サービス・オーダー・フィールド活動の仕組み
全体的には、サービス・オーダー・フィールド活動は次のように機能します。
フィールド活動の作成
サービス・オーダー・オーケストレーション活動は、サービス・ポイント/メーター/機器の現在の状態に基づいてサービス・オーダー・フィールド活動を作成します。
必要なデータの取得
サービス・オーダー・フィールド活動は、一連の前処理アルゴリズムを使用して活動に必要なデータ(設備、サービス・ポイント、住所、発効日およびその他)を導出および移入します。
アポイントの要求(オプション)
サービス・オーダー・フィールド活動タスク・タイプでこのタイプのフィールド・タスクにアポイントが必要であることが指定されている場合、サービス・オーダー・フィールド活動はフィールド作業システムで使用可能なアポイント・スロットをチェックし、アポイント処理システムに通知を送信します。
アウトバウンド通信の作成
サービス・オーダー・フィールド活動は、フィールド作業システムにサービス・オーダー・フィールド活動を送信するアウトバウンド通信を作成します。アウトバウンド通信は、送信前に、フィールド作業システムに必要な情報を収集します。この情報は、フィールド・タスク・タイプで定義された一連の処理スクリプトによって取得されます。
インバウンド通信の受信
サービス・オーダー・フィールド活動が完了すると、フィールド作業システムはサービス・オーダー管理にインバウンド通信を返送します。
インバウンド通信には、フィールド作業の実行および完了時にフィールド・リソースが入力したフィールド活動備考を含めることができます。フィールド活動備考が完了イベントを参照する場合は、完了イベントが実行されます。
インバウンド通信は、フィールド・タスク・タイプで定義された完了イベントを作成します。サービス・オーダー・フィールド活動は、正常に完了した場合、「成功時の完了イベント」完了イベントを作成します。サービス・オーダー・フィールド活動は、取り消された場合、「取消時の完了イベント」完了イベントを作成します。
完了イベントの実行
インバウンド通信の受信後、サービス・オーダー・フィールド活動アルゴリズムは有効な完了イベントを実行済状態に遷移します。
完了処理
サービス・オーダー・フィールド活動は、次のことを実行して処理を完了します。
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親オーケストレーション活動の更新
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要求元への成功応答の送信
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親オーケストレーション活動のライフサイクルの次の状態への遷移
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連係システムへのサービス・オーダー・フィールド活動完了アウトバウンド通信の送信。