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Oracle® Solaris 10 ゾーンの作成と使用

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更新: 2016 年 11 月
 
 

solaris10 ゾーンのサポート

solaris10 ブランドゾーンは完全ルート非大域ゾーンモデルをサポートします。必須の Oracle Solaris 10 ソフトウェアパッケージおよび追加パッケージのすべてが、ゾーン固有のファイルシステムにインストールされます。

非大域ゾーンは固有の ZFS データセット上に構築される必要があり、ZFS だけがサポートされています。ZFS データセットは、ゾーンのインストール時または接続時に自動的に作成されます。ZFS データセットを作成できない場合、ゾーンのインストールや接続は行われません。ゾーンパスの親ディレクトリも ZFS データセットである必要があります。それ以外の場合は、ファイルシステムの作成が失敗します。

ネイティブな Oracle Solaris 10 非大域ゾーンで実行されるアプリケーションまたはプログラムは、solaris10 ブランドゾーンでも動作します。

ゾーンでは、静的にリンクされたバイナリはサポートされません。


注 -  solaris10 ブランドゾーンは、ラベルが有効にされた Oracle Solaris Trusted Extensions システムに作成およびインストールできますが、このシステム構成のブランドゾーンをブートできるのは、ブートするブランドがラベル付きのブランドである場合のみです。Oracle Solaris 10 システムで Oracle Solaris Trusted Extensions を使用しているお客様は、認定されている Oracle Solaris システム構成に移行する必要があります。