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Oracle® ZFS Storage Appliance 管理ガイド、Release OS8.8.0

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更新: 2018 年 11 月
 
 

ソースおよびターゲットの互換性の確認

リモートレプリケーションは、ほとんどの Oracle ZFS Storage Appliance ソフトウェアバージョンの間で互換性があります。レプリケーションターゲットでサポートされていない機能をレプリケーション更新で使用する場合に、互換性のエラーが発生します。機能は、ソフトウェア更新または遅延更新として配布されます。

各ソフトウェアバージョンの互換性および遅延更新機能の詳細は、My Oracle Support (http://support.oracle.com/) で Oracle ZFS Storage Appliance のリモートレプリケーション互換性に関するドキュメント (Doc ID 1958039.1) を参照してください。

  1. ソースおよびターゲットアプライアンスの現在のソフトウェアバージョンを確認します。

    BUI を使用する場合は、「保守」 > 「システム」に移動します。CLI を使用する場合は、maintenance system updates に移動し、show と入力します。

  2. ソースプロジェクトまたはシェアで使用される遅延更新機能のサポートがレプリケーションターゲットで提供されていることを確認します。

    たとえば、ソースシェアが大きなブロックを使用する場合、レプリケーションターゲットでこの機能のサポートが提供されることを確認します。

  3. 必要に応じてレプリケーションターゲットでソフトウェアを更新し、遅延更新を適用します。

    詳細は、Oracle ZFS Storage Appliance 顧客サービスマニュアル、遅延更新を参照してください。

  4. (オプション) ソースアプライアンスとターゲットアプライアンスで、SSL/TLS バージョンおよび暗号化の構成の説明に従って、レプリケーションのための SSL/TLS バージョンおよび暗号化を設定します。

    サイトのセキュリティー要件に従って値を設定します。ソースアプライアンスとターゲットアプライアンスでは、バージョンおよび少なくとも 1 つの暗号化が同一である必要があります。古いファームウェアが実行されている Oracle ZFS Storage Appliance システムでは、新しい TLS バージョンで提供される暗号化がサポートされない可能性があります。