Oracle VM Server for SPARC OpenStack コンピュートノードソフトウェアの入手を参照してください。
# pkg install -g openstack-ldoms-nova-1.0.p5p nova-ldoms # pkg install -g ovs-dlm-3.4.x-bxxxx.p5p dlm
# cp /opt/openstack-ldoms/etc/setup.conf.sample /var/tmp/setup.conf
最小でも、CONTROLLER_IP、NOVA_SERVICE_PASSWORD、および NEUTRON_SERVICE_PASSWORD プロパティーの値を指定します。ほかのプロパティーによって設定された残りのデフォルト値が環境に適していることを検証してから、続行します。
LDOMS_VSW_NET=NIC は、プライマリ仮想スイッチ primary-vsw0 の NIC を指定します。たとえば、値は net0 である場合があります。
LDOMS_HOST_IP=`ipadm|grep ${LDOMS_VSW_NET}/v4|awk '{print $5}'|cut -f1 -d/` は、OpenStack クラウドコントローラと通信するために使用される IP アドレスを指定します。
LDOMS_HOSTNAME=`hostname` は、システムのホスト名を指定します。
CONTROLLER_IP=IP-address は、Keystone、Neutron、Cinder、Nova conductor サービス、およびスケジューラサービスを実行する OpenStack クラウドコントローラの IP アドレスを指定します。
NOVA_SERVICE_PASSWORD=services-password は、中央のクラウドコントローラのサービスパスワードを指定します。このパスワードは、Keystone で構成された Nova 管理サービスアカウントと一致する必要があります。
NEUTRON_SERVICE_PASSWORD=services-password は、中央のクラウドコントローラのサービスパスワードを指定します。このパスワードは、Keystone で構成された Neutron 管理サービスアカウントと一致する必要があります。
ZVOL_LOCATION=ZVOL-location は、(ZFS ボリュームサポートの使用時に) 仮想マシンに使用するローカル ZFS データセットを指定します。デフォルト値は rpool/vm_disks です。
DLM_NFS_SERVER=IP-address は、DLM を使用する場合にオプションで DLM の NFS サーバーの IP アドレスを指定します。NFS サーバーは NFSv4 であり、さらに delegation=off を指定する必要があります。DLM を無効にするには、このプロパティーを空の値に設定します。
DLM_NFS_SHARE=share-name は、DLM に使用される NFS サーバー上の NFS 共有を指定します。
CDOM_CORES=num-of-cores は、制御ドメインに割り当てられたコアの数を指定します。デフォルト値は 1 です。
CDOM_RAM=amount-of-RAM は、制御ドメインに割り当てられた RAM の容量 (G バイト単位) を指定します。デフォルト値は 16 です。
# /opt/openstack-ldoms/bin/setup.sh /var/tmp/setup.conf
# stmsboot -D fp -e
# shutdown -i6 -g0 -y