サポートする予定のシステムの数は、ネットワークの構成方法に影響を与えます。組織によっては、1 つの階または 1 つのビルの中にある数十台のスタンドアロンの物理システムから成る小さいネットワークが必要な場合もあります。また、複数のビルに散在する 1000 以上のシステムを持つネットワークの設定が必要な場合もあります。このような大きい設定の場合は、ネットワークを「サブネット」と呼ばれる小区分に分割することが必要になる場合もあります。
ハードウェアに関して下す必要のある計画上の決定のいくつかを、次に示します。
ネットワークトポロジ、ネットワークハードウェアのレイアウトと接続
ネットワークでサポート可能なシステムのタイプと数 (サーバーで必要になる可能性のある仮想システムも含む)
それらのシステムに装着するネットワークデバイス
Ethernet など、使用するネットワークメディアのタイプ
ネットワークメディアの拡張またはローカルネットワークの外部ネットワークへの接続におけるブリッジ、ルーター、およびファイアウォールの使用
ブリッジの動作の詳細は、Oracle Solaris 11.3 でのネットワークデータリンクの管理 の ブリッジネットワークの概要を参照してください。
ルーターがどのように機能するかについては、ネットワーク上でのルーターの計画を参照してください。
ファイアウォールの詳細は、Oracle Solaris 11.3 でのネットワークのセキュリティー保護 の 第 5 章, パケットフィルタファイアウォールの構成および Oracle Solaris 11.3 でのネットワークのセキュリティー保護 の 第 6 章, Oracle Solaris での IP フィルタファイアウォールを参照してください。