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Oracle® Solaris 11.3 でのシステムおよび接続されたデバイスのセキュリティー保護

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更新: 2017 年 3 月
 
 

ユーザーのログインステータスを表示する方法

始める前に

logins コマンドを使用するには、User Management または User Security 権利プロファイルが割り当てられている管理者になる必要があります。デフォルトでは、root 役割がこの承認を持っています。詳細は、Oracle Solaris 11.3 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の 割り当てられている管理権利の使用を参照してください。

  • logins コマンドを使用してユーザーのログインステータスを表示します。
    # logins -x -l username
    –x

    ログインステータス情報の拡張セットを表示します。

    –l username

    指定するユーザーのログインステータスを表示します。変数 username はユーザーのログイン名です。複数のログイン名はコンマで区切ります。

    logins コマンドは、適切なパスワードデータベースを使ってユーザーのログインステータスを表示します。このデータベースは、ローカルの /etc/passwd ファイルか、ネームサービスのパスワードデータベースです。詳細は、logins(1M) のマニュアルページを参照してください。

使用例 2  ユーザーのログインステータスを表示する

次の例では、ユーザー jdoe のログインステータスが表示されます。

# logins -x -l jdoe
jdoe       500     staff           10   Jaylee Jaye Doe
/home/jdoe
/bin/bash
PS 010103 10 7 -1
jdoe

ユーザーのログイン名を示します。

500

ユーザー ID (UID) を示します。

staff

ユーザーのプライマリグループを示します。

10

グループ ID (GID) を示します。

Jaylee Jaye Doe

コメントを示します。

/home/jdoe

ユーザーのホームディレクトリを示します。

/bin/bash

ログインシェルを示します。

PS 010170 10 7 -1

    次のパスワード有効期限情報を示します。

  • パスワードの最終変更日

  • 次に変更するまでに必要な日数

  • 変更しないで使用できる日数

  • 警告期間