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Oracle® Solaris 11.3 でのシステムおよび接続されたデバイスのセキュリティー保護

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更新: 2017 年 3 月
 
 

ユーザーのログインを一時的に無効にする方法

システムシャットダウンや定常的な保守の際にユーザーのログインを一時的に無効にします。


注 -  この手順によって、すべてのユーザーが影響を受けるわけではありません。この手順で作成された /etc/nologin ファイルが存在していても、次のユーザーは引き続きシステムにログインできます。
  • スーパーユーザー

  • root 役割が割り当てられているユーザー

  • solaris.system.maintenance 承認が割り当てられているユーザー


詳細は、nologin(4) のマニュアルページを参照してください。

始める前に

solaris.admin.edit/etc/nologin 承認が割り当てられている管理者になる必要があります。デフォルトでは、root 役割がこの承認を持っています。詳細は、Oracle Solaris 11.3 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の 割り当てられている管理権利の使用を参照してください。

  1. テキストエディタで、/etc/nologin ファイルを作成します。
    # pfedit /etc/nologin

    solaris.admin.edit/etc/nologin 承認の使用の例については、使用例 4 を参照してください。

  2. システムの利用に関するメッセージを入力します。
  3. ファイルを閉じて、保存します。
使用例 4  ユーザーログインを無効にする

この例では、ユーザーが、システム使用不可の通知の書き込みを承認されます。

$ pfedit /etc/nologin
***No logins permitted.***

***The system will be unavailable until 12 noon.***