Oracle® Solaris Studio: 12.4 インストールガイド

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更新: 2014 年 12 月
 
 

失敗したインストールまたはアンインストールの対処

    Oracle Solaris 10 プラットフォームでは、インストーラは、インストールした Oracle Solaris Studio 12.4 パッケージに関する情報を次の 2 つの場所に格納します。

  • productregistry ファイル、Solaris Product Registry データベース

  • システムルートディレクトリ (/) 内の .nbi ディレクトリ

    Linux プラットフォームでは、インストーラは、インストールした Oracle Solaris Studio 12.4 パッケージに関する情報を次の 2 つの場所に格納します。

  • インストール済みパッケージのデータベース

  • システムルートディレクトリ (/) 内の .nbi ディレクトリ

一部のパッケージが適切にインストールされていない場合、Oracle Solaris Studio ソフトウェアの使用時に問題が発生します。また、追加のコンポーネントのインストール時や、ソフトウェアのアンインストール時に問題が発生する場合もあります。

たとえば、インストールが完了する前にインストーラが終了した場合、アンインストーラ (uninstall.sh) がインストールディレクトリに表示されない場合があります。または、pkgadd コマンドを使用して任意のパッケージをインストールした場合、/.nbi ディレクトリ内の productregistry ファイルまたは product-cache ディレクトリが破壊される場合があります。この場合、アンインストーラではパッケージをアンインストールできません。Oracle Solaris 製品レジストリで削除する必要があります。Oracle Solaris Studio パッケージを削除する方法については、Oracle Solaris 10 プラットフォームで失敗したインストールまたはアンインストールの対処を参照してください。

すべての製品ファイルが削除される前にアンインストーラが終了した場合、アンインストーラを再度実行しても残りのファイルは削除されません。残りのファイルを正しい方法で削除して、製品のアンインストールを完了する必要があります。

製品をアンインストールするために、インストールディレクトリを削除しないでください。パッケージは productregistry データベースと /.nbi ディレクトリに引き続き登録されているため、インストーラを実行できません。