このセクションでは、Oracle ZFS Storage ZS7-2 コントローラの概要を示します。設置の手順については、ZS7-2 コントローラの設置を参照してください。保守手順については、Oracle ZFS Storage Appliance 顧客サービスマニュアルのZS7-2 コントローラの保守を参照してください。
最新のコンポーネントの仕様については、https://oracle.com/zfsstorageを参照してください。
ZS7-2 コントローラシャーシの寸法は、次のとおりです。
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ZS7-2 コントローラには、背面からアクセス可能な N+N の冗長性を備えたホットスワップ対応の電源装置が 2 個搭載されています。総消費電力について理解するには、http://www.oracle.com/goto/powercalculators にある Oracle のオンライン消費電力計算機能を使用します。
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本製品の作業環境における騒音レベルは、動作時 8.1 ベル A 特性、アイドル時 5.8 ベル A 特性です (測定された音響パワー)。
ZS7-2 ハイエンドモデルには 1 台または 2 台のコントローラと 1 台から 48 台のディスクシェルフが組み込まれています。各コントローラには、背面に 11 個の PCle Gen3 スロット、前面に 12 個の 3.5 インチディスクスロットがあります。このうち 2 つはシステムディスクによって使用されています。読み取りキャッシュ装置がディスクシェルフに取り付けられているため、残りの 10 個の前面ディスクスロットには固定フィラーパネルが付いています。次の表に、構成オプションを示します。
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ZS7-2 ミッドレンジモデルには 1 台または 2 台のコントローラと 1 台から 16 台のディスクシェルフが組み込まれています。各コントローラには、背面に 11 個の PCle Gen3 スロット、前面に 12 個の 3.5 インチディスクスロットがあります。このうち 2 つはシステムディスクによって使用されています。読み取りキャッシュ装置がディスクシェルフに取り付けられているため、残りの 10 個の前面ディスクスロットには固定フィラーパネルが付いています。次の表に、構成オプションを示します。
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コンポーネントの最新の仕様は https://www.oracle.com/storage/nas/index.html にあります。
ZS7-2 コントローラのドライブスロットおよびフロントパネルコンポーネントを次の図に示します。
図 24 ZS7-2 のフロントパネル
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ZS7-2 コントローラの PCIe スロットおよび背面パネルコンポーネントを次の図に示します。
図 25 ZS7-2 の背面パネル
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ケーブルを接続してクラスタを形成する方法については、クラスタケーブルの接続を参照してください。