UUCP のエラーメッセージ
このセクションには、UUCP に関連したエラーメッセージを示します。
UUCP の ASSERT エラーメッセージ
次の表に、ASSERT エラーメッセージを示します。
表 35 ASSERT エラーメッセージ | |
CAN'T OPEN
| open() または fopen() が失敗した
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CAN'T WRITE
| write()、fwrite()、fprint()、または類似のコマンドが失敗しました。
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CAN'T READ
| read()、fgets()、または類似のコマンドが失敗した
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CAN'T CREATE
| creat() 呼び出しが失敗した
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CAN'T ALLOCATE
| 動的割り当てが失敗した
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CAN'T LOCK
| LCK (ロック) ファイルを作成しようとしたが失敗した。場合によってはこのエラーは致命的である
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CAN'T STAT
| stat() 呼び出しが失敗した
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CAN'T CHMOD
| chmod() 呼び出しが失敗した
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CAN'T LINK
| link() 呼び出しが失敗した
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CAN'T CHDIR
| chdir() 呼び出しが失敗した
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CAN'T UNLINK
| unlink() 呼び出しが失敗した
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WRONG ROLE
| 内部ロジックの問題
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CAN'T MOVE TO CORRUPTDIR
| 不良な C. ファイルまたは X. ファイルを、/var/spool/uucp/.Corrupt ディレクトリに移動しようとしたが失敗しました。このディレクトリが存在しないか、モードまたは所有者が正しくない
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CAN'T CLOSE
| close() または fclose() 呼び出しが失敗した
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FILE EXISTS
| C. ファイルまたは D. ファイルを作成しようとしたが、そのファイルがすでに存在している。このエラーは、シーケンスファイルのアクセスに問題がある場合に生じる。これは通常、ソフトエラーを示す
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NO uucp SERVICE NUMBER
| TCP/IP 呼び出しを試みたが、/etc/services 内に UUCP に関するエントリがありませんでした。
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BAD UID
| ユーザー ID がパスワードデータベース内にない。ネームサービス構成の検査が必要
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BAD LOGIN_UID
| 前記と同じ
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BAD LINE
| Devices ファイル内に不良な行がある。引数が足りない行が 1 つ以上ある
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SYSLST OVERFLOW
| gename.c の内部テーブルがオーバーフローした。1 つのジョブが 30 を超えるシステムに接続しようとした
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TOO MANY SAVED C FILES
| 前記と同じ
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RETURN FROM fixline ioctl
| 失敗するはずのない ioctl(2) が失敗した。システムドライバに問題がある
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BAD SPEED
| Devices ファイルまたは Systems ファイルの中に不適正な回線速度が記述されています (Class フィールドまたは Speed フィールド)。
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BAD OPTION
| Permissions ファイルの中に不適正な行またはオプションがある。ただちに修正が必要
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PKCGET READ
| リモートマシンがハングアップした可能性がある。処置は不要
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PKXSTART
| リモートマシンが回復不可能な状態で異常終了した。通常このエラーは無視できる
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TOO MANY LOCKS
| 内部的な問題がある。システムの購入先への問い合わせが必要
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XMV ERROR
| ファイル、またはディレクトリのどこかに問題が発生している。このプロセスが実行される前に、宛先のモードがチェックされるべきであるが実行されていないなど、スプールディレクトリに問題がある可能性がある
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CAN'T FORK
| fork と exec を実行しようとしたが失敗しました。現行ジョブは失われず、あとで再試行される ( uuxqt)。処置は不要
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UUCP の STATUS エラーメッセージ
次の表に一般的な STATUS エラーメッセージを示します。
表 36 UUCP の STATUS メッセージ | |
OK
| ステータスは良好です。
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NO DEVICES AVAILABLE
| 現在、この呼び出し用に使用可能なデバイスがない。該当のシステムについて Devices ファイル内に有効なデバイスがあるかどうかを確認してください。そのシステムの呼び出しに使用するデバイスが Systems ファイル内にあるかどうかを検査してください
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WRONG TIME TO CALL
| Systems ファイルに指定されている日時以外の時点で、システムに対する呼び出しが行われた
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TALKING
| 名前どおりの機能です。
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LOGIN FAILED
| 特定のマシンのログインが失敗した。ログインまたはパスワードが正しくないか、番号が正しくないか、低速のマシンであるか、Dialer-Token-Pairs スクリプトによる処理が失敗した
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CONVERSATION FAILED
| 起動に成功したあとで対話が失敗した。一方の側がダウンしたか、プログラムが異常終了したか、回線 (リンク) が切断されたことが考えられる
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DIAL FAILED
| リモートマシンがまったく応答しない。ダイアラが不良であるか、電話番号が正しくない可能性がある
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BAD LOGIN/MACHINE COMBINATION
| あるマシンが、Permissions ファイルの条件を満たしていないログインとマシン名を使用して、ローカルマシンを呼び出そうとした。偽装の疑いがある
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DEVICE LOCKED
| 使用しようとしている呼び出しデバイスは、現在ロックされ、ほかのプロセスに使用されている
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ASSERT ERROR
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SYSTEM NOT IN Systems FILE
| システムが Systems ファイルの中に記述されていない
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CAN'T ACCESS DEVICE
| アクセスしようとしたデバイスが存在しないか、またはモードが正しくない。Systems ファイルと Devices ファイルの中の該当のエントリを検査してください。
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DEVICE FAILED
| デバイスがオープンできない
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WRONG MACHINE NAME
| 呼び出されたマシンは、予期したのとは異なる名前である
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CALLBACK REQUIRED
| 呼び出されたマシンは、そのマシンがローカルマシンをコールバックする必要があることを示している
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REMOTE HAS A LCK FILE FOR ME
| リモートマシンは、ローカルマシンに関連する LCK ファイルを持っている。そのリモートマシンがローカルマシンを呼び出そうとしている可能性がある。リモートマシンの UUCP のバージョンが古い場合は、プロセスがローカルマシンに接続しようとして失敗し、LCK ファイルがそのまま残されたことが考えられる。リモートマシンの UUCP のバージョンが新しく、ローカルマシンと通信していない場合は、LCK を持っているプロセスはハングアップする
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REMOTE DOES NOT KNOW ME
| リモートマシンの Systems ファイルの中に、ローカルマシンのノード名がない
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REMOTE REJECT AFTER LOGIN
| ローカルマシンがログインのために使用したログインが、リモートマシンが予期している内容に一致していない
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REMOTE REJECT, UNKNOWN MESSAGE
| 理由は不明だが、リモートマシンがローカルマシンとの通信を拒否した。リモートマシンが標準バージョンの UUCP を使用していない可能性がある
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STARTUP FAILED
| ログインは成功したが、初期ハンドシェークに失敗した
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CALLER SCRIPT FAILED
| このエラーは通常 DIAL FAILED と同じです。しかしこのエラーが頻発する場合は、 Dialers ファイル内の呼び出し側スクリプトに原因があることが考えられる。 Uutry を使用して検査する
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UUCP の数値エラーメッセージ
次の表に、/usr/include/sysexits.h ファイルにより生成されるエラーステータスメッセージの終了コード番号を示します。これらのすべてが現在 uucp で使用されているわけではありません。
表 37 番号による UUCP のエラーメッセージ | | |
64
| Base Value for Error Messages
| エラーメッセージはこの番号から始まります。
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64
| Command–Line Usage Error
| コマンドの使い方に誤りがあります。たとえば、引数の数が正しくない、誤ったフラグ、誤った構文などです。
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65
| Data Format Error
| 入力データになんらかの誤りがあります。このデータ形式はユーザーデータだけに使用されるもので、システムファイルには使用されません。
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66
| Cannot Open Input
| 入力ファイル (システムファイルでない) が存在しないか、または読み取れません。これには、メールプログラムに対する「No message」のようなエラーも含まれます。
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67
| Address Unknown
| 指定されたユーザーが存在しません。このエラーは、メールアドレスやリモートログインに使用されます。
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68
| Host Name Unknown
| ホストが存在しません。このエラーは、メールアドレスやネットワーク要求に使用されます。
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69
| Service Unavailable
| サービスが使用できません。このエラーは、サポートプログラムまたはファイルが存在しない場合に起こることがあります。このメッセージは、何かが正常に働かず、現時点ではその原因が特定できないことを示す場合もあります。
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70
| Internal Software Error
| 内部ソフトウェアエラーが検出されました。このエラーは、できるだけオペレーティングシステム関係以外のエラーに限定されるべきです。
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71
| System Error
| オペレーティングシステムエラーが検出されました。このエラーは、「フォークできません」「パイプを作成できません」などの条件に使用されるものです。たとえば、このエラーには passwd ファイルに存在しないユーザーに対する getuid の戻りが含まれます。
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72
| Critical OS File Missing
| /etc/passwd や /var/admin/utmpx などのシステムファイルが存在しないか、開くことができないか、または構文エラーなどのエラーがあります。
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73
| Can't Create Output File
| ユーザーが指定した出力ファイルが作成できません。
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74
| Input/Output Error
| あるファイルについて入出力を行なっているときにエラーが起こりました。
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75
| Temporary Failure. User is invited to retry
| 実際のエラーではない一時的な障害。たとえば sendmail では、これは、メールプログラムが接続を確立できなかったため、あとで要求を再試行する必要があることなどを意味します。
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76
| Remote Error in Protocol
| プロトコルの交換中に、リモートシステムが「使用不可」を示す何かを戻しました。
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77
| Permission Denied
| この操作を行うための適正なアクセス権がユーザーにありません。このメッセージはファイルシステムの問題を示すものではなく (その場合は –NOINPUT や –CANTCREAT などが使用される)、より高いレベルのアクセス権が必要であることを意味します。たとえば kre は、メールを送ることのできる学生を制限するためにこのメッセージを使用します。
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78
| Configuration Error
| システムの構成にエラーがあります。
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79
| Entry Not Found
| エントリが見つかりません。
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79
| Maximum Listed Value
| エラーメッセージの最大番号。
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