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Oracle® Solaris 11.3 での UUCP および PPP を使用したシリアルネットワークの管理

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更新: 2015 年 10 月
 
 

認証の問題の診断と解決

次の表は、一般的な認証問題について説明したものです。

表 25  一般的な認証の問題
症状
問題
解決方法
pppd debug の出力が「Peer is not authorized to use remote address address」というメッセージを示す
PAP 認証を使用しており、リモートピアの IP アドレスが /etc/ppp/pap-secrets ファイルに存在しない
/etc/ppp/pap-secrets ファイルで、ピアのエントリのあとにアスタリスク (*) を追加する。
pppd debug の出力は LCP が起動していることを示しているが、その直後に終了してしまう
特定のセキュリティープロトコルのデータベースでパスワードが間違っている可能性がある
/etc/ppp/pap-secrets または /etc/ppp/chap-secrets ファイルでピアのパスワードを確認する。