この章では、自動的に注釈が付けられチェックされるように、パッケージマニフェストをマシンで編集する方法について説明します。
Chapter 2, IPS を使用したソフトウェアのパッケージ化では、パッケージの発行に必要なすべての手法が取り上げられています。この章では、大きなパッケージの発行、多数のパッケージの発行、またはある期間にわたるパッケージの再発行に役立つ可能性のある追加情報を提供します。
ユーザーのパッケージには、Chapter 5, バリエーションの許可で説明しているようにバリアントまたはファセットでタグ付けする必要がある多数のアクション、またはChapter 7, パッケージインストールの一環としてのシステム変更の自動化で説明しているようにサービスの再起動によってタグ付けする必要がある多数のアクションが含まれている可能性があります。手動でパッケージマニフェストを編集したり、この作業を行うスクリプトやプログラムを作成したりするのではなく、IPS の pkgmogrify ユーティリティーを使用して、パッケージマニフェストの変換を迅速かつ正確に、そして繰り返し行います。
pkgmogrify ユーティリティーは 2 種類の規則、変換と取り込みを適用します。変換規則によってアクションが変更されます。取り込み規則によって他のファイルが処理されます。pkgmogrify ユーティリティーは、これらの規則をファイルから読み取り、それらを指定されたパッケージマニフェストに適用します。