グラフィカルインストーラを使用すると、インストールディレクトリと、インストールする Oracle Solaris Studio 12.4 ソフトウェアのコンポーネントを選択できます。グラフィカルインストーラを起動するときの有効なコマンド行オプションの一覧については、グラフィカルインストーラのコマンド行オプションを参照してください。
始める前に
インストール前に準備タスクを済ませていることを確認します。Oracle Solaris 10 および Linux でのインストールタスクを参照してください。
su Password: root-password
# cd download-directory/SolarisStudio12.4-solaris-sparc-pkg
# cd download-directory/SolarisStudio12.4-solaris-x86-pkg
# cd download-directory/SolarisStudio12.4-linux-x86-rpm
# ./solarisstudio.sh
インストーラは、システムを分析して、Java バージョンが正しいことを確認します。パス上で見つかった Java バージョンが 1.7.0_25 以降の Java バージョンでない場合、警告が表示されますが、インストーラはまだ作業を続行できることがあります。ただし、IDE やパフォーマンスアナライザなどの Java ベースのツールを使用するには、1.7.0_25 以降の Java バージョンが必要です。
Oracle Solaris Studio インストーラには、インストールするソフトウェアのコンポーネントを選択してインストールをカスタマイズするオプションが用意されています。
デフォルトのインストールディレクトリは /opt です。
/usr/bin はデフォルトですべてのユーザーのパスにあるので、リンクにより、コンパイラとツールは簡単に見つかります。
このオプションは、ゾーンを含むシステムでインストーラを実行しているときに表示されます。デフォルトで、ソフトウェアは現在のゾーンにのみインストールされます。大域ゾーンでインストーラを実行する場合、現在のゾーンでインストールを実行すると、インストールされた製品は大域ゾーンのみに表示されます。
生成された zip ファイル desktop-distribution.zip は、Oracle Solaris Studio インストールの lib ディレクトリに置かれます。
「サマリー」ページで、インストールするコンポーネントの一覧が正しいこと、およびシステムにインストールのための十分な空き容量があることを確認します。
インストーラは、インストールの進捗状況を表示し、インストールが完了すると通知します。
次のステップ
パッチのインストールの詳細は、必要な Oracle Solaris 10 パッチのインストールを参照してください。