始める前に
logins コマンドを使用するには、User Management または User Security 権利プロファイルが割り当てられている管理者になる必要があります。デフォルトでは、root 役割がこの承認を持っています。詳細は、Oracle Solaris 11.3 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の 割り当てられている管理権利の使用を参照してください。
# logins -x -l username
ログインステータス情報の拡張セットを表示します。
指定するユーザーのログインステータスを表示します。変数 username はユーザーのログイン名です。複数のログイン名はコンマで区切ります。
logins コマンドは、適切なパスワードデータベースを使ってユーザーのログインステータスを表示します。このデータベースは、ローカルの /etc/passwd ファイルか、ネームサービスのパスワードデータベースです。詳細は、logins(1M) のマニュアルページを参照してください。
次の例では、ユーザー jdoe のログインステータスが表示されます。
# logins -x -l jdoe jdoe 500 staff 10 Jaylee Jaye Doe /home/jdoe /bin/bash PS 010103 10 7 -1
ユーザーのログイン名を示します。
ユーザー ID (UID) を示します。
ユーザーのプライマリグループを示します。
グループ ID (GID) を示します。
コメントを示します。
ユーザーのホームディレクトリを示します。
ログインシェルを示します。
次のパスワード有効期限情報を示します。
パスワードの最終変更日
次に変更するまでに必要な日数
変更しないで使用できる日数
警告期間