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Oracle® Solaris 11.3 でのシステム管理のトラブルシューティング

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更新: 2016 年 11 月
 
 

システムログとメッセージングについて

syslogd コマンドを使用すると、システムメッセージの表示機能と転送機能が有効になります。これは、メッセージの優先順位とそのシステム機能の場所に基づいて、システムメッセージを読み取って、適切なログファイルまたはユーザーに転送します。syslog 構成ファイルはメッセージの転送先を制御するのに対して、syslogd コマンドは、すべてのメッセージのタイムスタンプを分間隔で記録します。デフォルトの間隔時間は 20 分に設定されます。

root 以外のユーザーにログファイルを管理する権限を付与する場合は、そのユーザーの権利プロファイルとしてログ管理を付与できます。その付与は、新しいユーザーの場合は useradd コマンド、既存のユーザーの場合は usermod コマンドとともに –P オプションを使用することによって実行できます。手順については、useradd(1M) および usermod(1M) のマニュアルページを参照してください。