Oracle® Solaris Studio: 12.4 インストールガイド

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更新: 2014 年 12 月
 
 

リモート表示によるインストールを準備する方法

  1. ソースコンピュータとディスプレイコンピュータの両方で次のコマンドを入力します。
    % hostname

    このホスト名が以降の手順で使用されます。

  2. ディスプレイコンピュータで次のコマンドを入力します。
    % xhost + source-computer-name

    source-computer-name には、ソースコンピュータ (ダウンロードしたファイルを格納するコンピュータ) で hostname コマンドを実行したときに出力される名前を入力します。

    xhost コマンドは、ソースコンピュータで実行しているプログラムが、ディスプレイコンピュータ上の X サーバーに、その表示を送信できるようにします。

  3. ssh -X を使用してソースコンピュータにログインし、スーパーユーザー (ルート) になります。

    -X オプションを付けて ssh を使用すると、X ディスプレイコンテンツをディスプレイコンピュータに戻すことができます。ソースコンピュータは、リモートからルートとしてログインすることを許可していない可能性があるので、下に示すように、自身のユーザー名を使用してログインし、ソースコンピュータへの接続後にルートになる必要があります。

    % ssh -X source-computer-name
    Password: your password-on-source-computer
    % su
    Password: root-password-on-source-computer
  4. ソースコンピュータで、DISPLAY 変数をディスプレイコンピュータに設定します。

    C シェルを使用する場合は、次のように入力します。

    # setenv DISPLAY display-computer-name:n.n

    Bourne シェルを使用する場合は、次のように入力します。

    # DISPLAY=display-computer-name:n.n
    
    # export DISPLAY

    Korn シェルを使用する場合は、次のように入力します。

    # export DISPLAY=display-computer-name:n.n

    display-computer-name:n.n には、ディスプレイコンピュータで hostname コマンドを実行したときに表示される名前を入力します。

    ディスプレイコンピュータで echo $DISPLAY と入力すると、2.0 のようなディスプレイ番号を確認できます。