Oracle® Solaris Cluster 4.2 リリースノート

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更新: 2014 年 9 月
 
 

cldevicegroup(1CL)

cldevicegroup のマニュアルページは、Oracle Solaris Cluster 4.2 SRU 1 に関する次の情報で更新されています。

create

新しいデバイスグループを作成します。

このサブコマンドは、大域ゾーンだけで使用できます。

このサブコマンドは、rawdisk デバイスグループタイプだけをサポートします。Oracle Solaris Cluster コマンドを使用して svm または sds デバイスグループを作成することはできません。その代わりに、Solaris Volume Manager コマンドを使用して、Solaris Volume Manager ディスクセットを作成します。ディスクセットは、svm または sds デバイスグループとして、Oracle Solaris Cluster ソフトウェアに自動的に登録されます。デバイスグループタイプについての詳細は、–t オプションの説明を参照してください。

–i オプションで構成ファイルを指定する場合、プラス記号 (+) をオペランドとして指定できます。このオペランドを使用するとき、このコマンドは、構成ファイルで指定された、まだ存在していないすべてのデバイスグループを作成します。

rawdisk デバイスグループタイプの場合、–d オプションを create サブコマンドと一緒に使用して、1 つまたは複数のデバイスをデバイスグループに指定します。デバイスが含まれていないデバイスグループを作成することはできません。デバイスを指定するとき、コマンドの呼び出しごとに 1 つの –d オプションを使用します。–i オプションを使用しないかぎり、1 つのコマンド呼び出しで複数の raw ディスクデバイスグループは作成できません。

スーパーユーザー以外のユーザーがこのサブコマンドを使用するには、solaris.cluster.modify RBAC の承認が必要です。

デバイスグループを削除する方法については、delete サブコマンドの説明を参照してください。

remove-device

raw ディスクデバイスグループからメンバーディスクデバイスを削除します。

このサブコマンドは、大域ゾーンだけで使用できます。

remove-device サブコマンドは、rawdisk デバイスグループタイプだけに有効です。このサブコマンドは、svm または sds デバイスグループタイプに対しては有効ではありません。

remove-device サブコマンドを使用して、デバイスグループ内のすべてのデバイスを削除することはできません。デバイスグループには、少なくとも 1 つのデバイスが含まれている必要があります。デバイスグループ内のすべてのデバイスを削除するには、delete サブコマンドを使用してそのデバイスグループを削除します。

スーパーユーザー以外のユーザーがこのサブコマンドを使用するには、solaris.cluster.modify RBAC の承認が必要です。

ディスクデバイスを raw ディスクデバイスグループに追加する方法については、add-device サブコマンドの説明を参照してください。

num_xip_zoneclusters プロパティーの値を、割り当てられている最大の clprivnet インスタンス番号より小さくすることはできません。