Go to main content
Oracle® VM Server for SPARC OpenStack Nova ドライバおよびユーティリティー 1.0 管理ガイド

印刷ビューの終了

更新: 2016 年 9 月
 
 

Oracle VM Server for SPARC OpenStack コンピュートノードの前提条件

ハードウェア要件

  • クラウドコントローラ:

    • CPU – 少なくとも 2 Ghz プロセッサが搭載された x86 または SPARC サーバーまたは仮想マシンを使用します。

    • RAM – 少なくとも 16G バイトの RAM が搭載されています。

    • ディスク – クラウドコントローラが Cinder ボリュームストレージプロバイダとしても動作している場合、少なくとも 1T バイトのディスク容量が搭載されています。それ以外の場合、146 - 300G バイトのローカルストレージを使用できます。

  • コンピュートノード:

    • CPU – 少なくとも UltraSPARC T2 サーバーを実行する sun4v プラットフォームが必要です。少なくとも SPARC T4 シリーズサーバーを使用することをお勧めします。

    • RAM – 少なくとも 128G バイトの RAM が搭載されています。少なくとも 8G バイトを制御ドメインに割り当てるか、ローカル ZFS ボリュームを使用している場合は 16G バイトを割り当てます。

    • ディスク – ローカルファイルまたは ZFS ボリュームを使用する場合、仮想マシン用に少なくとも 300G バイトのディスク容量とローカルストレージを確保します。


      注 - コンピュートノードは、ローカルストレージを使用して VM イメージをキャッシュします。
    • ネットワーク – 制御ドメインで DefaultFixed ネットワーク構成プロファイルを使用してネットワークを構成します。

    • ノード – ライブ移行用に少なくとも 2 つのコンピュートノードが必要です。コンピュートノードのプラットフォームタイプが異なる場合、移行する仮想マシンに適した cpu-arch 値を指定します。Oracle VM Server for SPARC OpenStack コンピュートノードのフレーバの作成を参照してください。

ソフトウェア要件

  • クラウドコントローラおよびコンピュートノード:

    • 少なくとも Oracle Solaris 11.3 SRU 12 OS が実行されています。

    • クラウドコントローラ OS は、少なくともコンピュートノードで実行されているものと同じ OpenStack リリースを提供する必要があります。このリリースでは、OpenStack Kilo リリースです。

  • ゲストドメイン:

    • 少なくとも Oracle Solaris 10 1/13 OS、Oracle Solaris 11 OS、または Linux for SPARC 1.0 OS が実行されています。

    • Oracle Solaris 10 1/13 OS、Oracle Solaris 11.2 OS、Oracle Solaris 11.3 SRU 12 OS、および Linux for SPARC 1.0 OS が検証されています。

分散ロック管理の前提条件

    分散ロックマネージャーはオプションです。ただし、DLM を使用する場合、次の前提条件があります。

  • コンピュートノードの外部にある高可用性 NFSv4 サーバーが必要です。

  • 少なくとも 1G バイトの空き容量がある単一の NFSv4 共有が必要です。

  • NFSv4 共有で委託が無効になっている必要があります。

  • NFSv4 共有が root ユーザー (UID 0) と nova ユーザー (UID 85、GID 85) の両方で読み取り/書き込みになっている必要があります。