この節では、ユーザーの環境に合わせて Backup を設定し、構成するためのロードマップを示します。このマニュアルの他の参照箇所も示してあります。
『Solstice Backup 5.1 ご使用にあたって』の指示に従って、Backup をインストールし、有効にします。
Backup サーバーを構成します。
詳細は、「Backup サーバーの基本構成」を参照してください。
1 台以上のデバイスを構成します。
スタンドアロンデバイスについては、「デバイスの構成」を参照してください。
オートチェンジャ内のデバイスについては、「オートチェンジャデバイスの構成」を参照してください。Backup でのオートチェンジャの管理方法についての説明は、第 7 章「オートチェンジャモジュール」にあります。
サイロ内のデバイスについては、 「サイロのインストールと構成」を参照してください。
ファイルデバイスについては、「デバイスの構成」と「セーブセットのステージング」を参照してください。
サーバーのクライアントリソースと、サーバーに接続するその他のクライアントの構成を行います。
詳細は、「「Clients」リソース」を参照してください。
有効になってから 45 日以内に Backup ソフトウェアを登録し、受け取った認証コードを入力します。
詳細は、「ソフトウェアを登録し認証を受けるには」を参照してください。
Backup ソフトウェアには、構成作業を行わなくてもデータのバックアップが行えるデフォルトの構成が用意されています。
詳細は、第 2 章「操作前の準備」に、Backup ソフトウェアを構成して使用するために必要な、デフォルトの構成値などの基本的な情報が記載されています。
Backup の操作に慣れ、ストレージ管理がデフォルトの構成では対応しきれない規模になったら、次のコンポーネントをカスタマイズすることができます。
バックアップグループ
サーバーのバックアップの負荷を分散させるには、スケジュールされたバックアップ用のグループを作成し、このグループに対して適切なクライアントを割り当てます。グループの構成方法については 「バックアップグループの構成」を、クライアントの構成方法については 「新しいクライアントの作成方法」を参照してください。
ボリュームプールとラベルテンプレート
バックアップしたデータを、バックアップ元のクライアントやバックアップのレベルなどの特性に従って分類するために、バックアップグループに関連付けるBackup プールを構成します。分類されたデータを保持する独自のプールの作成方法については 「プール」を、ボリュームに格納される内部ラベルの構成方法については 「ラベルテンプレートのカスタマイズ方法」を参照してください。
バックアップのスケジュールとポリシー
定義済みのバックアップレベルによってバックアップサイクルをカスタマイズする場合は、「バックアップレベルによる動作」に、バックアップレベルを使ってバックアップと復旧に必要なボリュームの数を減らす方法の説明があります。「ポリシーのカスタマイズ方法」には、セーブセットのブラウズと保存のためのカスタマイズしたポリシーを定義して、データのライフサイクルを管理する方法の説明があります。
ディレクティブのカスタマイズ
クライアントのセーブセットに対して特定の命令セットを使用する場合は、「カスタマイズしたディレクティブの作成」に、適切なクライアントリソースに使用されるカスタマイズしたディレクティブの定義方法の説明があります。
通知
登録、インデックスサイズ、テープマウント、およびスケジュールされたバックアップの完了といった Backup の動作に関する情報の入手方法については、「イベント通知」を参照してください。