Oracle® Solaris 11.2 でのネットワークのセキュリティー保護

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更新: 2014 年 9 月
 
 

ネットワークのチューニング

表 2-1  ネットワークのチューニングのタスクマップ
タスク
説明
参照先
ネットワークルーティングデーモンを無効にします。
不審なネットワーク侵入者によるシステムへのアクセスを制限します。
ネットワークトポロジに関する情報の流布を回避します。
パケットのブロードキャストを回避します。
ブロードキャストエコー要求およびマルチキャストエコー要求への応答を回避します。
他のドメインへのゲートウェイであるシステム (ファイアウォールや VPN ノードなど) では、厳格な転送元および転送先のマルチホーミングをオンにします。
ヘッダーにゲートウェイのアドレスが指定されていないパケットがゲートウェイ外に移動することを回避します。
不完全なシステム接続の数を制御することによって、DOS 攻撃を回避します。
TCP リスナーに対する不完全な TCP 接続の許容数を制限します。
許可される受信接続の数を制御することによって、DOS 攻撃を回避します。
TCP リスナーに対する中断中の TCP 接続のデフォルト最大数を指定します。
初期の TCP 接続に対して強固な乱数が生成されることを確認します。
RFC 6528 で規定されているシーケンス番号生成値に準拠します。
ICMP リダイレクトを妨げます。
ネットワークトポロジのインジケータを削除します。
ネットワークパラメータをセキュアなデフォルト値に戻します。
管理操作によって削減されたセキュリティーを強化します。