N2L サービスの目的は、NIS の使用から LDAP の使用への移行ツールとして機能することにあります。次の状況では、N2L サービスを使用しないでください。
NIS と LDAP ネームサービスクライアント間でデータを共有する予定がない環境
このような環境では、N2L サーバーは、過度に複雑な NIS マスターサーバーとして機能します。
NIS ソースファイルを変更するツール (yppasswd 以外のツール) で NIS マップを管理している環境。
DIT マップから NIS ソースを再生成するタスクは、必ずしも正確ではないため、生成されたマップを手動で確認する必要があります。いったん N2L サービスを使用し始めたあとは、NIS ソースの再生成は NIS をバックアウトするため、または NIS に戻すためにだけ提供されます。
NIS クライアントのない環境。
このような環境では、LDAP ネームサービスクライアントとそれに対応するツールを使用してください。