デリバラビリティ・トレンド・ダッシュボード
注意: このダッシュボードは、「Eメール分析マネージャ」ロールを持つユーザーのみが表示できます。
このダッシュボードでは、Eメール・チャネルのデリバラビリティ・メトリックの一目でわかるサマリーが表示されます。デリバラビリティのトレンドを経時的に分析し、トップ・バウンス・カテゴリおよびトップ・パフォーマンスISPのサマリーを得ることができます。Eメール・メッセージ・デザイナでのデリバラビリティの分析の詳細を参照してください。
このダッシュボードには、次のチャートと表が含まれます。
デリバラビリティ・トレンド・ダッシュボードを開くには:
- サイド・ナビゲーション・バーの
「Insight」をクリックし、「インタラクティブ・ダッシュボード」を選択します。
- 「ダッシュボード」> 「分析」をクリックします。
- 「分析」ページで、「Eメール」タブを選択し、「パフォーマンス」を展開します。
- 「デリバラビリティ・トレンド」をクリックします。
レポートをさらに表示するには:
「レポートをさらに表示」をクリックして、次のものを表示します。
ディメンション
ディメンションは、メジャーを分類またはフィルタリングするために使用されるデータ属性です。メジャーは、ディメンションのコンテキストなしで提示されても、それ自体では意味を持ちません。
重要: 19A以降、キャンペーンの名前、フォルダ、マーケティング・プログラム、マーケティング戦略、件名または外部キャンペーンIDを変更した場合、トリガーされた開始と標準開始の両方の過去の開始と新しい開始で、これらの新しい値がInsightで使用されます。この更新は、すべてのチャネルに適用されます。CEDでは、値のスナップショットが変更されないまま保持されるため、CEDの動作に影響することはありません。
ディメンション | 定義 |
---|---|
送信日 | 送信日に対応する日 |
バウンス・タイプ | ソフト・バウンスまたはハード・バウンス。バウンスしたEメールの詳細を参照してください。 |
バウンス・カテゴリ | バウンス・カテゴリ |
バウンス理由 | 推定不正アドレス - ハード、推定不正アドレス - ソフト、潜在的ブロック、メール・ボックス容量超過または関連、未確定 - ハードまたは未確定 - ソフトになるバウンス理由。 |
ISP | ISP |
リージョン | リージョン |
キャンペーン | キャンペーンの名前 |
件名 | Eメール・メッセージの件名 |
IPアドレス | IPアドレス |
メジャー
メジャーは、Oracle Responsysアカウントから算定して、レポートに適用した計測値です。
メジャー | 定義 |
---|---|
送信済 | 送信済メッセージの数Eメール・メッセージ・デザイナでのメッセージの作成の詳細を参照してください。 |
配信済 | 配信に成功したメッセージの数(送信数 - バウンス数) |
バウンス | バウンスされたユニークEメール・アドレス数。バウンス理由によって分類できます: 推定不正アドレス - ハード、推定不正アドレス - ソフト、潜在的ブロック、メール・ボックス容量超過または関連、未確定 - ハード、未確定 - ソフト。バウンスの詳細を確認するには、ここをクリックしてください。 |
ハード・バウンス・レート | (ハード・バウンス数/送信数) * 100% |
バウンス・レート | (バウンス数/送信数) * 100% |
ソフト・バウンス・レート | (ソフト・バウンス数/送信数) * 100% |
配信成功レート | (配信数/送信Eメール総数) * 100% |
クリックスルー・レート | (クリック総数/配信数) * 100% 配信停止数は、クリック数として登録されないため、クリックスルー・レートの計算には関与しません。このため、キャンペーンのクリックスルー・レートはその配信停止レートとは異なる場合があります。 |
迷惑メール・レート | (スパム苦情総数/配信数) * 100% |
開封率 | (開封数/配信数) * 100% |
ソフト・バウンス | ソフト・バウンス(配信不能だが、今後再び実行すれば配信可能となる可能性のあるEメール)に分類されるEメールの数。MTAによるソフト・バウンスの再試行は、追加の送信として記録されません。ただし、ソフト・バウンス・メトリックには再試行による追加のソフト・バウンスが含まれます。 |
応答者1人当たりクリック数 | (クリック総数/応答者数) |
ユニーク開封数 |
Eメール・ユニーク開封数(応答者が初めてメッセージを開封した場合のみを数える)。 ヒント: Responsysでは、受信者が過去90日において開始のメッセージを初めて開封したことが、ユニーク開封としてカウントされます。たとえば、受信者がメッセージをiPhoneとラップトップで開封した場合、メッセージのユニーク開封は1回としてカウントされます。 注意: トリガーされるキャンペーンのユニーク開封の計算には、トリガーされるキャンペーンがキャンペーンの初回の設定時に1回のみ開始された後で、過去90日に受信者がメッセージを初めて開封したときにユニーク開封がカウントされる、というニュアンスがあります。つまり、1年以上にわたって実行中のトリガーされるキャンペーンについては、90日ごとにユニーク開封が計算されるため、その年のユニーク開封数は、90日ごとのユニーク開封の合計になります。 |
ユニーク開封率 | (ユニーク開封数/配信数) * 100% |
ユニーク・クリック数 |
ユニーク・クリック数(開始ごとに各リンクを応答者が初めてクリックした場合のみを数える)。 ヒント: Responsysでは、ユニーク・クリックは、過去90日間に開始のメッセージのリンクを受信者が初めてクリックしたときにカウントされます。キャンペーンのユニーク・クリック数は、キャンペーンの各リンクのユニーク・クリック数の合計です。 対照的に、応答者は、キャンペーンのユニーク・クリッカ(つまりユニーク個人)を表します。たとえば、単一の受信者に送信されるメッセージに3つのリンクがあり、受信者が各リンクをクリックした場合は、メッセージのユニーク・クリックは3になります。ただし、応答者は1になります。 注意: トリガーされるキャンペーンのユニーク・クリックの計算には、トリガーされるキャンペーンがキャンペーンの初回の設定時に1回のみ開始された後で、過去90日に受信者がメッセージのリンクを初めてクリックしたときにユニーク・クリックがカウントされる、というニュアンスがあります。つまり、1年以上にわたって実行中のトリガーされるキャンペーンについては、(1人当たり) 90日ごとにユニーク・クリックが計算されるため、その年のユニーク・クリック数は、90日ごとのユニーク・クリックの合計になります。 |
ユニーク・クリックスルー・レート | (ユニーク・クリック数/配信数) * 100% |
配信停止数 | 配信停止数。配信停止数は、クリック数として登録されません。キャンペーンのデフォルトの配信停止アクションの設定の詳細を参照してください。 |
配信停止レート | (配信停止数/配信数) * 100% 配信停止数は、クリック数として登録されないため、クリックスルー・レートの計算には関与しません。このため、キャンペーンのクリックスルー・レートはその配信停止レートとは異なる場合があります。キャンペーンのデフォルトの配信停止アクションの設定の詳細を参照してください。 |
スパム苦情 | ISPによってResponsysにレポートされるスパム苦情の総数。このメトリックでは、特定のISPからのスパム苦情のみが考慮されます。 |
「デリバラビリティ・トレンド」チャート
デリバラビリティ・トレンドが表示されます。経時的に比較できるようにパフォーマンス・メトリックを対比させて表示できます。これを行うには、ドロップダウン・リストから比較を選択します。
「バウンス・タイプ別トップ・バウンス・カテゴリ」チャート
トップ・バウンス・カテゴリのサマリーが表示されます。バウンス・タイプ別トップ・バウンス・カテゴリを分析し、バウンス理由にドリルダウンできます。
「送信量別トップISP」チャート
トップ・パフォーマンスISPのサマリーが表示されます。「バウンス・レート」などのデリバラビリティ・メトリックでトップISPを分析し、リージョン名およびドメイン名にドリルダウンできます。
「キャンペーン別デリバラビリティ」表
Eメール・チャネルのデリバラビリティが表形式で示されます。「プログラム」、「キャンペーン」、「リージョン」および「ISP」をドリルダウンして、詳細な分析を行うことができます。