pkg upgrade コマンドの実行後に、Horizon ダッシュボードにログインしようとすると、次のエラーメッセージで失敗する可能性があります。
CSRF verification failed. Request aborted.
この問題を回避するには、クラウドコントローラで次のコマンドを実行します。
cctrl# gsed -i -e s@SECURE_PROXY_SSL_HEADER@#SECURE_PROXY_SSL_HEADER@ \ -e s@CSRF_COOKIE_SECURE@#CSRF_COOKIE_SECURE@ \ -e s@SESSION_COOKIE_SECURE@#SESSION_COOKIE_SECURE@ \ /etc/openstack_dashboard/local_settings.py
apache24 サービスを再起動します。
cctrl# svcadm restart apache24
ブラウザのキャッシュをクリアします。
http://your-cloud-controller/horizon にある Horizon ダッシュボードにアクセスします。
すべてのコンピュートノードが NTP を使用することを確認します。OpenStack は、正しく機能するためには正確な時間に依存します。
順方向と逆方向の名前解決が、OpenStack 環境内のコンピュートノードに関する情報が記載されている標準の /etc/hosts ファイルを使用して正しく機能することを確認します。また、ホストで正確なレコードと適切な検索パスを使用して DNS を完全に機能させて、本番に使用できます。
システムが少なくとも Oracle Solaris 11.3 SRU 12 OS を実行していることを確認します。
クラウドコントローラまたはコンピュートノード上のどのサービスも失敗していないことを確認します。
svcs コマンドを使用して、すべてのサービスのステータスを表示します。これを、クラウドコントローラとコンピュートノード上で実行します。
# svcs -xv