Oracle® Developer Studio 12.5 リリースの新機能

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更新: 2016 年 7 月
 
 

dbx の新機能と変更された機能

次の機能が dbx で追加または変更されました。詳細は、Oracle Developer Studio 12.5: dbx コマンドによるデバッグdbx(1) のマニュアルページ、および dbx のヘルプファイルを参照してください。dbx のヘルプファイルにアクセスするには、次のように入力します。

% dbx
(dbx) help
  • dbx のバージョンが 8.0 から 8.1 に更新。

  • 圧縮されたデバッグ情報のサポート。Oracle Developer Studio 12.5: dbx コマンドによるデバッグ の 圧縮デバッグセクション (Oracle Solaris のみ)を参照してください。

  • whatis コマンドの新しいオプション –a–a オプションはデータメンバーのみを出力します。

  • 新しい dbx 環境変数 output_data_member_onlyon に設定されている場合は、データメンバーのみを出力します。

  • Position Independent Executables (PIE) を処理するためのサポートが追加。

  • Oracle Solaris 11 の SPARC での Secured Silicon Memory (SSM) のサポートが追加。この機能を使用するには、dbx adi コマンドを使用します。

  • C++11 機能であるユーザー定義リテラルのサポート。

  • C++14 機能であるバイナリリテラル、単一引用符の桁区切り文字のサポート。

  • C11 機能である型総称式のサポート。

  • Intel プラットフォーム全体の一貫性を向上させるために、次のレジスタ名を変更。

    以前の名前
    新しい名前
    fs_base
    fsbase
    gs_base
    gsbase
    fcwd
    fcw
    fswd
    fsw
    ftw
    fctw
    mxcr_mask
    削除済み
    uesp
    削除済み

詳細は、dbxhelp changes コマンドを発行して、dbx のヘルプファイルにアクセスしてください。