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Oracle® Solaris 11.3 ソフトウェアの追加と更新

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更新: 2017 年 3 月
 
 

SPARC システムのプラットフォームファームウェアの更新

選択された SPARC システムのプラットフォームファームウェアの更新は、My Oracle Support (http://support.oracle.com) からの .zip のダウンロードに加えて、Oracle Solaris IPS サポートリポジトリで入手できます。solaris パッケージパブリッシャーが Oracle Solaris サポートリポジトリからパッケージを取得するように構成されている場合は、.zip ファイルをダウンロードして展開する代わりに、pkg install コマンドを使用できます。更新にはシステム管理者による手動の手順とサーバーの電源再投入が必要であるため、IPS パッケージをインストールしてもサーバーのファームウェアは自動的には更新されません。ファームウェア更新パッケージをインストールまたは更新すると、ファイルが /var/firmware/ServerType に配信されます。ファームウェアの更新をインストールするには、含まれる README ファイルの手順に従います。

次のコマンドを使用して、使用しているプラットフォームのファームウェア更新パッケージを識別します。

$ pkg list -af 'firmware/system/*'

パッケージには、pkg:/firmware/system/ServerType という名前が付けられています。

pkg contents および pkg info コマンドを使用して、プラットフォームのパッケージに関する詳細情報を取得します。たとえば、firmware/system/T5-4 グループパッケージは、firmware/system/T5-4/sysfw9-5firmware/system/T5-4/hbafw、および firmware/system/T5-4/hwprogrammables パッケージをインストールします。pkg info コマンドは、firmware/system/T5-4/sysfw9-5 パッケージが Version 9.5.3 Patch 22270913 を提供することを示します。この例では、/var/firmware/system/T5-4/sysfw9-5/p22270913_953/README.html の手順に従って、ファームウェアの更新をインストールします。

プラットフォームの pkg:/firmware/system/ServerType パッケージをインストールしたあと、pkg update コマンドを使用して、新しいファームウェアの更新をダウンロードできます。最新のファームウェア更新パッケージをダウンロードして、最新の SRU もインストールするには、pkg update コマンドを FMRI なしで使用します。

ファームウェアの更新の詳細は、『Oracle ILOM 構成および保守用管理者ガイド、ファームウェアリリース 3.2.x』を参照してください。