(第66.2.5.7.1項「リストの個人用ビューに対する色バンドの適用」を参照)。ユーザー・カスタマイズは、スペースレベルのカスタマイズより優先されるため、この手順で行う変更が表示されなくなる可能性があります。 |
リスト・インスタンスの全員のビューに色バンドを適用するには、次の手順を実行します。
行または列に色バンドを設定してカスタマイズしようとするリストに移動します。
ページ編集モードに切り替えます。
Composerでページが開きます。
カスタマイズするリスト・インスタンスに移動して、タスク・フロー・ヘッダーの「編集」アイコンをクリックします(図66-53)。
リストが「リストのカスタマイズ」モードになります(図66-54)。
第66.2.5.7.1項「リストの個人用ビューに対する色バンドの適用」の説明に従い、色バンドの設定を構成します。
「閉じる」をクリックして、コンポーザを終了します。
リスト・インスタンスの全員のビューから色バンドを削除するには、次の手順を実行します。
色バンドを削除するリストに移動します。
ページ編集モードに切り替えます。
Composerでページが開きます。
カスタマイズするリスト・インスタンスに移動して、タスク・フロー・ヘッダーの「編集」アイコンをクリックします(図66-55)。
リスト・ビューアが「リストのカスタマイズ」モードになります。
「バンド」選択リストから、「なし」を選択します。
「保存」をクリックして、変更を保存し、「リストのカスタマイズ」モードを終了します。
リストがリフレッシュされ、色バンドが削除されます。
「閉じる」をクリックして、コンポーザを終了します。
リスト・サービスでは、リスト・インスタンスの個人用ビューおよび全員のビューに対し、データのフィルタリングを行えます。フィルタリングにより、設定したフィルタ条件に一致する行のリスト・データのみを限定して表示できます。
一時的な個人用フィルタリング(非定型フィルタリングとも呼ばれる)は、リスト・ビューア・タスク・フローおよび「リスト」ページで使用できます。リスト・インスタンスの全員のビューに影響を与えるカスタム・フィルタリングは、リスト・ビューア・タスク・フローだけで使用できます。
この項では、非定型フィルタ、永続的な個人用フィルタ、および永続的なリスト・フィルタを適用するそれぞれの方法について説明します。内容は次のとおりです。
非定型のリスト・フィルタリングを使用すると、リスト・インスタンス内の特定のリスト・エントリまたはエントリのグループを簡単に見つけることができます。
注意: 非定型のリスト・フィルタリングは、 |
非定型フィルタをリスト・インスタンスに適用するには、次の手順を実行します。
一時的にフィルタリングするデータを保持するリストに移動します。
「リスト」ツールバーの「行のフィルタ」アイコンをクリックします(図66-56)。
ヒント: 「アクション」メニューから「行のフィルタ」を選択することもできます。 |
「フィルタ」フィールドが開きます(図66-57)。
「フィルタ」フィールドに各キーワードをスペースで区切って入力し、「フィルタ」アイコンをクリックして、フィルタリングを実行します。
キーワードに一致するすべての行の詳細が表示されます。
「フィルタ」フィールドを非表示にし、一時的なフィルタを削除するには、「行のフィルタ」アイコンを再度クリックします。
ヒント: 「アクション」メニューから「フィルタの取消」を選択することもできます。 |
非定型フィルタだけでなく、永続的な個人用フィルタをリスト・インスタンスの自分のビューに適用できます。特定の方法でフィルタリングしたリストをいつまでも維持できるという意味で、この機能を永続的なフィルタリングと呼びます。ブラウザ・セッション内でページ間を移動しても、ブラウザ・セッションを何度実行しても、フィルタは維持されます。
このフィルタは、削除することもできます。この項では、永続的な個人用フィルタを適用および削除する方法について説明します。
リスト・インスタンスの自分のビューに、永続的な個人用フィルタを適用または削除するには、次の手順を実行します。
永続的にフィルタリングするデータを保持するリストに移動します。
タスク・フロー・ヘッダーの「パーソナライズ」アイコンをクリックします(図66-58)。
リストが「リストのパーソナライズ」モードになります(図66-59)。
「フィルタの追加」リストから、フィルタを適用する列を選択します。
選択した列が表示され、フィルタを定義できる状態になります。
リストから演算子を選択し、表示されたフィールドにフィルタの内容を入力します(図66-60)。
リストに表示されるフィルタ演算子は、選択した列のデータ型に応じて異なります。表66-3は、それぞれのデータ型に適用されるフィルタ演算子の一覧とその説明を示します。
表66-3 リストのデータ型に対するフィルタ演算子
データ型 | 説明 |
---|---|
ブール値はチェック・ボックスとして表示されます。選択されたチェック・ボックスはTRUEまたはYESを、選択解除されたチェック・ボックスはFALSEまたはNOを意味します。 |
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フィルタ演算子は、リスト内の |
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フィルタ演算子は、リスト内の |
複数のフィルタを定義すると、「すべてに一致」/「いずれかに一致」オプションが表示されます。
表示される行がすべての条件に一致する必要がある場合は、「すべてに一致」を選択します。
表示される行が、いずれか1つ以上の条件に一致する必要がある場合は、「いずれかに一致」を選択します。
「保存」をクリックして、フィルタ条件を保存してリストに戻ります。
リストがリフレッシュされ、フィルタ条件に一致するデータが表示されます。
作成したリスト・フィルタを特定のリスト・インスタンスの全ユーザーのビューに適用するには、単に、ページ編集モードでフィルタを作成します。
リストの全員のビューにフィルタを適用するには、次の手順を実行します。
全員のビューにフィルタを適用するデータを保持するリストに移動します。
ページ編集モードに切り替えます。
Composerでページが開きます。
フィルタリングするタスク・フロー・インスタンスに移動して、タスク・フロー・ヘッダーの「編集」アイコンをクリックします(図66-63)。
リストが「リストのカスタマイズ」モードになります(図66-64)。
第66.2.5.8.2項「永続的な個人用フィルタのリスト・インスタンスへの適用」の説明に従い、フィルタ条件を作成および適用します。
「閉じる」をクリックして、コンポーザを終了します。
リストの「アクション」メニューの「メールの送信」オプションを使用すると、リストへのリンクをメール・メッセージによって送信できます。
リストへのリンクをメールによって送信するには、次の手順を実行します。
ログインし、リンクをメールによって送信するリスト・インスタンスに移動します。
「アクション」メニューから、「メールの送信」を選択します(図66-67)。
スペース・メンバーを宛先とした、メッセージの作成ウィンドウが表示され、次の情報が表示されます。
リスト・インスタンスの作成元であるスペースの名前
リストのタイトルと説明
スペースへのリンク
リスト・インスタンスへのリンク
ユーザーがリスト・インスタンスへのリンクをクリックすると、リストのビューが開かれます。
注意: リストを表示するユーザーには、このリスト・インスタンスを含むスペースへのアクセス権限が必要です。 |
メッセージを作成し、通常のメール・メッセージと同様に送信します。
リスト・サービスでは、リストのエクスポートおよびインポートを実行できます。リストを表示できるユーザーであれば、Microsoft Excel 1997 - 2003および2007形式でリストをエクスポートして、Excel内でリスト・データを変更できます。リストを編集する適切な権限を持つユーザーであれば、変更したリストをSpacesにインポートできます。
この項では、リストをエクスポートおよびインポートする方法について説明し、この手順で使用可能なその他のソフトウェアに関する情報を提供します。この項の内容は次のとおりです。
リストのエクスポートおよびインポート機能を使用すると、Microsoft Excelスプレッドシート内でリスト行を追加および変更できます。リスト構造や、リストおよびリスト行へのリンクは、エクスポートおよびインポートによる影響を受けません。リストをエクスポートすると、リスト・データのみがエクスポートされ、リスト構造やリンクはエクスポートされません。リストをインポートすると、新たなリンクや変更されたリンクは、インポートによる影響を受けません。
リストのエクスポート後に、Spaces内でリスト・データに新たな変更を加えた場合は、リストをインポートしたときにこれらの変更は上書きされます。コンテンツが上書きされる前に確認ダイアログが表示され、インポートを停止し、Spacesでの変更を維持することを選択できます。
スプレッドシートのインポートを、リスト構造の変更に使用することはできません。しかし、同じ列で構成されるリストには、任意のスプレッドシートをインポートできます。エクスポートしたリストに基づいてスプレッドシートが作成されていない場合は警告が発せられますが、必要に応じてこの警告を無視し、処理を続行できます。行のないリストをスプレッドシートにエクスポートして、Excel内で行を追加してから、インポートしなおすこともできます。
リストをエクスポートする場合は、ExcelまたはSpacesでリスト構造を変更しないように注意が必要です。エクスポート後にSpacesでリスト構造が変更されると、エクスポートしたリストをインポートしなおすことができなくなります。スプレッドシート内でリスト行を追加および削除できます。このような変更は、インポート時にリストに反映されます。
スプレッドシート内でリスト列を追加および削除しても、リスト構造は影響を受けません。したがって、Excel内で列が削除されたスプレッドシートをインポートしても、インポートは成功します。インポートしたリストに、この列は引き続き表示されますが、削除された列データは表示されません。
Spacesからリストをエクスポートすると、Excel形式の選択を要求されます(1997 - 2003および2007形式を選択可能)。スプレッドシートをインポートする場合は、同じ形式が許容されます。
リストを表示できるユーザーであれば、リストをMicrosoft Excelファイルにエクスポートできます。エクスポートを行うことで、Excelスキルを使用して、リスト・データを簡単に追加および変更できます。リストのエクスポートは、リスト・ビューア・タスク・フローと「リスト」ページの両方で制御できます。
Spacesリストをエクスポートするには、次の手順を実行します。
エクスポートするリストに移動して、「アクション」メニューから「エクスポート」を選択します。
出力ファイルの形式を選択します。
MS Excel 2007
MS Excel 1997 - 2003
ブラウザのプロンプトに従い、エクスポートしたファイルをローカル・ファイル・システムに保存します。
選択したExcel形式でリストが保存されます。ファイル名は、空白文字のかわりにアンダースコアが使用されたリスト名となります。たとえば、my list
はmy_list.xlsx
またはmy_list.xls
となります。
作成または変更してExcel形式で保存したリスト・データは、リスト・ビューア・タスク・フローと「リスト」ページの両方の制御機能を使用してインポートできます。リスト・データをインポートするには、リストを含むページに対するEdit
権限が最低限必要となります。
エクスポートしたリストをインポートするには、次の手順を実行します。
スプレッドシートのインポート先となるリストに移動して、「アクション」メニューから「インポート」を選択します。
「Excelからインポート」ダイアログ(図66-68)で「参照」ボタンをクリックし、必要なスプレッドシートに移動して選択します。
注意: スプレッドシートはリストと同じ列で構成されている必要があります。 |
ファイルはExcel 1997-2003 (*.xls
)または2007形式(*.xlsx
)である必要があります。
「インポート」をクリックします。
スプレッドシートが、エクスポートしたリストに基づいて作成されていない場合は、警告が発せられます。続行するには「インポート」をクリックします。
リスト・データがリフレッシュされ、インポート・データが表示されます。インポート時に、リスト・データの検証が行われます。検証エラーを含む行が存在する場合は、このエラーがダイアログに表示され、インポートが終了します。スプレッドシートの検証エラーを修正してから、再度インポートしてください。
リスト・ビューア・タスク・フローには、関連付けられているプロパティがあります。このプロパティには、適切な権限を持つユーザーがComposerの「コンポーネント・プロパティ」ダイアログからアクセスできます(図66-69)。
この項では、リスト・ビューア・タスク・フローに関連付けられたプロパティと、リスト・ビューア・タスク・フロー固有のパラメータについて説明します。
リスト・ビューア・タスク・フローにプロパティの値を設定した場合、その値が設定されたタスク・フロー・インスタンスのみが影響を受けます。同じタスク・フローの他のインスタンスは、この変更による影響を受けません。
デフォルトのタスク・フロー・コンテンツは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブ上のプロパティによって制御されます。このタブのパラメータの詳細は、第66.3.2項「リスト・ビューアのタスク・フロー・パラメータ」を参照してください。タスク・フローによっては、このタブのパラメータによって、タスク・フローとページ・パラメータおよびページ定義変数を簡単に結び付けることができます。詳細は、第22章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびUIコンポーネントの結付け」を参照してください。
「表示オプション」タブ、「スタイル」タブおよび「コンテンツ・スタイル」タブのプロパティを変更すると、タスク・フローの外観と動作に影響します。これらのプロパティは、すべてのタスク・フローに共通しています。詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。
「パラメータ」タブと「表示オプション」タブのすべてのプロパティから式言語(EL)エディタにアクセスできます。ELエディタを使用すると、定数値のかわりに変数値を選択または指定できます。エディタを開くには、プロパティ・フィールドの横にある「編集」アイコンをクリックします。エディタの使用の詳細および一般的なEL式の説明は、付録B「式言語(EL)式」を参照してください。
注意: 「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの汎用の「表示オプション」タブでELを入力すると、入力内容が自動的に検証されます。EL構文が無効な場合、エラーが表示され、値は適用も保存もされません。汎用の表示オプションとは、表18-1に掲載されているオプションです。 汎用以外の表示オプションには、ELの検証は行われません。 |
表66-4では、リスト・ビューアのタスク・フローに固有のパラメータを示します。リスト・ビューアのタスク・フロー・パラメータ値は自動的に設定され、変更できないことに注意してください。
表66-4 リスト・ビューアのタスク・フロー・パラメータ