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JavaFX Scene Builder: JavaFX Scene Builderの概要

6 リスト・ビューおよび表ビューの追加

この章では、引続きJavaFX Scene Builderを使用して、IssueTrackingLiteサンプル・アプリケーションで各プロジェクトに割り当てられるプロジェクトおよび問題をリスト表示するのに使用されるJavaFX GUIコントロールを追加します。

次の各項を使用して、リスト・ビューおよび表ビューのコントロールをIssueTrackingLiteのGUIレイアウトに追加します。

リスト・ビューの追加

問題のプロジェクト情報を表示するリスト・ビュー・セクションを追加します。

  1. ドキュメント・パネルの「階層」セクションを選択します。

  2. 「ライブラリ」パネルの「検索」ボックスで、既存の値を消去し、viewと入力して、ビュー・スタイル設定されたGUIコントロールを検索します。

  3. 図6-1に示すように、「ライブラリ」パネルから「階層」パネルの最初のSplitPaneノードにListViewコントロールをドラッグします。

    図6-1 SplitPaneへのListViewコントロールの追加

    図6-1の説明が続きます
    「図6-1 SplitPaneへのListViewコントロールの追加」の説明

  4. メニュー・バーから、「変更」「計算されたサイズの使用」の順に選択するか、または[Ctrl]と[Shift]キーを押しながら[K]キーを押します。

  5. 「インスペクタ」パネルの「コード」セクションをクリックします。図6-2に示すように、fx:idフィールドで、選択ボタンを選択し、ドロップダウン・リストからlistを選択します。

    図6-2 ListViewコントロールのfx:idの設定

    図6-2の説明が続きます
    「図6-2 ListViewコントロールのfx:idの設定」の説明

    注意:

    fx:idプロパティ値は、ノードが挿入されるコントローラ・クラスのインスタンス変数の名前に対応しています。すべてのfx:idフィールド値は、表示されているとおりに入力する必要があります。誤って入力されると、IssueTrackingLiteサンプル・アプリケーションが正常に機能しなくなります。

  6. 「インスペクタ」パネルの「レイアウト」セクションをクリックします。「Split Pane制約」サブセクションを見つけて、親とともにサイズ変更可能チェック・ボックスの選択を解除します。

表ビューの追加

表ビュー・コントロールは、問題のリストを表示するために使用されます。

  1. 「ライブラリ」パネルの検索結果リストから、表ビューを選択します。

  2. 図6-3に示すように、「階層」パネルの2番目のSplitPane要素内でAnchorPaneのすぐ上にドラッグ・アンド・ドロップします。

    図6-3 表ビュー・コントロールの追加

    図6-3の説明が続きます
    「図6-3 表ビュー・コントロールの追加」の説明

  3. メニュー・バーから、「変更」「計算されたサイズの使用」の順に選択します。

  4. 「インスペクタ」パネルの「コード」セクションをクリックし、fx:idテキスト・フィールドにtと入力して使用可能なfx:id値のリストをフィルタし、tableを選択します。

  5. 「コンテンツ」パネルに表示される垂直および水平のスプリッタの位置を調整します。

    1. 「階層」パネルで最初のSplitPaneノードを選択します。図6-4に示すように、「コンテンツ」パネルで、dividerPositionのパーセントが約25%になるように垂直の区切りを左にドラッグします。または、「インスペクタ」パネルの「プロパティ」セクションで、区切り位置プロパティのテキスト・フィールドに0.25と入力します。

      図6-4 垂直の区切りの移動

      図6-4の説明が続きます
      「図6-4 垂直の区切りの移動」の説明

    2. 「階層」パネルで2番目のSplitPaneノードを選択します。「コンテンツ」パネルで、dividerPositionのパーセントが約35%になるように水平の区切りを上下にドラッグします。または、「インスペクタ」パネルの「プロパティ」セクションで、区切り位置プロパティのテキスト・フィールドに0.35と入力します。

  6. 表ビューで2列のプロパティを設定します。

    1. 図6-5に示すように、「コンテンツ」パネルで、C1列のタイトルをダブルクリックして、デフォルト値のかわりにNameと入力します。

      図6-5 TableColumnのタイトルの変更

      図6-5の説明が続きます
      「図6-5 TableColumnのタイトルの変更」の説明

    2. 「インスペクタ」パネルの「コード」セクションで、fx:idフィールドのドロップダウン・リストからcolNameを選択します。

    3. 「階層」パネルに戻り、2番目のTableColumnコンポーネントの行にあるC2テキストをダブルクリックします。デフォルトのテキスト・プロパティ値のC2のかわりに、Statusと入力します。

    4. 「インスペクタ」パネルの「コード」セクションで、fx:idフィールドのドロップダウン・リストからcolStatusを選択します。

  7. 表ビューに別の列を追加します。

    1. 「ライブラリ」パネルの「検索」ボックスで、既存の値を消去し、columnと入力します。

    2. 「ライブラリ」パネルからTableColumnコントロールを選択します。「コンテンツ」パネルで表ビュー内の任意の位置にドラッグ・アンド・ドロップします。新しいColumnX列が「ステータス」列の右に追加されます。

    3. 「インスペクタ」パネルの「プロパティ」セクションをクリックし、「テキスト」プロパティを概要に設定します。

    4. 「インスペクタ」パネルの「コード」セクションで、fx:idフィールドの使用可能なインスタンス変数のドロップダウン・リストからcolSynopsisを選択します。

  8. メニュー・バーから、「表示」「サンプル・データの表示」の順に選択します。
    「コンテンツ」パネルのリスト・ビューおよび表ビュー要素には、サンプル・データが移入されることに注意してください。メニュー・バーから「表示」「サンプル・データの非表示」の順に選択して、サンプル・データの表示をオフにします。

  9. すべての変更内容を保存します。

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