SPM が使用できる前にコンソールを記録するために使用されるフラッシュファイル (/HOST/console/bootlog に保存される) が正しく動作しません。
一部のまれなケースで、起動中にハイパーバイザが開始するときにブートフラッシュ出力が停止します。SPM が起動すると、/HOST/console/history でコンソールログは引き続き使用できます。
SPM が停止したときまたは SMP ブートシーケンスが終了する前に、サーバーでエラーが発生した場合、あとの回復および診断のためにシステムフラッシュログにエラーが記録されない可能性があります。さらに、エラーは障害管理シェルまたは show faulty 出力に表示されません。
システムフラッシュログ書き込みアクションが、保存された LDom 構成と一致しない場合、LDom 構成が上書きされる可能性があります。次の電源投入イベントで、サーバーは出荷時のデフォルトモードにブートし、保存した XML 構成ファイルがブートディスクで使用できます。
回復方法: 構成を回復するには、回復モードを有効にし、サーバーをリブートします。
回復モードを有効にします。
primary# svccfg -s ldmd setprop ldmd/recovery_mode = astring: auto primary# svcadm refresh ldmd
サーバーをリブートします。
primary# reboot