モジュール javafx.controls
パッケージ javafx.scene.control

クラスControl

  • すべての実装されたインタフェース:
    Styleable, EventTarget, Skinnable
    直系の既知のサブクラス:
    Accordion, ButtonBar, ChoiceBox, ComboBoxBase, HTMLEditor, Labeled, ListView, MenuBar, Pagination, ProgressIndicator, ScrollBar, ScrollPane, Separator, Slider, Spinner, SplitPane, TableView, TabPane, TextInputControl, ToolBar, TreeTableView, TreeView


    public abstract class Control
    extends Region
    implements Skinnable
    すべてのユーザー・インタフェース・コントロールのベース・クラス。 コントロールは、ユーザーが操作できるシーングラフのノードです。 コントロールは、ユーザーにとって一貫性があり、予測可能な方法で一般的なユーザー操作をサポートするために、ノードの変数と動作以外に追加の変数と動作を提供します。

    また、コントロールは明示的なスキニングをサポートして、その外観をカスタマイズすると同時に、コントロールの機能を容易に利用できるようにします。

    個々のタイプのコントロールの使用方法の詳細は、コントロールの特定のサブクラスを参照してください。

    ほとんどのコントロールではデフォルトでfocusTraversableプロパティがtrueに設定されていますが、LabelProgressIndicatorなどの読取り専用コントロールと、ScrollPaneToolBarなどコンテナとなる一部のコントロールでは設定されていません。 詳細は、個々のコントロールのドキュメントを参照してください。

    導入されたバージョン:
    JavaFX 2.0
    • コンストラクタの詳細

      • Control

        protected Control​()
        新しいコントロールを作成します。
    • メソッドの詳細

      • skinProperty

        public final ObjectProperty<Skin<?>> skinProperty​()
        Skinは、このControlのレンダリングを管理します。 Controlからの視点では、Skinはブラック・ボックスです。 Controlの状態の変更をリスニングして対応します。

        ControlとそのSkinには1対1の関係があります。 どのSkinも、Skin.getSkinnable()メソッドによってControlへの後方参照を保持します。

        スキンはnullである場合があります。

        定義:
        インタフェースSkinnableskinProperty
        関連項目:
        getSkin()setSkin(Skin)
      • setSkin

        public final void setSkin​(Skin<?> value)
        プロパティskinの値を設定します。
        定義:
        setSkin 、インタフェース: Skinnable
        プロパティの説明:
        Skinは、このControlのレンダリングを管理します。 Controlからの視点では、Skinはブラック・ボックスです。 Controlの状態の変更をリスニングして対応します。

        ControlとそのSkinには1対1の関係があります。 どのSkinも、Skin.getSkinnable()メソッドによってControlへの後方参照を保持します。

        スキンはnullである場合があります。

        パラメータ:
        value - このコントロールのスキン値
      • getSkin

        public final Skin<?> getSkin​()
        プロパティskinの値を取得します。
        定義:
        getSkin 、インタフェース: Skinnable
        プロパティの説明:
        Skinは、このControlのレンダリングを管理します。 Controlからの視点では、Skinはブラック・ボックスです。 Controlの状態の変更をリスニングして対応します。

        ControlとそのSkinには1対1の関係があります。 どのSkinも、Skin.getSkinnable()メソッドによってControlへの後方参照を保持します。

        スキンはnullである場合があります。

        戻り値:
        このコントロールのスキン
      • setTooltip

        public final void setTooltip​(Tooltip value)
        プロパティtooltipの値を設定します。
        プロパティの説明:
        このコントロールのツールチップ。
      • getTooltip

        public final Tooltip getTooltip​()
        プロパティtooltipの値を取得します。
        プロパティの説明:
        このコントロールのツールチップ。
      • setContextMenu

        public final void setContextMenu​(ContextMenu value)
        プロパティcontextMenuの値を設定します。
        プロパティの説明:
        このコントロールに対して表示するContextMenu。
      • getContextMenu

        public final ContextMenu getContextMenu​()
        プロパティcontextMenuの値を取得します。
        プロパティの説明:
        このコントロールに対して表示するContextMenu。
      • computeMinWidth

        protected double computeMinWidth​(double height)
        所定の高さに基づいて、コントロールの最小許容幅を計算します。 最小幅はControl内で計算されず、かわりに、SkinNode.minWidth(double)メソッドに計算が委任されます。 Skinがnullの場合、戻り値は0です。
        オーバーライド:
        computeMinWidth 、クラス: Region
        パラメータ:
        height - Controlの高さ。この値によって最小幅が決まる場合があります。
        戻り値:
        このコントロールの最小幅を表す倍精度浮動小数点。
      • computeMinHeight

        protected double computeMinHeight​(double width)
        所定の幅に基づいて、コントロールの最小許容高さを計算します。 最小高はControl内で計算されず、かわりに、SkinNode.minHeight(double)メソッドに計算が委任されます。 Skinがnullの場合、戻り値は0です。
        オーバーライド:
        computeMinHeight 、クラス: Region
        パラメータ:
        width - Controlの幅。この値によって最小高が決まる場合があります。
        戻り値:
        このコントロールの最小高を表す倍精度浮動小数点。
      • computeMaxWidth

        protected double computeMaxWidth​(double height)
        所定の高さに基づいて、コントロールの最大許容幅を計算します。 最大幅はControl内で計算されず、かわりに、SkinNode.maxWidth(double)メソッドに計算が委任されます。 Skinがnullの場合、戻り値は0です。
        オーバーライド:
        computeMaxWidth 、クラス: Region
        パラメータ:
        height - Controlの高さ。この値によって最大幅が決まる場合があります。
        戻り値:
        このコントロールの最大幅を表す倍精度浮動小数点。
      • computeMaxHeight

        protected double computeMaxHeight​(double width)
        所定の幅に基づいて、コントロールの最大許容高さを計算します。 最大高はControl内で計算されず、かわりに、SkinNode.maxHeight(double)メソッドに計算が委任されます。 Skinがnullの場合、戻り値は0です。
        オーバーライド:
        computeMaxHeight 、クラス: Region
        パラメータ:
        width - Controlの幅。この値によって最大高が決まる場合があります。
        戻り値:
        このコントロールの最大高を表す倍精度浮動小数点。
      • computePrefWidth

        protected double computePrefWidth​(double height)
        指定された高さに対するこのリージョンの優先幅を計算します。 Regionのサブクラスでは、このメソッドをオーバーライドして、そのコンテンツおよびレイアウト手法に基づいて適切な値を返す必要があります。 サブクラスにVERTICALコンテンツ・バイアスがない場合は、heightパラメータを無視できます。
        オーバーライド:
        computePrefWidth 、クラス: Region
        パラメータ:
        height - 推奨される幅がそれに依存する場合に使用する必要がある高さ
        戻り値:
        このリージョンの計算された優先幅
      • computePrefHeight

        protected double computePrefHeight​(double width)
        指定された幅に対するこのリージョンの優先高を計算します。Regionのサブクラスでは、このメソッドをオーバーライドして、そのコンテンツおよびレイアウト手法に基づいて適切な値を返す必要があります。 サブクラスにHORIZONTALコンテンツ・バイアスがない場合は、widthパラメータを無視できます。
        オーバーライド:
        computePrefHeight 、クラス: Region
        パラメータ:
        width - 推奨される高さがそれに依存する場合に使用する必要がある幅
        戻り値:
        このリージョンの計算された優先高
      • getBaselineOffset

        public double getBaselineOffset​()
        最初に管理される子に基づいて、ベースライン・オフセットを計算します。 このような子がない場合は、Node.getBaselineOffset()を返します。
        オーバーライド:
        getBaselineOffset 、クラス: Parent
        戻り値:
        baseline offset
      • layoutChildren

        protected void layoutChildren​()
        このParentの子をレイアウトするレイアウト・パス中に起動されます。 デフォルトでは、管理対象のサイズ変更可能なコンテンツのサイズをその優先サイズに合せて設定するのみで、ノードの配置は行われません。

        サブクラスは必要に応じてこの関数をオーバーライドし、コンテンツをレイアウトする必要があります。

        オーバーライド:
        layoutChildren 、クラス: Parent
      • createDefaultSkin

        protected Skin<?> createDefaultSkin​()
        このコントロールのデフォルト・スキンの新しいインスタンスを作成します。 これは、CSS -fx-skinを介してスキンが提供されていない場合にコントロール用のスキンを作成するために、または setSkin(...)を使用してサブクラスで明示的に設定するために呼び出されます。
        戻り値:
        このコントロールのデフォルト・スキンの新しいインスタンス。 nullの場合、コントロールにはスキンがありません(Cssで提供されている場合を除く)。
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
      • getClassCssMetaData

        public static List<CssMetaData<? extends Styleable,?>> getClassCssMetaData​()
        戻り値:
        このクラスに関連付けられたCssMetaData。スーパークラスのCssMetaDataを含むことがあります。
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
      • getControlCssMetaData

        protected List<CssMetaData<? extends Styleable,?>> getControlCssMetaData​()
        戻り値:
        コントロールのCSSでスタイル設定可能なプロパティの変更不可能なリスト
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
      • getInitialFocusTraversable

        protected Boolean getInitialFocusTraversable​()
        このコントロールの初期フォーカス・トラバーサブル状態を返します。これは、JavaFX CSSエンジンが初期値を正しく設定するために使用します。 デフォルトでは、すべてのUIコントロールはフォーカス・トラバーサブルなので、このメソッドはControlでオーバーライドされ、初期のトラバーサル状態をtrueに設定します。
        オーバーライド:
        クラスNodegetInitialFocusTraversable
        戻り値:
        このコントロールの最初のフォーカス・トラバーサル状態
        導入されたバージョン:
        9
      • queryAccessibleAttribute

        public Object queryAccessibleAttribute​(AccessibleAttribute attribute,
                                               Object... parameters)
        このメソッドは、属性の値をリクエストするためにアシスティブ・テクノロジによって呼び出されます。

        このメソッドは一般に、特定の役割に必要な属性を実装するためにサブクラスによってオーバーライドされます。
        特定の属性が処理されない場合は、スーパークラスの実装を呼び出す必要があります。

        オーバーライド:
        queryAccessibleAttribute、クラス: Parent
        パラメータ:
        attribute - リクエストされた属性
        parameters - オプションのパラメータ・リスト
        戻り値:
        リクエストされた属性の値
        関連項目:
        AccessibleAttribute
      • executeAccessibleAction

        public void executeAccessibleAction​(AccessibleAction action,
                                            Object... parameters)
        このメソッドは、引数で指定されたアクションの実行をリクエストするためにアシスティブ・テクノロジによって呼び出されます。

        このメソッドは一般に、特定の役割に必要なアクションを実装するためにサブクラスによってオーバーライドされます。
        特定のアクションが処理されない場合は、スーパークラスの実装を呼び出す必要があります。

        オーバーライド:
        executeAccessibleAction、クラス: Node
        パラメータ:
        action - 実行するアクション
        parameters - オプションのパラメータ・リスト
        関連項目:
        AccessibleAction