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Oracle® Solaris 11.3 でのシステムおよび接続されたデバイスのセキュリティー保護

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更新: 2017 年 3 月
 
 

Oracle Solaris システムでの TPM の初期化とバックアップ

このセクションには、Oracle Solaris システムで TPM を初期化したり、TPM データおよび鍵をバックアップしたりするための手順が含まれています。SPARC システムと x86 システムとでは、手順が異なります。ただし、TPM を初期化するための特定の前提条件は、両方のプラットフォームで共通です。

  • システムに TPM デバイス /dev/tpm をインストールする必要があります。

  • TPM では TCG Trusted Platform Module 仕様バージョン 1.2 (別名 ISO/IEC 11889-1:2009) が使用されている必要があります。https://trustedcomputinggroup.org//tpm-main-specification/ で公開されている仕様を参照してください。

  • 次の Oracle Solaris TPM パッケージがインストールされている必要があります。

    • Trusted Platform Module ドライバ (driver/crypto/TPM)

    • TrouSerS TCG ソフトウェア (library/security/trousers)

    これらのパッケージをインストールするには、次のコマンドを使用します。

    # pkg install driver/crypto/tpm
    # pkg install library/security/trousers