管理者のステップ

ユーザーがデータをマッピングして作業するため、管理者はソース、ターゲット、およびマッピングのビューポイントを持つビューを設定します。

管理者の前提条件

アプリケーションを登録するには、「アプリケーション - 作成」ロールが必要です。アプリケーションを登録すると、アプリケーションおよびデフォルト・ビューに対する所有者権限が割り当てられます。メンテナンス・ビューとビューポイントを作成するには、「ビュー - 作成」ロールが必要です。

管理者のプロセス

  1. ソース・アプリケーションおよびターゲット・アプリケーションを登録し、インポートします。
  2. マップ・バインドを作成します。これにより、階層セット、ノード・セットおよびマッピング・ビューポイントも作成されます。
  3. ソース・ディメンション、ターゲット・ディメンションおよびマッピング・ビューポイントが含まれるビューポイントを備えたメンテナンス・ビューを作成します。
  4. マッピング・キーを定義します。
  5. ターゲット・アプリケーションにデータ・マネージャ権限を付与し、マッピング・キーの場所名をユーザーに伝えます。

管理者の詳細ステップ

アプリケーションおよびディメンションの登録とインポート

アプリケーションおよびディメンションを登録およびインポートするには:

  1. 一般会計アプリケーションを登録して、ソース・ディメンションである一般会計勘定科目ディメンションをインポートします(汎用アプリケーションの操作を参照)。

    注:

    デフォルトのビュー、ビューポイント、ノード・セット、階層セット、ノード・タイプがGL勘定科目という名前で作成されます。GL勘定科目ビューポイント、ノード・セット、階層セット、ノード・タイプがGL勘定科目ディメンションにバインドされます。
  2. Planningアプリケーションを登録して、ターゲット・ディメンションであるPlanning勘定科目ディメンションをインポートします(Planningおよびフリーフォーム・アプリケーションの操作を参照)。

    注:

    デフォルトのビュー、ビューポイント、ノード・セット、階層セット、ノード・タイプがPlanning勘定科目という名前で作成されます。Planning勘定科目ビューポイント、ノード・セット、階層セット、ノード・タイプがPlanning勘定科目ディメンションにバインドされます。

マップ・バインドのソース・ノードタイプを作成します。

注:

ソース・アプリケーションのソース・ノード・タイプは使用できないため、新しいソース・ノード・タイプを作成する必要があります。ノード・タイプはディメンションとアプリケーションに対して固有です。

  1. ターゲット・ディメンションを使用して、ソース・ノードを保持するためのノード・タイプをマッピング・ビューポイントに作成します。ノード・タイプの作成を参照してください。
  2. ノード・タイプ・コンバータを作成し、各ソース・アプリケーションのノード・タイプを前述のステップ1で作成したノード・タイプに変換します。ノード・タイプ・コンバータの操作を参照してください。
  3. アプリケーション間で数値データを転送するときに符号の変更が必要となるノードをマッピングする場合(たとえば、資産を負債にマッピングする場合)は、必要に応じて、ソース・ノード・タイプにCore.Change.Signプロパティを追加します。

マップ・バインドの作成

ソース・ノードをターゲット・ノードにバインドするマップ・バインドを作成します。マップ・バインドの作成を参照してください。

ノード・タイプをマップ・バインドに追加する場合は、マップ先のすべてのターゲット・ノード・タイプと、マッピング・ビューポイント用に作成したソース・ノード・タイプを追加します。

メンテナンス・ビューの設定

ソース・ビューポイントおよびターゲット・ビューポイントが含まれるメンテナンス・ビューを設定します。

  1. メンテナンス・ビューを作成します(ビューの作成を参照)。
  2. GL勘定科目ノード・セットを使用して、ソース・ビューポイントを追加します。
  3. Planning勘定科目ノード・セットを使用して、ターゲット・ビューポイントを追加します。

    注:

    ビューポイントの作成を参照してください
  4. マップ・バインドの作成時に作成されたマッピング・ビューポイントを追加します。
  5. ターゲット・ノード・タイプを使用して、マッピング・ビューポイントの最上位ノードを作成します。

    これにより、最上位ノードの数が最小限に抑えられます。たとえば、勘定科目マッピングという名前を付けて、その下にターゲット勘定科目をドラッグ・アンド・ドロップできます。

    この図は、最上位ノードの勘定科目マッピングを含むマッピング・ビューポイントを示します。
    勘定科目マッピングの最上位ノードを示すメンテナンス・ビューの図。

ターゲット・ディメンションへのターゲット・ビューポイントのバインド

メンテナンス・ビューを使用してマッピング・キーを作成し、マッピング・データをエクスポートする前に、マッピング・ビューポイントとターゲット・ディメンションにバインドされたビューポイントの両方を含める必要があります。メンテナンス・ビューでは、ターゲット・ビューポイントはアプリケーション登録の外部で作成され、デフォルトではターゲット・ディメンションにバインドされていません。ターゲット・ビューポイントをバインドするには、ターゲット・ディメンションの既存のバインドを編集し、ターゲット・ビューポイントを指すように変更します。ディメンションにバインドされたオブジェクトの特定を参照してください。

マッピング・キーの作成

マッピング・キーはソース・ノード・タイプのターゲット・ノード・タイプへのマッピングを定義します。マッピング・キーを定義するには:

  1. マッピング・キーを作成し、ノード・タイプの相互マッピングを定義します。マッピング・ビューポイントで、ソース・ノード・タイプに取得GL勘定科目、およびターゲット・ノード・タイプにPlanning勘定科目を指定します(マッピング・キーの定義を参照)。

  2. 「場所名」MapGLtoPlanningに設定します。

ユーザーへの情報提供

次の情報をユーザーに提供します。

  • 操作するメンテナンス・ビューの名前。
  • ターゲット・アプリケーションに対する参加者(書込み)権限(アプリケーション権限の割当てを参照)。
  • エクスポート時に使用するマッピング・キーの場所名、MapGLtoPlanning

    注:

    ユーザーのステップは、ユーザーのステップを参照してください。