プラグイン・ドリブン・バックグラウンド・プロセス

製品にはバックグラウンド・プロセスの豊富なライブラリが付属していますが、実装では新しいプロセスの導入が必要となるビジネス要件があります。実装では、基本プロセスをテンプレートとして使用して、バックグラウンド・プロセスを最初から記述できます。ただし、製品には、必要な作業を実行するためのアルゴリズムをコールする基本バックグラウンド・プロセスも用意されています。これらはプラグイン・ドリブン・バックグラウンド・プロセスと呼ばれます。プラグイン・ドリブン・バッチ・プロセスには3つの主要なタイプがあります。

  • システム内のデータベースに格納されているレコードに作用するプロセス。これらのタイプのプロセスには、レコードを処理するロジックとともに、レコードを選択するためにSQLが必要です。
  • 情報をファイルに抽出するプロセス。これらのタイプのプロセスでは、レコードを選択するためのSQLと、情報を選択して、プロセスが各種設定に基づいて書き込むことができるように情報を返すためのロジックが必要です。
  • ファイルからデータをインポートし、結果としてレコードをシステムに格納するプロセス。これらのタイプのプロセスには、ファイルからのデータをシステムの新しい適切なレコードにマッピングできるアルゴリズムが必要です

後続の各項で、3つのタイプのプラグイン・ドリブン・バックグラウンド・プロセスについて詳細に説明します。