サーバーの適切な内部動作温度を維持することは、サーバーの健全性のために非常に重要です。サーバーのシャットダウンやコンポーネントの損傷を防ぐには、温度超過やハードウェア関連の問題が発生したときにすぐに対処してください。
Oracle F160 フラッシュカードは、73° C までの温度で完全な帯域幅のパフォーマンスが継続的に得られるように設計されています。カードの動作が保証されているホストプラットフォームは、必要なソフトウェア更新が適用されていれば、最悪条件の環境でも最大温度まで十分な余裕を持って動作します。
ステータスインジケータを使用して、Oracle Flash Accelerator F160 PCIe カードのステータスを判断します。LED は、Oracle F160 フラッシュカードの問題を診断するための重要なステータスインジケータを提供します。Status Indicatorsを参照してください。
システムが最大動作温度を超えた場合、または、システム障害が発生してフラッシュメモリーモジュールの内部温度がこの制限を超えて上昇した場合、Oracle F160 フラッシュカードは次のように反応します。
73 °C - ドライブ書き込みスロットリングが有効になって Oracle F160 フラッシュカード電力が減少します。
Oracle F160 フラッシュカードステータスインジケータがオレンジ色で点灯、保守アクションが必要です。
ユーティリティーの出力に温度警告が表示されます。
78° C - 追加のドライブ書き込みスロットリングが有効になります。
Oracle F160 フラッシュカードステータスインジケータがオレンジ色で点灯、保守アクションが必要です。
ユーティリティーの出力にクリティカルな温度ステータスが表示されます。
![]() | 注意 - クリティカルな温度が持続するとデータが失われる可能性があります。 |
追加の保守情報については、サーバーのドキュメントを参照してください。
次の図は、回路基板の両側の Oracle F160 フラッシュカード温度センサーの位置を示しています。
(1): Oracle F160 フラッシュカードの温度センサーの位置