Oracle® Solaris Studio: 12.4 インストールガイド

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更新: 2014 年 12 月
 
 

Oracle Solaris 10 プラットフォームのパッチ識別番号と説明

Oracle Solaris Studio 12.4 ソフトウェアでは、Oracle Solaris 10 のオペレーティングシステムパッチが提供されています。今回のリリースに含まれるコンパイラおよびツールを正しく動作させるには、これらのパッチが必要です。この付録では、このリリースに含まれている Oracle Solaris 10 のパッチを一覧表示します。

これらのパッチをシステムにインストールしていない場合は、install_patches.sh スクリプトを使用してインストールできます。このスクリプトは、インストーラのあるディレクトリに含まれます。詳細は、必要な Oracle Solaris 10 パッチのインストールを参照してください。

システムにインストールされているパッチのバージョンを調べるには、次のコマンドを入力します。ここで、patch-id はバージョン番号を除いたパッチ番号になります。

% showrev -p | grep patch-id

たとえば、次のコマンドは、パッチ 118683 がバージョン 07 であり、バージョン 13 が必要なので、このパッチを更新する必要があることを示します。

% showrev -p | grep 118683
Patch: 118683-07 Obsoletes:  Requires:  Incompatibles:  Packages: SUNWsprot

Table C–1 に、SPARC システム版 Oracle Solaris 10 用の必須パッチのパッチ識別番号と説明を示します。

Table C–2 に、x86 システム版 Oracle Solaris 10 用の必須パッチのパッチ識別番号と説明を示します。

表 C-1  SPARC システム版 Oracle Solaris 10 用の必須パッチ
パッチ識別番号
パッチの説明
118683-13
アセンブラおよび libxprof パッチ (–xprofile オプションで必要)
120753-14
libmtsk のパッチ
119963-31
C++ 用 共用ライブラリのパッチ
147436-01
リンカーパッチ (Oracle Solaris 10 8/11 のみ)
表 C-2  x86 システム版 Oracle Solaris 10 用の必須パッチ
パッチ識別番号
パッチの説明
119961-13
アセンブラおよび libxprof パッチ (–xprofile オプションで必要)
120754-14
libmtsk のパッチ
119964-31
C++ 用 共用ライブラリのパッチ
147437-02
リンカーパッチ (Oracle Solaris 10 8/11 のみ)