ソフトウェアプロセスに問題がある場合、システムは完全にクラッシュせずに凍結、つまりハングすることがあります。ハングしたシステムから回復するには、次の手順に従ってください。
システムがウィンドウ環境を実行している場合は、次の推奨事項に従ってください。これらのリストで問題が解決できなかった場合は、手順 2 に進みます。
コマンドを入力しているウィンドウの中に、ポインタがあることを確認します。
間違って Control-S キー (画面を凍結する) を押した場合は、Control-Q キーを押します。Control-S キーはウィンドウだけを凍結し、画面全体は凍結しません。ウィンドウが凍結している場合は、他のウィンドウを試します。
可能であれば、ネットワーク上の他のシステムからリモートでログインします。pgrep コマンドを使用して、ハングしているプロセスを見つけます。ウィンドウシステムがハングしているように見える場合は、そのプロセスを特定して強制終了します。
Control-\ キーを押すことによって、強制的にプログラムの実行を終了し、(場合によっては) コアファイルを書き込みます。
Control-C キーを押すことによって、実行されている可能性があるプログラムを中断します。
リモートからログインして、システムをハングさせているプロセスを特定して強制終了します。
リモートからログインして、root 役割になってからシステムをリブートします。
システムがまだ応答しない場合は、強制的にクラッシュダンプしてリブートします。詳細は、Oracle Solaris 11.3 システムのブートとシャットダウン の クラッシュダンプを強制してシステムをリブートするを参照してください。
システムがまだ応答しない場合は、電源を切ってから数分待ち、もう一度電源を入れます。
システムがまったく応答しない場合は、ご購入先にお問い合わせください。