関連のない選択オーダー

フィールド作業作業班がフィールド作業の実行を終了すると、作業班に、実行する必要がある現在のタスクに関連のない他の作業が発生する可能性があります。このタイプの作業は、枝が送電線に近づきすぎている木を刈り込んだり、異なる顧客またはサービス・ポイントのメーターを交換するのと同程度に簡単です。これらのタイプのタスクは、関連のない選択活動と呼ばれます。作業班は、フィールド活動に従事したり、これを後日別の作業班に割り当てられるようにすることができます。

作業班がフィールド作業システムで関連のない選択活動を作成すると、サービス・オーダー管理に送信され、対応するサービス・オーダー・フィールド活動がシステムで作成されます。

関連のない選択活動は、次のインバウンドWebサービスのいずれかを介して作成できます。

  • フィールド活動非同期要求インバウンド(D1-FARequestAsynchronous)

  • フィールド活動同期要求インバウンド(D1-FARequestSynchronous)

作成されると、他のサービス・オーダー・フィールド活動と同様に処理されます。サービス・オーダー管理に送信される前に選択活動がフィールドで完了した場合は、「完了」状態に到達するまでそのライフサイクルを迅速に移動します(さらに処理が必要なため)。

サービス・ポイント情報の取得

関連のない選択活動が顧客に関連している場合は、サービス・ポイント情報の作成が必要になります。この情報は、「フィールド作業サービス・ポイント問合せ」(D1-FieldWorkSPQuery)インバウンドWebサービスを介してフィールド作業作業班によって問い合せることができます。

このサービスでは、サービス・ポイント基準のセットを使用して、フィールド作業班がサービス・ポイントまたは設備情報に基づいてサービスを検索できます。このサービスは、長さを構成できるサービス・ポイントのリストを返します。構成された最大長より結果数が多い場合は、サービスによって追加のレコードが存在することが示され、作業班は別の結果セットを要求して、活動に関連する適切なサービス・ポイントを識別できます。

関連のない選択活動が識別されたときに、フィールド作業班が圏外(ネットワーク接続がない)で、すぐにサービス・ポイント情報を確認できない場合があります。このような状況の場合、作業班はサービス・ポイント基準フィールドを入力して活動を作成できます。この活動がサービス・オーダー管理にインポートされると、入力した情報に基づいてサービス・ポイントの識別が試行されます。サービス・ポイントを一意に識別できる場合は、すべて通常どおり処理する必要があります。サービス・ポイントを一意に識別できない場合は、サービス・オーダー・フィールド活動がエラー状態に設定されます。