後処理のロジック

製品では、指定されたバッチ・ジョブのすべてのスレッドが完了した後、1つ以上のアルゴリズムの実行がサポートされています。これにより、バッチ・ジョブの最後に特別な処理を実行できます。このプラグイン・スポットのアルゴリズムは、バッチ管理、バッチ実行番号、バッチ処理営業日、スレッド数およびバッチ・ジョブのアドホック・パラメータのリストを受け取ります。

注意: このプラグイン・スポットは、すべてのJavaベースのバッチ・プログラムで使用できます。「Java (変換済)」タイプのプログラムの場合、個別のバッチ・プログラムでこのプラグイン・スポットを明示的にサポートしている必要があります。特に記載されていないかぎり、「Java (変換済)」プログラムではこれはサポートされないと想定してください。

バッチ・ジョブの最後に実行される機能の例を次に示します。

  • 従属する別のバッチ・ジョブを開始できます。このユース・ケースは、従属する複数のジョブがスケジューラ(次のジョブを発行するために1つのバッチ・ジョブが正常に終了したことも検出できる)の一部でない場合にのみ必要です。

  • バッチ実行の統計を分析し、結果に基づいて作業予定登録を管理者に送信します。

  • 現在のバッチ・ジョブが多数のスレッドの大量の子レコードを処理している場合に、親レコードを異なるステータスに、または他の監査情報で更新できます。

すべてのスレッドの作業単位は、後処理ロジックを実行する前にコミットされていることに注意してください。アルゴリズムでは標準的なエラー処理を実行します。いずれかの後処理アルゴリズムでエラーが発生すると、バッチ・ジョブ全体のステータスが「エラー」に設定され、最終ステップでロジックを再試行するようにジョブを再発行できます。