IPsec セキュリティーでは、認証と暗号化という 2 種類のアルゴリズムを使用します。AH プロトコルは認証アルゴリズムを使用します。ESP プロトコルは、暗号化アルゴリズムと認証アルゴリズムを使用できます。ipsecalgs コマンドを使用すると、システムのアルゴリズムとそれらのプロパティーの一覧を取得できます。詳細は、ipsecalgs(1M) のマニュアルページを参照してください。getipsecalgbyname(3NSL) のマニュアルページで説明されている機能を使用して、アルゴリズムのプロパティーを検索することもできます。
IPsec は暗号化フレームワークを使用して暗号化と認証を実行します。暗号化フレームワークによって、IPsec はハードウェアがサポートしているハードウェアアクセラレーションを利用できます。