システム管理者は、ユーザーによるデバイスの割り当てを有効にできます。
始める前に
User Security 権利プロファイルが割り当てられている管理者になる必要があります。権利プロファイルには、solaris.auth.delegate 承認が含まれている必要があります。詳細は、Oracle Solaris 11.3 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の 割り当てられている管理権利の使用を参照してください。
一般には、solaris.device.allocate 承認を含む権利プロファイルを作成します。Oracle Solaris 11.3 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の 権利プロファイルを作成する方法の指示に従います。権利プロファイルに、次に示すような適切なプロパティーを指定します。
権利プロファイル名: Device Allocation
付与される承認: solaris.device.allocate
特権を持つコマンド: sys_mount 特権を持つ mount、および sys_mount 特権を持つ umount
Oracle Solaris 11.3 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の ユーザーへの権利の割り当ての指示に従います。次に示す役割プロパティーを参考にしてください。
役割名: devicealloc
役割の完全名: Device Allocator
役割の説明: Allocates and mounts allocated devices
権利プロファイル: Device Allocation
この権利プロファイルは、この役割に含まれているプロファイルのリストの先頭に存在する必要があります。
次のステップ
これらのユーザーにデバイス割り当ての方法を教えます。
リムーバブルメディアの割り当て例は、デバイスを割り当てる方法を参照してください。