このセクションでは、Oracle ZFS Storage ZS5-4 コントローラの概要を示します。設置の手順については、ZS5-4 コントローラの設置を参照してください。保守手順については、Oracle ZFS Storage Appliance 顧客サービスマニュアルのZS5-4 コントローラの保守を参照してください。
最新のコンポーネントの仕様については、https://oracle.com/zfsstorageを参照してください。
ZS5-4 コントローラシャーシの寸法は、次のとおりです。
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ZS5-4 コントローラには、背面からアクセス可能な N+N の冗長性を備えたホットスワップ対応の電源装置が 2 個搭載されています。総消費電力について理解するには、http://www.oracle.com/goto/powercalculators にある Oracle のオンライン消費電力計算機能を使用します。
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ISO 9296 で規定されている要件に準拠し、本製品の作業環境における騒音レベルは 75 dBA 未満です (バイスタンダ位置、最大周囲ノイズ)。
ZS5-4 には 1 台または 2 台のコントローラと 1 台から 48 台のディスクシェルフが組み込まれています。各コントローラには 11 個の PCle Gen3 スロットがあります。各コントローラには、2 個のシステムディスクを収容する 6 個の 2.5 インチディスクスロットがあります。読み取りキャッシュ装置がディスクシェルフに取り付けられているため、残りの 4 個のスロットには固定フィラーパネルが付いています。次の表に、構成オプションを示します。
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コンポーネントの最新の仕様は https://www.oracle.com/storage/nas/index.html にあります。
次の図に、ZS5-4 コントローラのドライブスロットおよびフロントパネルコンポーネントを示します。
図 26 ZS5-4 のフロントパネル
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ZS5-4 コントローラの PCIe スロットおよび背面パネルコンポーネントを次の図に示します。
図 27 ZS5-4 の背面パネル
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クラスタインタフェースカードの互換性 - ZS5-4 コントローラにはバージョン 3 のクラスタインタフェースカードが含まれており、バージョン 2 との互換性はありません。
ケーブルを接続してクラスタを形成する方法については、クラスタケーブルの接続を参照してください。