ベクトルおよび使用量計算

このルールは、ベクトルおよびスカラー量の複雑な計算の構成を容易にするように設計されています。これは、「軸の変換」、「式の適用」(最も重要)、「TOUマップの適用」などの基盤となる一連のサービスに基づいています。入力として最大5つのベクトルを受け取るように構成できます。使用連係にリンクされていて、構成済の単位/使用量識別子を持つすべての計量コンポーネントを組み合せて、1つのベクトルとみなすこともできます。スカラー変数のリストも受け入れるため、係数の値、使用トランザクション使用量、ベクトルに対する設定関数または数値として変数を取り込むことができます。

単一の式または条件式を使用してベクトルを結合できます。インターバル値とインターバル条件の両方を参照できます。この結果は、ベクトル式のインターバルごとの処理です。結果の最終ベクトルは保存したり、TOUにマップしたり、最終の設定関数(合計や最大)の対象にすることができます。

このルールでは「その他」タイプの使用量が格納されます。つまり、最終使用量を導くため様々なソースのデータがこのルールに入力として取り込まれた場合、このルールから作成される使用量には特定のサービス・ポイントや計量コンポーネントへのリンクが含まれないという意味です。

注意:

このルールのロジックの追加詳細は、D2-MATHアルゴリズム・タイプの詳細摘要を参照してください。

特定の構成フィールドの意味については、ルールを追加または編集する際の画面にある埋込みヘルプを参照してください。

ビジネス・オブジェクト

D2-Math