進行中または完了済のアクティビティの将来期間を編集します。
割当に関連付けられたアクティビティが進行中であったり、実績終了日が設定されていても、その割当に含まれる計画工数の将来期間の値をいつでも(計算日の前または後のどちらでも)編集できます。
残最早工数の場合は、割当に含まれる将来期間のうち、計算日より後の将来期間の値のみを編集できます。アクティビティが進行中の場合は、計算日より前の期間の残最早工数の値は編集できません。アクティビティに対する作業が開始される前に入力した値についても同様です。アクティビティに実績終了日が設定された後は、残工数の値を編集することはできません。
注意: アクティビティに対する作業が計画どおりに進行していない場合は、割当の残作業を再見積することで、元の計画を変更することなく、割当の残工数を更新できます。これにより、元のベースライン計画と実際に発生した作業を比較できます。プロジェクトのスケジュールが元の計画から大幅にずれていて、いくつかのアクティビティを再見積する必要がある場合は、該当する割当の計画工数を更新して、プロジェクトのベースラインを別途作成するか、既存のベースラインを更新できます。
手動で入力された将来期間の値を含む割当に対して「実績の適用」を使用します。
アクティビティに対して、またはアクティビティに割り当てられているリソースに対して「自動実績計算」が選択されている場合は、P6で実績を適用するとき、手動で入力された将来期間のデータが考慮されます。
将来期間の値を編集した割当の進捗を更新します。
割当に含まれる編集済将来期間の値に実績が適用されるかどうかは、アクティビティ進捗の更新方法に応じて異なります。
割当の残工数または残最早終了日を変更することによってアクティビティ進捗を更新する場合は、プロジェクト・オプションの「期間完了率の変更時に、実績工数とコストを再計算」が選択されていれば、実績を適用するとき、独自指定の予算工数分布を使用してアクティビティの実績工数が更新されます。
アクティビティまたは割当の実績工数を変更することによってアクティビティ進捗を更新する場合は、実績を適用しても、編集済将来期間の予算工数および残工数の値は更新されません。
将来期間の値を編集したアクティビティから進捗を除去します。
関連する割当に含まれる将来期間の値を編集したアクティビティから進捗を除去する場合は、P6により、プロジェクトのプリファレンス設定に従ってアクティビティから進捗が除去されます。
「計画期間と工数を残存値としてリセット」が選択されている場合は、その割当で編集された将来期間の計画工数値が残工数値に合せて再配分されます。
「残余期間と工数を計画値としてリセット」が選択されている場合は、その割当で編集された将来期間の残工数値が計画工数値に合せて再配分されます。
アーンド・バリュー。
P6によるアーンド・バリューの計算には、入力された将来期間のデータが考慮されます。