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Oracle® Solaris 11.3 でのシステムおよび接続されたデバイスのセキュリティー保護

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更新: 2017 年 3 月
 
 

パスワード暗号化のデフォルトアルゴリズムを変更する

デフォルトの crypt_sha256 アルゴリズムは、policy.conf ファイルの値 5 によって表されます。別のアルゴリズムに切り替えるには、別の識別子を割り当てます。パスワード暗号化アルゴリズムと対応する識別子のリストについては、表 1 を参照してください。


注 -  可能な場合は常に、FIPS 140-2 承認アルゴリズムを使用してください。FIPS 140-2 承認アルゴリズムのリストについては、Oracle Solaris 11.3 での FIPS 140-2 対応システムの使用 の Oracle Solaris システムでの FIPS 140-2 アルゴリズムのリストと証明書のリファレンスを参照してください。

新しいアルゴリズムは新しいユーザーのパスワード暗号化にのみ適用されます。既存のユーザーの場合、以前のアルゴリズムが CRYPT_ALGORITHMS_ALLOW パラメータに定義されたままで、unix 以外であれば、それが引き続き機能します。この場合に暗号化の実装状態を確認する方法については、policy.conf ファイルのアルゴリズム構成を確認してください。新しいパスワード暗号化アルゴリズムに既存のユーザーを追加するには、CRYPT_ALGORITHMS_ALLOW パラメータから以前のアルゴリズムを削除してください。

選択したアルゴリズムの構成の詳細については、policy.conf(4) のマニュアルページを参照してください。