Oracle® Solaris Cluster 4.2 リリースノート

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更新: 2014 年 9 月
 
 

trinidad-config.xml ファイルでアクセシビリティーサポートを構成する方法

この手順では、Oracle Solaris Cluster Manager GUI のアクセシビリティーモードを設定するために trinidad-config.xml ファイルを手動で編集する方法について説明します。このファイルは、次のディレクトリパスにあります。

/var/cluster/lib/ClusterManager/glassfish3/glassfish/domains/domain1/applications\
/ClusterManager_GF/Yosemite_View_Glassfish_webapp_war/WEB-INF/trinidad-config.xml

ヒント  -  この手順で実行された構成の変更は、特定のクラスタノード上でグローバルレベルで機能します。この手順は、その特定のクラスタノードに認証されたユーザーではなく、ブラウザ経由で接続している GUI のすべてのユーザーのアプリケーションの動作を変更します。支援技術を必要とする GUI ユーザーと必要としないユーザーの両方に対応するには、これらの設定をすべてのクラスタノードではなく、一部のクラスタノードに適用します。 たとえば、2 ノードクラスタでは、pnode-1 ノードでアクセシビリティーオプションを構成するが、pnode-2 ノードでは構成しないようにします。その場合、支援技術を必要としないユーザーがブラウザで pnode-2 にアクセスするのに対して、支援技術を必要とするユーザーは pnode-1 を使用します。 どちらの場合も、ログインページの「クラスタノード」フィールドで指定することにより、ユーザーはアクセスを希望するノードへの認証を受けることができます。
  1. root の役割になります。
  2. Oracle GlassFish サーバーを無効にします。
    # svcadm disable -s manager-glassfish3
  3. 編集のために trinidad-config.xml ファイルを開きます。
  4. trinidad-config.xml ファイルに目的のアクセシビリティーオプションを設定するためのエントリを追加します。

    アクセシビリティーオプションや、各種のオプションまたはオプションの組み合わせに使用する trinidad-config.xml エントリの説明については、Oracle Solaris Cluster Manager のアクセシビリティーサポートの構成を参照してください。

  5. Oracle GlassFish サーバーを有効にします。
    # svcadm enable -s manager-glassfish3
使用例 1-1  アクセシビリティーが構成された trinidad-config.xml ファイル

次の例は、すべてのアクセシビリティーオプションが構成された trinidad-config.xml ファイルを示しています。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<trinidad-config xmlns="http://myfaces.apache.org/trinidad/config">
<skin-family>skyros</skin-family>
<skin-version>v1</skin-version>
<!--
<skin-family>fusionFx</skin-family>
<skin-version>v2</skin-version>
-->
<accessibility-mode>screenReader</accessibility-mode>
<accessibility-profile>high-contrast large-fonts</accessibility-profile>
</trinidad-config>