Oracle® Flash Accelerator F160 PCIe カードユーザーガイド

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更新: 2016 年 4 月
 
 

信頼性仕様

Oracle Flash Accelerator F160 PCIe カードの信頼性仕様を次の表に示します。

仕様
未訂正ビット誤り率 (UBER)
未訂正ビット誤り率は、指定されたビット読み取り数あたり 1 セクターを越えません。
めったに発生しない回復不可能な読み取りエラーが発生した場合、ストレージドライブは読み取り障害をホストに報告します。エラーのあるセクターは破損していると見なされて、ホストに返されません。
< 1017 ビットの読み取りあたり 1 セクター
平均故障間隔 (MTBF)
200 万時間
平均故障間隔は、Telcordia 方式に基づいて見積もられ、Reliability Demonstration Test (RDT) を通じてデモされます。
データの保存
最大定格耐久時における NAND のデータ保存期間。ストレージドライブが定格書き込み耐久に達してから電源オフ状態で 3 か月間保持 (40° C 時)。
耐久性定格
  • 最大 14 PBW (ペタバイト書き込み)

    耐久性定格の検証は、UBER < 1E-16 (60% の上側信頼限界時) を確立することで定義されます。

  • 5 ドライブ書き込み/日 (JESD219 ワークロード)

    ストレージドライブが JESD219 標準に従い要件を満たすようなドライブ書き込み数。

温度センサー
内蔵温度センサーは +/-2° C の精度 (-10° C から +85° C 時) で、NVMe Health Log を使用してモニター可能です。
センサーは +/-3° C の精度 (-20° C から 125° C 時)。SMBus 温度センサーは、NVMe Health Log で報告されません。
ドライブは、SMBus を利用して温度への帯域外アクセスを提供します。
帯域外管理 (SMBus)
SMBus インタフェースを利用して帯域外管理を提供します。これには、3.3 V の補助電圧が必要です。
SMBus アクセスには、VPD ページおよび温度センサーが含まれます。
ホットプラグのサポート
PCIe の存在検出およびリンク起動検出をサポートします。
デバイスの高度な電源喪失時保護により、強力なデータ整合性を提供します。入出力時、SSD の統合モニタリングは、メディア上のコミット済みデータの整合性を可能にし、メディアへの確認された書き込みをコミットします。
Servicing the Oracle F160 Flash Cardを参照してください。

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