サービス・レベルの評価

実装の一部のバックグラウンド・プロセスについて、いくつかの条件をチェックする1つ以上のアルゴリズムを適用して、プロセスが想定どおりに実行されているかどうかを評価したい場合があります。ジョブのパフォーマンスをチェックして想定どおりの効率で実行されているかどうかを確認するために、アルゴリズムを使用できます。さらに、バックグラウンド・プロセスで処理されたデータを分析して、データの品質に問題がある可能性がないかを評価できます。

システムではバッチ管理にサービス・レベル・プラグイン・スポットが用意されており、指定されたバックグラウンド・プロセスに対して必要に応じて適切なアルゴリズムを構成できます。各アルゴリズムは、判別されたサービス・レベルを示す値を、その値である理由を示すメッセージとともに返します。次のサービス・レベル値がサポートされています。

  • 「通常」。アルゴリズムにより何の問題も検出されなかったことを示します。

  • 「警告」。アルゴリズムによりいくつかの問題が見つかったものの、それが問題を示しているとは限らないことを示します。

  • 「エラー」。アルゴリズムにより、調査が必要な問題が見つかったことを示します。

  • 「無効」。アルゴリズムにおいてサービス・レベルのロジックが正しく実行できなかったことを示します。

バッチ管理レコードを表示しているときに、なんらかのサービス・レベル・アルゴリズムが構成されている場合は、そのロジックが実行されて結果が表示されます。サービス・レベルはヘルス・チェックサービスの一部でもあります。