問題のサマリー: SPARC クラスタ上で HA for Oracle Solaris Zones の構成ウィザードを実行している場合、ウィザードでカーネルゾーンのライブ移行の設定が許可されません。
回避方法: 代わりに clsetup ユーティリティーを使用します。修正が利用可能かどうかを確認するには、Oracle サポートにお問い合わせください。
問題のサマリー: solaris10 ブランドゾーンクラスタが Oracle Solaris Cluster ソフトウェアを含まないアーカイブでインストールされている場合、ブラウザインタフェースを使用してソフトウェアを個別にインストールすることはできません。
回避方法: solaris10 ブランドのゾーンクラスタに Oracle Solaris Cluster ソフトウェアをインストールするには、clzonecluster install-cluster コマンドを使用します。
問題のサマリー: Oracle Solaris Cluster Manager 構成ウィザードを使用していずれかのノードから 4 ノードクラスタを構成しているとき、ユーザーインタフェースは 3 つのノードを正常に構成したあとに例外を報告します。「終了」ボタンが無効になっているため、ユーザーは、ローカルノード上の最後のクラスタノードを構成できません。
回避方法 1: ブラウザインタフェース構成ウィザードを閉じ、scinstall を使用してクラスタの最後のノードを構成します。
回避方法 2: ブラウザインタフェースウィザードで例外がスローされたら、エラーを示すポップアップを閉じます。「終了」ボタンが無効になっているため、代わりに「取消し」ボタンをクリックします。ウィザードは、クラスタチェックのログが表示される最後のパネルに進みます。このパネルで「終了」ボタンを押すと、最後のノードでの構成が開始されます。
問題のサマリー: Trusted Extensions が有効になっている場合は、Oracle Solaris Cluster Manager ブラウザインタフェースを使用できません。
回避方法: Trusted Extensions でクラスタを管理するには、コマンド行インタフェースを使用します。
問題のサマリー: サーバーへの接続の失敗のエラーを含むポップアップウィンドウが表示されます。エラーステータスは 500 です。
回避方法: 既存のブラウザウィンドウを閉じ、ユーザーインタフェースに再度ログインします。
問題のサマリー: Oracle Solaris Cluster Manager ブラウザインタフェースでゾーンクラスタの詳細ページが開かれているときに、clzonecluster delete コマンドを使用して同じゾーンクラスタが削除されると、ブラウザインタフェースはいつまでもリフレッシュし続けます。
回避方法: ブラウザのすべてのタブを閉じてセッションを終了します。必要に応じて、セッション cookie を手動で削除します。ブラウザインタフェースを再起動します。
問題のサマリー: ユーザーがサイトから現在のクラスタを削除すると、サイトの詳細ページにエラーメッセージが表示されます。
回避方法: 次の回避方法の手順を実行します。
ブラウザの保存された cookie から、アプリケーションサーバーをホストしているノードの cookie を削除します。
ブラウザを使用して、同じノードに再度ログインします。
次のいずれかの方法で、サイトからクラスタを削除します。
サイトの詳細ページではなく、「サイトから離れる」アクションを使用して、すべてのサイト表のサイトから現在のクラスタを削除します。
コマンド行でコマンドを発行することによって、サイトから現在のクラスタを削除します。