サーバーの I/O ストレージサブシステムは次によって構成されます。
サーバーには 11 個の PCIe Gen 3 スロットがあり、そのうち 9 つは x8 スロットで、2 つは x16 スロットです。4 CPU 構成サーバーでは 11 スロットすべてを 使用できます。2 CPU 構成サーバーでは、最初の 6 スロット (1-6) のみ使用します。スロット 2 は、6 つのストレージドライブスロットを制御するため HBA 用に予約済みです。スロット指定の詳細は、PCIe スロットの指定を参照してください。
プロセッササブシステムの詳細は、プロセッササブシステムを参照してください。
6 つの 2.5 インチストレージドライブベイはサーバーの前面にあります。各ベイに対してサポートされるドライブインタフェースは、サーバーに取り付けられているホストバスアダプタの種類によって異なります。2.5 インチ SAS ドライブでシステムを構成した場合は、PCI Express (PCIe) Gen-2 内蔵 HBA カード 1 枚をスロット 2 に装着し、前面の 2.5 インチドライブベイがサポートされるようにする必要があります。各 PCIe Gen-2 HBA には、2 つの SAS4I コネクタをとおしてアクセスできる SAS2/SATA2 内部ポート (ポート 0-3 とポート 4-7) が 8 個あります。ドライブケージには 6 つのベイしかないため、内蔵 HBA のポート 6-7 は使用されません。
サポートされている SAS2 スロット 2 HBA カード:
Sun Storage 6 Gb SAS PCIe RAID 内蔵 HBA (SGX-SAS6-R-INT-Z)
Sun Storage 6Gb SAS PCIe 内蔵 HBA (SGX-SAS6-INT-Z)
スロットの指定については、DVD、ストレージドライブ、および USB の指定を参照してください。
オプションの DVD-RW SATA-Gen2 ドライブ。DVD ドライブは、サーバー前面のドライブベイの下にあります。
DVD の指定については、DVD、ストレージドライブ、および USB の指定を参照してください。
2 つの内部 USB ポート (P0、P1) は、マザーボード上のディスクドライブバックプレーンと PSU バックプレーンボードの間にあります。ポートは標準の USB フラッシュデバイスを保持でき、これを使用してシステムをブートできます。システムのポート P0 に、Oracle System Assistant USB デバイスが事前に取り付けられている場合があります。Oracle System Assistant USB ドライブを OS のブートに使用したり、サーバーストレージとして使用したりしないでください。デバイスがサーバーに取り付けされている場合、その取り付け先はポート P0 である必要があり、このデバイスには Oracle System Assistant ファイルシステム以外のものを格納することはできません。
ポートの指定については、DVD、ストレージドライブ、および USB の指定を参照してください。
さらに、サーバーにはフロントパネル上に 2 つ、バックパネル上に 2 つ、合計 4 つの外部 USB ポートがあります。外部コンポーネントと機能を参照してください。