ヘッダーをスキップ

Oracle Inventoryユーザーズ・ガイド
リリース12
E06011-01
目次へ
目次
前のページへ
前へ
次のページへ
次へ

設定

この章のトピックは、次のとおりです。

設定の概要

この項では、Oracle Inventoryを設定するために実行する必要のある各タスクの概要を示します。

Oracle Inventoryを設定する前に、次の設定を実行してください。

設定フローチャート

このフローチャートと設定チェックリストで説明されているステップには、必須のものとオプションのものがあります。「デフォルト設定済必須ステップ」は、その設定機能に対して、デフォルト値がデータベースに事前に割り当てられていることを意味します。ただし、これらのデフォルト値を確認して、業務の要求にあわせて変更するかどうかを判断する必要があります。値を変更する場合は、該当する設定ステップを実行してください。オプションのステップは、関連機能を使用する場合か、または特定の業務機能を完了する場合のみ実行する必要があります。

本文の説明内容に関するイメージ

すでに共通アプリケーション設定(複数Oracle Applications製品の設定)を実行している場合、一部の設定ステップは実行する必要がありません。

本文の説明内容に関するイメージ

設定チェックリスト

次の表に、設定ステップとその参照先を示します。

ステップ
番号
必須ステップ・タイトルアプリケーション
ステップ1必須品目フレックスフィールドの定義共通アプリケーション
ステップ2必須品目カテゴリ・フレックスフィールドの定義共通アプリケーション
ステップ3必須品目カタログ・グループ・フレックスフィールドの定義共通アプリケーション
ステップ4必須保管棚フレックスフィールドの定義共通アプリケーション
ステップ5必須勘定科目別名フレックスフィールドの定義共通アプリケーション
ステップ6必須受注フレックスフィールドの定義共通ディストリビューション
ステップ7オプション事業所の定義共通ディストリビューション
ステップ8オプション従業員の定義共通アプリケーション
ステップ9オプション組織カレンダの定義共通アプリケーション
ステップ10必須組織の定義共通アプリケーション
ステップ11オプション組織パラメータの定義共通アプリケーション
ステップ12必須組織の変更共通アプリケーション
ステップ13必須会社間関連の定義共通ディストリビューショ ン
ステップ14オプション受入オプションの定義共通ディストリビューション
ステップ15オプションピッキング・ルールの定義共通アプリケーション
ステップ16オプションATPルールの定義共通アプリケーション
ステップ17オプション計画担当の定義Oracle Inventory
ステップ18必須単位区分の定義共通アプリケーション
ステップ19オプション単位の定義共通アプリケーション
ステップ20オプション単位換算の定義共通アプリケーション
ステップ21必須保管場所の定義共通アプリケーション
ステップ22オプション保管棚の定義Oracle Inventory
ステップ23必須品目属性管理の定義Oracle Inventory
ステップ24必須カテゴリの定義Oracle Inventory
ステップ25必須カテゴリ・セットの定義Oracle Inventory
ステップ26必須デフォルト・カテゴリ・セットの定義Oracle Inventory
ステップ27必須ステータスの定義共通アプリケーション
ステップ28オプション品目カタログ・グループの定義Oracle Inventory
ステップ29オプション品目タイプの定義Oracle Inventory
ステップ30オプション品目テンプレートの定義Oracle Inventory
ステップ31オプション品目の定義Oracle Inventory
ステップ32オプション相互参照タイプの定義Oracle Inventory
ステップ33オプション品目削除制約の定義共通アプリケーション
ステップ34必須原価タイプの定義共通アプリケーション
ステップ35オプション原価活動の定義共通アプリケーション
ステップ36オプション資材副原価要素の定義共通アプリケーション
ステップ37オプション間接材料費の定義共通アプリケーション
ステップ38オプションデフォルト間接材料費レートの定義共通アプリケーション
ステップ39オプション運送業者の定義共通アプリケーション
ステップ40オプション組織出荷ネットワークの定義Oracle Inventory
ステップ41オプション出荷方法の定義Oracle Inventory
ステップ42オプション移動統計パラメータの定義Oracle Inventory
ステップ43オプション経済ゾーンの定義Oracle Inventory
ステップ44オプション勘定科目別名の定義Oracle Inventory
ステップ45オプション取引ソース・タイプの定義共通アプリケーション
ステップ46オプション取引タイプの定義共通アプリケーション
ステップ47オプション取引事由の定義共通アプリケーション
ステップ48オプション購買オプションの定義共通アプリケーション
ステップ49必須会計期間の定義共通アプリケーション
ステップ50オプションインタフェース・マネージャの要求共通アプリケーション
ステップ51必須プロファイル・オプションの設定Oracle Inventory
ステップ52オプションコンテナ・タイプの定義共通ディストリビューション
ステップ53オプション商品コードの定義共通ディストリビューション
ステップ54オプション顧客品目の定義共通ディストリビューション
ステップ55オプション顧客品目相互参照の定義共通ディストリビューション
ステップ56オプション通知リストの定義Oracle Inventory
ステップ57オプション不足分パラメータの定義Oracle Inventory
ステップ58オプションカンバン・プル順序の定義Oracle Inventory

設定ステップ

ステップ1 システム品目フレックスフィールドの定義(必須)

品目の定義を開始する前に、システム品目フレックスフィールドを設計および構成する必要があります。フレックスフィールドに含める個別セグメントの数、各セグメントの文字数、およびセグメントに割り当てる値を検証するかどうかを指定する必要があります。フレックスフィールドの体系および適用可能な値セットを定義した後は、フレックスフィールド定義を確定してコンパイルする必要があります。

品目を参照するすべてのOracle Applications製品は、システム品目フレックスフィールドを共有し、複数セグメントの導入をサポートします。したがって、他の製品の設定時にすでにこのフレックスフィールドが構成済の場合、このステップを実行する必要はありません。

このステップおよびそれに続く5つのステップの詳細は、「Oracle Inventoryフレックスフィールド」、『Oracle Applicationsフレックスフィールド・ガイド』の「キー・フレックスフィールド・セグメント」、『Oracle Applicationsフレックスフィールド・ガイド』の「キー・セグメント値」、および『Oracle Applicationsフレックスフィールド・ガイド』の「値セット」を参照してください。

ステップ2 品目カテゴリ・フレックスフィールドの定義(必須)

すべての品目をカテゴリに割り当てる必要があるため、品目の定義を開始する前に、品目カテゴリ・フレックスフィールドを設計および構成する必要があります。フレックスフィールドに含める個別セグメントの数、各セグメントの文字数、およびセグメントに割り当てる値を検証するかどうかを指定する必要があります。フレックスフィールドの体系および適用可能な値セットを定義した後は、フレックスフィールド定義を確定してコンパイルする必要があります。フレックスフィールド定義のコンパイルにより、「品目カテゴリ・フレックスフィールド」ポップアップ・ウィンドウが有効になります。

品目カテゴリ・フレックスフィールドに対して、それぞれ別のカテゴリ・グループ・スキームに対応する複数の体系を定義できます。その後、定義するカテゴリおよびカテゴリ・セットにこれらの体系を関連付けることができます。

ステップ3 品目カタログ・グループ・フレックスフィールドの定義(必須)

業界標準のカタログ内の品目に対して入力する場合や、特定の摘要要素に従って品目をグループ化する場合は、品目カタログ・グループ・フレックスフィールドを構成する必要があります。フレックスフィールドに含める個別セグメントの数、各セグメントの文字数、およびセグメントに割り当てる値を検証するかどうかを指定する必要があります。フレックスフィールドの体系および適用可能な値セットを定義した後は、フレックスフィールド定義を確定してコンパイルする必要があります。フレックスフィールド定義のコンパイルにより、「品目カタログ・グループ・フレックスフィールド」ポップアップ・ウィンドウが有効になります。

品目カタログを使用しない場合でも、品目を定義するには、最低1つのセグメントを有効化してこのフレックスフィールドをコンパイルする必要があります。

ステップ4 保管棚フレックスフィールドの定義(必須)

品目の通路、列、ビン・インジケータなど、特定の保管棚を追跡している場合は、保管棚フレックスフィールドを構成し、組織内で保管棚管理を実施する必要があります。フレックスフィールドに含める個別セグメントの数、各セグメントの文字数、およびセグメントに割り当てる値を検証するかどうかを指定する必要があります。フレックスフィールドの体系および適用可能な値セットを定義した後は、フレックスフィールド定義を確定してコンパイルする必要があります。フレックスフィールド定義のコンパイルにより、「保管棚フレックスフィールド」ポップアップ・ウィンドウが有効になります。

保管棚管理を導入しない場合でも、すべてのOracle Inventory取引および手持数量の照会およびレポートには確定したフレックスフィールド定義が必要なため、保管棚フレックスフィールドをコンパイルする必要があります。ただし、特定の方法でフレックスフィールドを構成する必要はありません。

注意: 保管棚フレックスフィールド定義を再コンパイルする場合は常に、「モバイル取引用の在庫保管棚フレックスフィールド定義の生成」コンカレント・プログラムを実行して、モバイル取引に使用されるフレックスフィールド定義を再コンパイルする必要があります。

注意: Oracle Mobile Supply ChainアプリケーションまたはWarehouse Managementを使用する場合は、サーバーをバインドして変更を表示する必要があります。

ステップ5 勘定科目別名フレックスフィールドの定義(必須)

頻繁に使用する勘定科目番号の組合せへの論理参照を定義して、それらを取引ソース・タイプとして使用する場合は、勘定科目別名フレックスフィールドを構成し、勘定科目別名を定義する必要があります。フレックスフィールドに含める個別セグメントの数、各セグメントの文字数、およびセグメントに割り当てる値を検証するかどうかを指定する必要があります。フレックスフィールドの体系および適用可能な値セットを定義した後は、フレックスフィールド定義を確定してコンパイルする必要があります。フレックスフィールド定義のコンパイルにより、「勘定科目別名フレックスフィールド」ポップアップ・ウィンドウが有効になります。

勘定科目別名を使用しない場合でも、すべてのOracle Inventory取引の照会およびレポートには確定したフレックスフィールド定義が必要なため、勘定科目別名フレックスフィールドをコンパイルする必要があります。ただし、特定の方法でフレックスフィールドを構成する必要はありません。

ステップ6 受注フレックスフィールドの定義(必須)

受注で指定された顧客の需要を満たすよう在庫から品目を出荷するには、Oracle Order Managementを使用しているかどうかに関係なく、受注フレックスフィールドを構成する必要があります。フレックスフィールドに含める個別セグメントの数、各セグメントの文字数、およびセグメントに割り当てる値を検証するかどうかを指定する必要があります。フレックスフィールドの体系および適用可能な値セットを定義した後は、フレックスフィールド定義を確定してコンパイルする必要があります。フレックスフィールド定義のコンパイルにより、「受注フレックスフィールド」ポップアップ・ウィンドウが有効になります。

受注に対して品目を出荷しない場合でも、すべてのOracle Inventory取引の照会およびレポートには確定したフレックスフィールド定義が必要なため、受注フレックスフィールドをコンパイルする必要があります。ただし、特定の方法でフレックスフィールドを構成する必要はありません。

ステップ7 事業所の定義(オプション)

組織自体に使用する事業所および組織内で使用する事業所の名前および所在地を定義します。Oracle Inventoryおよび他のOracle Applications製品では、購買依頼、受入、出荷、請求、および従業員割当に事業所が使用されます。関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』の「事業所の設定」

ステップ8 従業員の定義(オプション)

従業員の名前、所在地、およびその他の個人情報詳細を入力します。この情報は、Oracle Inventoryにより、アプリケーション内の従業員フィールドのクイックピック・ソースとして使用されます。従業員情報は、主に、循環棚卸と実地棚卸を実行する従業員を記録するために使用されます。関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』の「新しい個人レコードの作成」

ステップ9 組織カレンダの定義(必須)

在庫予測、再発注点計画、ATP分析、在庫不足メッセージ、または循環棚卸を実行する場合は、稼働日カレンダを定義する必要があります。例外セットを割り当てて、休日、予定されているメンテナンス、または拡張された停止時間を示すことができます。定義が完了するとカレンダは自動的に生成されます。関連項目: 『Oracle Bills of Materialユーザーズ・ガイド』の「稼働日カレンダの作成」

ステップ10 組織の定義(必須)

Oracle Inventoryを使用する前に、1つ以上の組織を定義する必要があります。組織は会社内の明確なエンティティを示し、個別の製造施設、倉庫、物流センター、および支店を含む場合があります。関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』の「組織の作成」

Oracle Inventoryでは複数の組織および複数の元帳を導入できるため、自分の組織に関連付けられた元帳を指定する必要があります。

注意: 複数組織インストールが実施されている場合は、フィールドが必須でない場合でも、在庫組織の定義時に「営業単位」を必ず指定してください。

Oracle Inventoryの設定後に、Oracle Inventoryにアクセスするときは常に組織を指定する必要があります。この組織は、その後のすべての操作で現行組織として使用されます。現行組織は、「組織の変更」ウィンドウを使用していつでも変更できます。

ステップ11 組織パラメータの定義(必須)

品目を定義するかまたはなんらかの取引を実行する前に、組織に対する管理オプションとアカウント・デフォルトを定義する必要があります。一意の短縮コードを組織に割り当て、このコードを使用して作業対象の組織を識別できます。また、自分の組織に対するマスター組織および原価計算組織を指定する必要があります。関連項目: 「組織パラメータ」ウィンドウ

ステップ12 組織の変更(必須)

通常、Oracle Inventoryへのログイン時には、定義した組織から1つの組織を選択するよう求められます。ただし、Oracle Inventoryを初めて設定するとき、組織は存在しません。したがって、組織を定義してパラメータを設定するまでの最初のいくつかの設定ステップでは、特定の組織が選択されていない状態でOracle Inventoryを操作します。

ただし、設定プロセスのこの時点からは、現行組織として特定の組織を指定する必要があります。「組織の変更」ウィンドウを使用して、前述のステップで作成した組織のうちの1つに変更します。またはOracle Inventoryからログアウトし再度ログインして、Oracle Inventoryに最初の組織を選択させることもできます。関連項目: 『Oracle Master Scheduling/MRPおよびOracle Supply Chain Planningユーザーズ・ガイド』の「組織の変更」

ステップ13 会社間関連の定義(必須)

複数組織環境で、2つの営業単位(通常は出荷組織と販売組織)の間に会社間関連が必要な場合は、「会社間関連」ウィンドウで関連を定義する必要があります。関連項目: 会社間関連の定義

会社間関連を定義するには、Oracle InventoryおよびOracle Receivablesがインストールされている必要があります。Oracle Payablesがインストールされていない場合、「販売のためAP請求書」リージョン内のフィールドは必須ではありません。

ステップ14 受入オプションの定義(オプション)

移動中在庫勘定を使用して組織間出荷を実行する場合、「受入」ウィンドウを使用して組織に送られる品目を受け入れる必要があります。品目を受け入れるには、システム内で受入を制御するオプションを定義する必要があります。品目レベルで定義したオプションの一部を上書きできます。関連項目: 『Oracle Purchasingユーザーズ・ガイド』の「受入オプションの定義」

Oracle PurchasingをOracle Inventoryと組み合せて使用する場合は、発注受入の受入システムも使用できます。このとき、仕入先レベル、発注レベル、および品目レベルで定義したオプションを上書きできます。

ステップ15 ピッキング・ルールの定義(オプション)

受注に対しOracle InventoryとOracle Shipping Executionを使用して顧客に品目を出荷する場合は、ピッキング・ルールを定義する必要があります。品目にピッキング・ルールを割り当て、Oracle Inventoryが受注に対しその品目のユニットを選択する際に使用する優先度を定義します。受注のピック・リリース時、Oracle Shipping Executionは、Oracle Inventoryに対し、ここに入力した情報を使用して受注のピック・リストを作成するよう要求を発行します。関連項目: ピッキング・ルールの定義

ステップ16 ATPルールの定義(オプション)

供給と需要の情報および様々な累計と消込の基準に基づいて、将来、品目有効数量をチェックする場合は、ATP(有効在庫数量)ルールを定義する必要があります。ATPルールにより、要求日、または要求されている品目数量が初めて有効となる最初の日、あるいはその両日における品目の有効数量を計算する際にOracle Inventoryが使用するオプションが定義されます。関連項目: 「ATPルールの定義」

ステップ17 計画担当の定義(オプション)

特定の品目または品目グループを担当するパーティの名前を継続的に追跡する場合、計画担当を定義する必要があります。その後、品目に対して計画エンティティまたは計画担当を割り当てます。関連項目: 『Oracle Master Scheduling/MRPおよびOracle Supply Chain Planningユーザーズ・ガイド』の「計画担当の定義」

ステップ18 単位区分の定義(必須)

単位(UOM)区分および各区分の基準単位を定義する必要があります。UOM区分は、「容積」や「長さ」など、類似特性を持つ単位のグループを表します。Oracle Inventoryは、基準単位を使用して、各区分内の単位間および2つの異なるUOM区分間の換算を実行します。関連項目: 単位区分の定義

ステップ19 単位の定義(必須)

品目の追跡、移動、保管、および棚卸を行うには、単位を定義する必要があります。Oracle Inventoryで定義する各品目には基準単位が設定されている必要があり、Oracle Inventoryで実行する各取引には取引数量に関連付けられた単位が設定されている必要があります。関連項目: 単位の定義

ステップ20 単位換算の定義(オプション)

基準単位以外の単位で品目を取引できるようにするには、UOM区分内で基準単位とその他の単位間の換算レートを定義する必要があります。Oracle Inventoryは、これらの換算を使用して、取引数量を取引中の品目の基準単位に自動換算します。関連項目: 単位換算の定義

基準UOM区分以外の区分に属する単位で品目を取引する場合は、それぞれのUOM区分の基準単位間の換算を定義する必要があります。Oracle Inventoryは、この情報を使用して、それぞれのUOM区分に属する単位間を換算します。つまり、ボックスやキログラムなどの異なる単位間の換算レートを定義できます。

たとえば、品目XYZの基準単位がEACH(個)の場合、1EACH(個)の品目XYZの重さを50LB(オンス)に指定できます。これにより、品目XYZをLBで取引することができます。Oracle Inventoyで取引数量はEACHに変換され、それに応じて品目数量は保存および更新されます。

ステップ21 保管場所の定義(必須)

各組織には最低1つの保管場所を定義する必要があります。保管場所は、原材料、完成品、欠陥資材、または冷凍庫などの在庫を物理的または論理的にグループ化するものです。在庫取引の実行時には常に、保管場所間または保管場所内で各品目を移動する必要があります。定義する保管場所の数は、組織の構成方法によって異なります。関連項目: 保管場所の定義

ステップ22 在庫保管棚の定義(オプション)

組織全体または特定の保管場所に「事前設定保管棚管理」を導入する場合、在庫保管棚を定義する必要があります。保管棚により、ラックまたはビン、あるいは通路、列、またはビンなど、品目を保管する保管場所内の物理的領域が特定されます。保管棚管理を有効化している場合、在庫取引の実行時には常に、保管場所と保管棚の組合せ間で各品目を移動する必要があります。関連項目: 在庫保管棚の定義

ステップ23 品目属性管理の定義(必須)

Oracle Inventoryが各品目属性を保守するレベル(品目マスター・レベル、品目レベル、または組織レベル)を指定する必要があります。品目属性は品目に関する情報で、たとえば、発注原価、リード・タイム、品目ステータス、改訂管理、税金コード、定価、資産カテゴリ、基準単位などがあります。特定の属性に対して品目マスター・レベルを選択している場合、品目マスター内の属性の値は保守され、その値は、その品目が存在し品目マスターを使用するすべての組織で同じとなり、品目レベルまたは組織レベルで更新できません。反対に、品目レベルまたは組織レベルで保守されている品目属性は、品目レベルまたは組織レベルで更新することができます。関連項目: 品目属性管理の定義

ステップ24 カテゴリの定義(必須)

カテゴリを定義して、類似特性を持つ品目をグループ化する必要があります。定義する各カテゴリには、使用するフレックスフィールド体系を定義する必要があります。カテゴリに対して選択するフレックスフィールド体系によって、それが他のカテゴリとどのようにグループ化されるかが決定されます(類似したフレックスフィールドがグループ化される可能性があります)。関連項目: カテゴリの定義

ステップ25 カテゴリ・セットの定義(必須)

カテゴリ・セットを定義して、異なるカテゴリ・グループ化スキームを作成する必要があります。カテゴリ・セットにより、カテゴリは、在庫、原価、購買、受注などの機能領域にグループ化されます。各カテゴリ・セットに異なるフレックスフィールド体系を関連付けることで、カテゴリに対し異なるネーミング構造を導入できます。同一のフレックスフィールド体系を持つカテゴリのみを、単一カテゴリ・セット内のカテゴリ・セットとしてグループ化できます。たとえば、「金属」、「ゴム」および「紙」を在庫カテゴリ・セットのメンバーにし、一方で「課税」および「非課税」を原価カテゴリ・セットのメンバーにすることができます。また、メンバーとして「高」、「中」および「低」を持つ優先度などのカテゴリ・セットを作成し、それを個人の品目グループ化メカニズムとしてレポートに使用できます。

品目の定義時、品目に対し1つまたは複数のカテゴリ・セットを割り当てることができます。カテゴリ・セット内では、品目に対し複数のカテゴリを割り当てることができます。Oracle Inventoryをインストールまたはアップグレードする場合は、Oracleによりデフォルトで「在庫」カテゴリ・セットが提供されます。Oracle Inventoryを以前のバージョンからアップグレードする場合、既存のカテゴリは、このカテゴリ・セットに割り当てられます。関連項目: カテゴリ・セットの定義

ステップ26 デフォルト・カテゴリ・セットの定義(必須)

事前定義された7つの各機能領域に対し、デフォルト・カテゴリ・セットを定義する必要があります。Oracle Inventoryでは、特定の機能領域に使用される品目が、その機能領域に関連付けられたカテゴリ・セットに自動的に割り当てられます。Oracle Inventoryでは、機能領域に関連する製品のすべてのカテゴリ・セット・フィールドで、適切なカテゴリがデフォルト設定されます。それらの機能領域全体で品目のグループ化の方法が同じである場合は、1つ以上の機能領域に対して同じカテゴリ・セットを選択できます。関連項目: デフォルト・カテゴリ・セットの定義

ステップ27 ステータスの定義(必須)

品目に割り当てるステータスを定義して、品目に対して許可するアクティビティのレベルを指定する必要があります。ステータスは、ステータス属性ごとに「Yes」または「No」で指定します。ステータス属性は機能領域ごとにフラグとして存在し、それらに対し品目を「在庫保有可能」、「取引可能」、「購買可能」、「製造品」、「顧客受注可能」、「社内発注可能」、「BOM可能」、および「請求有効」に設定します。品目の定義時には、ステータスを使用してステータス属性の値を制御するか、またはそのデフォルト値を設定できます。関連項目: 品目ステータス・コードの定義

ステップ28 品目カタログ・グループの定義(オプション)

業界標準のカタログ内の品目に対して入力する場合や、特定の摘要要素に従って品目をグループ化する場合は、品目カタログ・グループを定義する必要があります。品目カタログ・グループは複数の摘要要素で構成され、この摘要要素には特定の値のセットを割り当てます。品目をカタログ・グループに割り当てるときは、グループから摘要要素を選択して、各摘要要素の値を定義できます。関連項目: 品目カタログ・グループの定義

たとえば、自転車という名前の品目カタログ・グループを定義します。「タイプ」、「サイズ」および「色」の摘要要素をグループに割り当てます。「マスター品目」ウィンドウで、グループ自転車に品目XYZ123を割り当て、各摘要要素に対して、「レーサー、20インチ、赤」や「マウンテン・バイク、18インチ、青」などの値を選択します。これにより、一意の品目番号(XYZ123)と自転車カタログ(レーサー、20インチ、赤)の両方によって品目を参照できるようになります。

ステップ29 品目タイプの定義(オプション)

定義する品目のタイプを独自の用語によって識別する場合は、独自の品目タイプを定義する必要があります。Oracle Inventoryには、「完成品」、「オプション区分」、「キット」、「購買品目」など、複数の事前定義済品目タイプが用意されています。品目の定義時には、事前定義済品目タイプの1つを選択するか、または独自の品目タイプを選択できます。また、Oracle Inventoryには、事前定義済品目タイプに合せた複数の品目テンプレートが用意されています。品目の定義時には、これらのテンプレートおよび他のユーザー定義のテンプレートを使用します。関連項目: 品目タイプの定義

ステップ30 品目テンプレートの定義(オプション)

いくつかの属性が同じ値である品目を多数定義する場合は、品目テンプレートを定義して作業の重複を回避できます。品目テンプレートは、品目の定義または更新に使用する属性値の標準的な組合せです。品目に対してテンプレートを適用するときには、テンプレートで有効化する属性に対し、品目属性値をテンプレート属性値に設定します。1つの品目に対し同じまたは異なるテンプレートを何度でも適用できます。新規のテンプレートを適用するたびに、品目の定義は以前のテンプレートと異なる属性について更新されます。品目に属性がすでに存在する場合、(最後のテンプレート適用以後の)最新の値により以前の値は上書きされます。関連項目: 品目テンプレートの定義

たとえば、単位がEACH(個)で「循環棚卸可能」が「Yes」のテンプレートを適用します。その後、「循環棚卸可能」が「No」で「保管費」が$25.00の新規のテンプレートを適用します。これにより、品目定義には、単位EACH、「循環棚卸可能」「No」、および「保管費」$25.00の3つの属性が含まれるようになります。

ステップ31 品目の定義(オプション)

このフォームを使用して、品目およびそれらに関連付けられた属性(摘要、リード・タイム、単位、ロット管理など)を定義および更新します。関連項目: 品目の定義

ステップ32 相互参照タイプの定義(オプション)

品目番号と他のエンティティ(旧品目番号など)の関連を保守する場合、相互参照タイプを定義する必要があります。これらの相互参照タイプを使用して、相互参照を定義し、在庫品目に関する追加情報を保管できます。

たとえば、旧品目番号を追跡するための相互参照タイプOLD、および仕入先部品番号を追跡するためのタイプSUPPLIERを作成できます。その際、「相互参照タイプ」ウィンドウを使用して相互参照のリストを作成し、品目番号を、その対応する旧部品番号またはその対応する仕入先部品番号のいずれかまたは両方に関連付けできます。Oracle Inventoryにより、すべての品目とその対応する相互参照をリスト化したレポートが提供されます。関連項目: 相互参照タイプの定義

ステップ33 品目削除制約の定義(オプション)

特定のビジネス・ルールを強制し、Oracle Inventoryによって品目の削除が許可される前に実行するカスタム・チェックを追加する場合は、品目削除制約を定義して、標準の品目削除条件を補足する必要があります。データがこれらの条件を満たさない場合、Oracle Inventoryでは品目の削除が回避されます。ジョブ計画またはライン型製造オーダーがある品目は削除できない、受注または発注が参照する場合はその品目を削除できない、など、いくつかの標準の削除条件が事前定義されています。関連項目: 『Oracle Bills of Materialユーザーズ・ガイド』の「カスタム削除制約の作成」

ステップ34 原価タイプの定義(必須)

原価タイプを入力する前に、原価タイプを定義する必要があります。原価タイプは、過去、現在、および将来の原価に使用する原価の組合せであり、またシミュレーションにも使用します。原価タイプは必要に応じていくつでも作成できますが、Oracle Inventoryのインストールは、「確定済」、「平均」、および「保留中」の3つの事前定義された原価タイプが含まれています。これらは、品目で現在使用される原価で、資材費および間接費を含みます。関連項目: 『Oracle Cost Managementユーザーズ・ガイド』の「原価タイプの定義」

組織で標準原価計算を使用している場合、すべての取引で、取引時に確定済原価が使用されます。「標準原価更新」を実行して、確定済原価を更新できます。原価計算方式が平均原価計算の場合、Oracle Inventoryでは「平均」原価タイプが使用され、適切な取引の後に、平均原価は自動的に更新されます。また、原価履歴や製品原価シミュレーションなど、ユーザー固有の目的やその他の目的に使用する原価タイプを定義できます。その後、それらの原価タイプに基づく様々な原価レポートを発行できます。

ステップ35 原価活動の定義(オプション)

組織で実行される作業のコストおよびパフォーマンスを測定する場合、原価活動を定義する必要があります。活動とは時間と費用を消費する処理および手続きのことです。原価要素と原価コードだけでなく、すべての原価が活動に関連します。活動には、実行時間や設定時間のように品目の製造に直接関連するものと、発注書作成、給与計算のように間接的に関連するものがあります。活動基準原価計算の目的は、製品原価、特に間接費原価を正確に識別することです。関連項目: 『Oracle Cost Managementユーザーズ・ガイド』の「活動および活動原価の定義」

ステップ36 資材副原価要素の定義(オプション)

品目原価の表示および柔軟性を向上させる必要がある場合は、資材副原価要素を定義します。副原価要素は、原価要素をより細かく区分したものです。定義するすべての副要素に対し、原価の副要素への割当方法(基準タイプ)を入力する必要があります。関連項目: 『Oracle Cost Managementユーザーズ・ガイド』の「資材副原価要素の定義」

ステップ37 間接材料費の定義(オプション)

組織の間接費レートを追跡している場合、間接材料費を定義する必要があります。運送費、通関費、購買費用など、間接材料費はいくつでも定義できます。品目を在庫に受け入れると、各間接費は変更されます。平均原価計算を使用している組織では、間接材料費を使用できません。関連項目:『Oracle Cost Managementユーザーズ・ガイド』の「間接費の定義」

ステップ38 デフォルトの間接材料費レートの定義(オプション)

間接材料費を使用している場合、組織レベルまたはカテゴリレベルでデフォルトのレートを入力できます。品目の定義時に、Oracle Inventoryではこれらのデフォルト値が自動的に使用されます。関連項目: 『Oracle Cost Managementユーザーズ・ガイド』の「間接材料費デフォルトの定義」

ステップ39 運送業者の定義(オプション)

在庫組織間で品目を出荷する場合に運送業者の名前とその運送業者から請求される運送費を追跡する場合は、運送業者を定義する必要があります。直接組織間移動または移動中在庫勘定を介した移動を実行するときは常に、これらの運送業者を使用します。Oracle Inventoryにより、運送費は、指定した運送業者の勘定科目に自動的にチャージされます。関連項目: 『Oracle Order Managementインプリメンテーション・マニュアル』の「運送業者の定義」

ステップ40 組織出荷ネットワークの定義(オプション)

在庫組織間で品目を移動する場合、出荷ネットワークを定義する必要があります。所属する組織から出荷する宛先の組織を指定し、品目を直接移動するかまたは移動中在庫勘定を介して移動するかを選択して、2つの組織間の出荷の会計情報を入力します。関連項目: 組織間出荷ネットワークの定義

ステップ41 出荷方法の定義(オプション)

出荷方法コードでは、特定の出荷方法を定義します。たとえば、陸送、特急、空輸などです。「組織間出荷方法」ウィンドウで出荷方法をリード・タイムと関連付けることができます。参照: 出荷方法の定義

ステップ42 移動統計パラメータの定義(オプション)

移動統計レポートの使用を計画している場合は、「移動統計パラメータ」ウィンドウを使用して、移動統計を収集するパラメータを定義する必要があります。Oracle Inventoryは、 この情報を使用して統計移動取引の入力を検証し、情報を正しくレポートします。関連項目: 移動統計パラメータの定義

ステップ43 経済ゾーンの定義(オプション)

移動統計レポートの使用を計画している場合は、「経済ゾーン」ウィンドウを使用して、移動統計を収集する経済ゾーンを定義する必要があります。関連項目: 経済ゾーンの定義

ステップ44 勘定科目別名の定義(オプション)

1つ以上の勘定科目別名を定義し、それを使用してその他出庫または受入取引を実行できます。勘定科目別名とは、頻繁に使用される勘定科目番号を組み合せた論理参照です。また、これは固有の取引ソース・タイプであるため、特定の勘定科目番号へのわかりやすい参照を使用して、取引を問い合せたりレポートすることができます。関連項目: 勘定科目別名の定義

ステップ45 取引ソース・タイプの定義(オプション)

固有の取引ソース・タイプを定義して、取引の実行時にそれを使用できます。取引ソース・タイプを使用すると、発注、受注、勘定科目番号、実地棚卸など、取引の基点に従って取引を区分できます。Oracle Inventoryには、「発注」、「受注」、「勘定科目」、「製造オーダー」、「勘定科目別名」、「社内購買依頼」、「社内発注」、「循環棚卸」、「実地棚卸」、「標準原価更新」、「返品」、および「在庫」など、いくつかの事前定義済ソース・タイプが用意されています。取引タイプの定義時に、ユーザー定義のソース・タイプを使用できます。

有効なソースのリストを取引ソース・タイプと関連付ける場合は、取引で特定の取引ソース・タイプを使用する場合の選択元となる値を含む値セットを作成できます。たとえば、「寄付」という名前の取引ソース・タイプを作成する際に、勘定科目番号のリストを含む値セットを作成できます。関連項目: 取引ソース・タイプの定義と更新

ステップ46 取引タイプの定義(オプション)

特定の種類の取引に独自の用語を使用する場合、独自の取引タイプを定義する必要があります。取引ソース・タイプと取引処理を組み合せて取引タイプを作成します。取引処理とは、品目の数量、保管場所、原価のいずれか、一部、またはそれらすべてを変更する事前定義された方法です。たとえば、「倉庫からの出庫」という取引処理による取引タイプを作成する場合、その取引タイプを使用して出庫取引を入力できます。「倉庫からの出庫」、「保管場所移動」、「組織間直接移動」、「移動中出荷」、「原価更新」、および「受入」の6つの事前定義済処理のいずれかを使用できます。

たとえば、「寄付」という名前の取引ソース・タイプを作成する際に、勘定科目番号のリストを含む値セットを作成できます。その後、取引処理「受入」と取引ソース・タイプ「寄付」を組み合せて、「寄付受入」という名前の取引タイプを作成できます。これにより、「寄付受入」取引タイプ、および「寄付」取引ソース・タイプに関連付けられた値セットから勘定科目番号を選択して、受入取引を実行できます。関連項目: 取引タイプの定義と更新

ステップ47 取引事由の定義(オプション)

事前定義された説明と入力する各取引を関連付ける場合は、取引事由コードを定義する必要があります。在庫取引の入力時、定義した事由コードの1つを選択できます。その後、それらの事由コードを使用して、取引の表示およびレポートができます。関連項目: 取引事由の定義

ステップ47 購買オプションの定義(オプション)

移動中在庫勘定を使用して組織間出荷を実行する場合は、「受入」ウィンドウを使用して組織に送られる品目を受け入れる必要があります。受入の作成時は、「購買オプション」ウィンドウで特定のデフォルト管理オプションを定義して、時間を節約できます。Oracle PurchasingをOracle Inventoryと組み合せて使用する場合は、Oracle Purchasingの導入の最初のステップとして、購買オプションを定義する必要があります。関連項目: 『Oracle Purchasingユーザーズ・ガイド』の「購買オプションの定義」

ステップ49 会計期間のオープン(必須)

Oracle Inventoryを使用して取引を入力する前に、会計期間をオープンする必要があります。Oracle General Ledgerで会計期間を定義し、Oracle Inventoryで「在庫会計期間」ウィンドウを使用してそれをオープンします。Oracle Inventoryでは、指定の時間に複数の期間をオープンできます。関連項目: 会計期間の管理

ステップ50 インタフェース・マネージャの要求(オプション)

バックグラウンドまたはコンカレント処理モードで取引を実行する場合、またはカスタム・フォームおよびデータ収集デバイスを使用して取引を入力する場合は、資材取引および資材原価のインタフェース・マネージャを起動する必要があります。すべての取引をオンラインで実行する場合は、インタフェース・マネージャを起動する必要はありません。関連項目: 取引マネージャの起動

ステップ51 プロファイル・オプションの設定(必須)

プロファイル・オプションでは、Oracle Inventoryによるデータのアクセス管理と処理方法を指定します。一般に、プロファイル・オプションは、サイト・レベル、アプリケーション・レベル、職責レベルおよびユーザー・レベルの1つ以上で設定できます。

Oracle Inventoryのユーザーは、「個別プロファイル値」ウィンドウで、ユーザー・レベルでのみプロファイル・オプションを設定します。システム管理者は、「システム・プロファイル値」ウィンドウで、サイト、アプリケーション、職責およびユーザーのレベルでプロファイル・オプションを設定します。関連項目: Oracle Inventoryプロファイル・オプション

ステップ52 コンテナ・タイプの定義(オプション)

コンテナ・タイプは、品目の物理属性の定義に使用します。関連項目: コンテナ・タイプの定義

ステップ53 商品コードの定義(オプション)

顧客品目商品コードは、顧客品目をグループ化するために使用するもので、顧客品目を定義するときに入力します。参照: 商品コードの定義

ステップ54 顧客品目の定義(オプション)

顧客により使用されている品目番号を追跡する必要がある場合、Oracle Inventoryで、それらの品目を顧客品目として定義する必要があります。関連項目: 顧客品目の定義

ステップ55 顧客品目相互参照の定義(オプション)

顧客品目を独自の品目番号に関連付ける場合、顧客品目相互参照を定義する必要があります。関連項目: 顧客品目相互参照の定義

ステップ56 通知リストの定義(オプション)

保管場所の計画担当に対して、担当の保管場所からの原材料の出庫または受入に関する承認済移動オーダーについて通知するようにする場合は、通知メッセージを受信する個人のリストを定義する必要があります。関連項目: 移動オーダーの設定

ステップ57 不足分パラメータの定義(オプション)

不足分パラメータの使用を計画している場合は、需要ソース、および通知メッセージを受信する個人を定義する必要があります。関連項目: 不足分パラメータの定義

ステップ58 カンバン・プル順序の定義(オプション)

カンバン機能の使用を計画している場合は、カンバン・プル順序を定義する必要があります。「カンバン・プル順序」ウィンドウを使用して、カンバン事業所内のカンバン計画品目の補充ソースを定義します。関連項目: カンバン・プル順序の定義

Inventoryプロファイル・オプション

実装時には、Oracle Inventoryによるデータのアクセス管理と処理方法を指定するユーザー・プロファイル・オプションに値を設定します。

通常は、システム管理者がプロファイル値を設定および更新します。関連項目: 『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』の「ユーザー・プロファイル・オプションの設定」

プロファイル・オプション実施の要約

次の表にユーザーによりプロファイル・オプションを表示または更新できるかと、ユーザー、職責、アプリケーションまたはサイトの、どのシステム管理者レベルでプロファイル・オプションを更新できるかを示します。2列目の「ユーザー」はユーザーを参照し、3列目以降の「ユーザー」、「職責」、「アプリケーション」、および「サイト」はシステム管理者を参照しています。最後の2つの列、「必須かどうか」および「デフォルト値」は必須要件を参照しています。

「必須」のプロファイル・オプションには、値を入力する必要があります。「オプション」のプロファイル・オプションには、すでにデフォルト値が表示されています。デフォルトを受け入れない場合にのみ、この値を変更してください。

プロファイル・オプションの設定

プロファイル・オプションユーザーユーザー職責アプリ
ケーション
サイト必須か
どうか
デフォルト値
BOMまたはEnginering+ + + + + はいBOM
INV: 会計カテゴリ・セット- - - - + はいデフォルトなし
INV: 組織間移動のための拡張価格設定- - - - + いいえデフォルトなし
INV: 費用から資産への移動許可+ + + + + いいえデフォルトなし
INV: 資材ステータスのサポート- - - - + いいえデフォルトなし
INV: ターゲット優先等級+ + + + + いいえデフォルトなし
INV: 取引事由セキュリティ0 0 0 0 + いいえNo
INV: バックオーダー・キャッシュを使用+ + + + + いいえデフォルトなし
INV: 構成価格設定用のモデルおよびオプションを使用- - - - + いいえYes
INV:戻されたロットの検証- - - - + いいえデフォルトなし
INV:戻されたシリアルの検証- - - - + いいえデフォルトなし
INV: CTP_ _ _ _ + はいデフォルトなし
INV: 系統デリミタ+ + + + + はい-
INV: 再発注数量概算+ + + + + はいYes
INV: 系統のプリフィクスまたはサフィックス+ + + + + いいえプリフィクス
INV: 社内発注用会社間請求- - - - + はいNo
INV: 会社間請求用Advanced Pricing- - - - + はいNo
INV: デフォルト品目ステータス+ + + + + はい有効
INV: デフォルト基準単位+ + + + + はい
INV: レポート出力時小数点自動設定オプション+ + + + + はい-9,999,999.00
INV: 外部ATP_ _ _ _ + はいデフォルトなし
INV: 組織間通貨換算+ + + + + はい社内
INV: 会社間通貨換算+ _ + + + はい社内
INV: 品目マスター・フレックスフィールド+ + + + + はいデフォルトなし
INV: MIN-MAX再発注承認+ + + + + はい承認済
INV: プロジェクトその他取引支払タイプ+ + + + + はいユーザー入力済
INV: 補充数量計算明細エラー+ + + + + はい処理の続行
INV: 補充数量計算依頼承認+ + + + + はい承認済
INV: RPC タイムアウト+ + + + + はい300
INV: シリアル受理制限+ + + + + いいえNo
INV: 検索品目保存+ + + + + はいNo
INV: 取引日検証+ _ + + + はいどのオープン期間の日付も許可
INV: 更新可能顧客品目+ + + + + はいNo
INV: 更新可能品目名+ + + + + はいNo
INV: 品目摘要のカタログ名を使用+ - - - + はいNo
TP: INV循環棚卸承認フォーム+ + + + + はいオンライン処理
TP: INV循環棚卸入力フォーム+ + + + + はいオンライン処理
TP: INV補充数量計算の入力フォーム+ + + + + はいコンカレント処理
TP: INV組織間移動フォーム+ + + + + はいオンライン処理
TP: INVその他出庫および受入フォーム+ + + + + はいオンライン処理
TP: INV取引処理モード+ + + + + はい即時コンカレント処理
TP: INV保管場所間移動フォーム+ + + + + はいオンライン処理
TP: INV平均原価更新フォーム+ + + + + はいオンライン処理
TP: INVサーバー・サイド・オンライン処理+ + + + + はいYes
INV: 数量ツリーの最大数- - - - + はい500
INV: 製品ファミリ品目テンプレート- + + + + はい製品ファミリ
INV: CCEOI コミット・ポイント+ + + + + はいデフォルトなし
INV: CCEOIワーカー- - - - + はいデフォルトなし
INV: バックフラッシュでのマイナスの上書き+ + + + + はいYes
INV: 数量ツリー・ロックのタイムアウト- - - - + はいデフォルトなし
INV:移動オーダー取引フォーム+ + + + + はいオンライン処理
INV: VMI使用可- - - - + はいNo
INV: 改訂別購買+ + + + + はいYes
INV: デバッグ・トレース+ + + + + はいデフォルトなし
INV: デバッグ・ファイル (完全パスを含む)+ + + + + はいデフォルトなし
INV: 単位換算切り捨ての検出- - - - + はいデフォルトなし
INV: 当初受入日のFIFO+ + + + + はいNo
INV: MGDで許可されるワーカーの最大数+ + + + + はいデフォルトなし
INV: デバッグ・レベル+ + + + + はいデフォルトなし
INV: 品目フォーム・フォルダ・カテゴリ・セット+ + + + + はいNULL
INV: 移動オーダーの埋込および終了0 0 0 0 + いいえNo
INV:搬送詳細当たりの複数シリアル0 0 0 0 0 はいなし
INV: 構成部品ピック・バッチ・サイズ+ + 0 0 + いいえなし
INV: ピック・スリップ・バッチ・サイズ+ + 0 0 + いいえなし
INV:品目デフォルト・タブ+ + + + + いいえNULL
INV:品目マスター・デフォルト・テンプレート+ + + + + いいえNULL
INV: 補充移動オーダー・グループ0 0 0 0 + いいえNULL
INV: 相互参照タイプ0 0 0 0 + いいえNULL
INV: 取引パージ・プロセスの最大数+ + - - + いいえNULL
INV: GTIN相互参照タイプ- 0 0 0 + いいえNULL
INV: 部分移動オーダー受入時のカンバンの埋込- - - - + いいえNo
INV: 仕入先預託可能- - - - + いいえYes
INV: 預託在庫年齢調べ使用可能- - - - + いいえYes
INV: 品目カテゴリ担当の表示+ + + + + いいえNULL
INV: バッチ・サイズ- - - - YesいいえNULL
INV: 品目フォームは「組織品目」フォームのフォルダのマスター・セットを使用+ + 0 0 0 いいえNULL
+ プロファイル・オプションを更新できます。
- プロファイル・オプションの値は表示できますが、変更できません。
0 プロファイル・オプションの値は、表示も変更もできません。

関連項目

取引処理プロファイル・オプションの設定

『Oracle Applicationsユーザーズ・ガイド』の「個別ユーザー・プロファイルの設定」

『Oracle Applicationsユーザーズ・ガイド』の「共通ユーザー・プロファイル・オプション」

『Oracle Applicationsユーザーズ・ガイド』の「Oracle Application Object Libraryのプロファイル・オプション」

プロファイル・オプション

この項では、各プロファイル・オプションについて説明します。

INV: 組織間移動のための拡張価格設定

このプロファイル・オプションにより、組織間移動に拡張価格設定エンジンを使用するか、顧客価格表を使用するかが決定されます。使用可能な値は、「Yes」および「No」です。

このプロファイル・オプションは、サイト・レベルでのみ更新できます。

BOMまたはEnginering

BOMまたはEngineeringのアプリケーション・コンテキストを保持するために使用します。このプロファイル・オプションに使用可能な値は、「BOM」および「Engineering」です。このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

INV: バッチ・サイズ

在庫取引マネージャによる出荷APIへのコール時、レコードのインタフェースのために単一のtransaction_batch_id内に配置される発注明細または搬送明細の数を表示します。transaction_batch_idは、在庫インタフェースが出荷プロファイル「WSH: 在庫処理オンラインの遅延」により遅延される場合に使用されます。このプロファイル・オプションには、任意のプラスの整数を含めることができます。

INV: CCEOI コミット・ポイント

循環棚卸入力オープン・インタフェース・レコードをデータベースにコミットするかどうかを示します。

このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

INV: CCEOIワーカー

循環棚卸入力オープン・インタフェースの実行時に処理されるワーカー数を示します。

このプロファイル・オプションは、サイト・レベルで更新できます。

INV: 構成部品ピック・バッチ・サイズ

WIP構成部品のピッキング移動オーダーに対して、1つのコミット・サイクル内で割り当てる移動オーダー明細の数を決定します。

INV: 預託在庫年齢調べ使用可能

このプロファイル・オプションを使用して、預託在庫年齢調べ機能を有効にするかどうかを決定します。このプロファイル・オプションは、サイト・レベルでのみ更新できます。

INV: 相互参照タイプ

このプロファイル・オプションは、受入実行時にこの特定の相互参照タイプに対する割当を使用して品目を検証するようモバイル・デバイスの受入ページに通信します。

このプロファイル・オプションは、サイト・レベルでのみ更新できます。

INV: デバッグ・ファイル (完全パスを含む)

これは、Oracle Inventoryがデバッグ・メッセージを書き込むファイルへのパスおよびそのファイル名です。ディレクトリは、utl_file_dirのv$parameterリスト内のデータベースで構成する必要があります。「INV: デバッグ・トレース」オプションを「YES」に設定すると、Oracle Inventoryは、デバッグ・メッセージを表示してこのファイルを更新しようとします。特定のファイルに読取り/書込みアクセスを付与することは非常に重要です。Oracle Inventoryがこのファイルに書込みできない場合、取引は失敗します。

このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

INV: デバッグ・レベル

Oracle Inventoryのデバッグ・ログ・ファイルに印刷する詳細の量を決定します。レベル10は、サポートされているロギングの最高レベルです。

このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

INV: デバッグ・トレース

このプロファイル・オプションは、Oracle InventoryおよびWMSの取引処理をデバッグ・ファイルにロギングするかどうかを指定します。ロギングを有効にする場合は、値を「Yes」に設定します。ロギングを無効にする場合は、値を「No」に設定します。

このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

INV: 単位換算切り捨ての検出

このプロファイル・オプションは、Oracle Inventoryのプロシージャでは使用されません。これは、Oracle Applications間で同一の小数点精度を設定するために使用されます。

取引される品目の数量は、取引される単位から基準単位に換算されます。このプロファイル・オプションが1に設定されている場合、基準単位では、すべての数は10桁未満で表示され、数の小数部分は9桁未満となります。

このプロファイル・オプションは、サイト・レベルで更新できます。

INV: 当初受入日のFIFO

このプロファイル・オプションを使用して、手持数量レコードの受入日をシステムによって追跡する方法を制御します。値が「Yes」の場合、資材転送による手持数量レコードは元の受入日のままとなります。値が「No」の場合、資材転送によって作成された手持数量レコードの受入日は転送日付に再設定されます。

このプロファイル・オプションは、「受入日」を使用している在庫割当ルールが存在する場合に関係します。Oracle Inventoryでは、インストール時、このプロファイル・オプションが「No」の値に再定義されます。

このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

INV: 移動オーダーの埋込および終了

このプロファイル・オプションにより、割当済および取引済の補充移動オーダー明細の一部をクローズできます。使用可能な値は、次のとおりです。

No 補充移動オーダー明細をキャンセルできません。
Yes 移動オーダー明細をキャンセルできます。

デフォルト値は「No」です。

このプロファイル・オプションは、サイト・レベルで更新できます。

INV: 部分移動オーダー受入時のカンバンの埋込

このプロファイル・オプションは、カンバン・カードを埋め込むために作成された移動オーダーが一部のみ取引されている場合にカンバン・カードを考慮するかどうかを決定します。カードが10を要求し、移動オーダーが7のみピックしている場合、このプロファイル・オプションが「Yes」に設定されていれば、カードを満たすことが考慮されます。このプロファイル・オプションは、サイト・レベルでのみ更新できます。

INV: GTIN相互参照タイプ

このプロファイル・オプションにより、GTIN品目の相互参照の参照を実行できます。このプロファイル・オプションは、サイト・レベルでのみ更新できます。

INV: 品目デフォルト・テンプレート

このプロファイル・オプションにより、作成するすべての品目でデフォルト・テンプレートを設定できます。ラジオ選択としてテンプレートおよび品目を含む「コピー元」という名前のラジオ・グループを作成できます。編集可能なフィールドには、現在の設定が表示されます。適切な値リストを使用してこのフィールドを変更するだけで、現在の設定を変更できます。ここにボタンは必要ありません。デフォルトで、テンプレートが選択されます。デフォルト・テンプレートは、NULLまたは有効な値に設定できます。このデフォルト・テンプレートは、このセッションで定義されるすべての新規の品目に適用されます。デフォルト・テンプレートは、このプロファイル・オプションの値によりデフォルト設定されます。

INV: 品目フォーム・フォルダ・カテゴリ・セット

このプロファイル・オプションに割り当てられた値が存在する場合、「マスター品目フォーム・フォルダ」タブに編集可能な「カテゴリ」フィールドが表示されます。品目を保存するとき、それは、このプロファイル・オプション内で定義されているカテゴリ・セットに割り当てられます。

デフォルト値はNULLです。

このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

INV: 品目フォームは「組織品目」フォームのフォルダのマスター・セットを使用

このプロファイル・オプションは、「組織品目」ウィンドウで、「マスター品目」ウィンドウと同じフォルダ・セットを使用するかどうかを決定します。このプロファイル・オプションは、ユーザー・レベルでのみ更新できます。使用可能な値は、次のとおりです。

Yes 「マスター品目」ウィンドウと同じフォルダ・セットを使用します。
No 「組織品目」ウィンドウには、個別のフォルダ・セットを格納します。

INV: 品目マスター・フォーム・デフォルト・タブ

このプロファイル・オプションにより、「マスター品目」ウィンドウの起動時に表示されるデフォルト・フォルダを選択できます。この属性をユーザー・レベルで設定しない場合、システムにより職責などから値が導出されます。使用可能な値は、次のとおりです。

属性 デフォルトで、品目属性タブが表示されます。
フォルダ デフォルトで、フォルダ・タブが表示されます。

このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

INV: 資材ステータスのサポート

このプロファイル・オプションは、資材ステータスを強制するかどうかを決定します。使用可能な値は、「Yes」および「No」です。このプロファイル・オプションは、サイト・レベルでのみ更新できます。インストレーションで資材ステータスを使用しない場合で、このプロファイル・オプションを「No」に設定している場合、システム・パフォーマンスは若干向上します。

INV: 取引パージ・プロセスの最大数

これは、パージするプロセスの最大数です。パージに対して指定された日付範囲内の会計期間ごとに1ワーカーが起動されます。ただし、このプロファイル・オプションによって許可されているより多くの会計期間が存在する場合、ワーカー数は、この値によって除算された会計期間のパージ限度によって決定されます。より多くのワーカーが並列で実行された場合、パージ・プロセスはより速く終了しますが、それは、より多くのシステム・リソースがパージ・トランザクションに使用されるため他のシステム処理に使用できないことを意味します。通常この値は20以下に設定しますが、システム・リソースに基づきより低く設定できます。

INV: 数量ツリーの最大数

手持数量情報の取得に使用されるメモリー・データ構造の最大数を示します。

Oracle Inventoyでは、インストール時、このプロファイル・オプションの値は500に事前定義されています。

このプロファイル・オプションは、サイト・レベルで更新できます。

INV: MGDで許可されるワーカーの最大数

このオプションは、品目属性のコピーに使用されます。この機能により、品目の属性のサブセットを選択して、品目数までの一括コピーができます。フォームにより、コンカレント要求が発行されます。このプロファイル・オプションは、コピー要求を満たすために処理される品目インポートの呼出しの最大数を決定します。

INV: MIN-MAX再発注承認

「承認済」または「未完了」により、MIN-MAX計画レポートによって作成された購買依頼のステータスを示します。

Oracle Inventoryでは、インストール時、すべてのレベルでこのプロファイル・オプションの値は「承認済」に事前定義されています。「未完了」を選択した場合、必要に応じて、購買依頼を未承認としてロードして、Oracle Purchasingで文書承認機能を使用できます。

このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

INV: バックフラッシュでのマイナスの上書き

在庫組織パラメータ「マイナス残高の許可」が選択されていない場合でも、バックフラッシュ取引で在庫をマイナスにできるかどうかを示します。

Oracle Inventoryでは、インストール時、このプロファイル・オプションの値は「Yes」に事前定義されています。この値を「No」に設定すると、在庫組織パラメータで「マイナス残高の許可」が選択されていない場合、バックフラッシュ取引は手持数量の在庫をマイナスにできません。

このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

INV: ピック・スリップ・バッチ・サイズ

補充移動オーダーの1コミット・サイクル中に割り当てられる移動オーダー明細および移動オーダー要求の数を決定します。

INV: 製品ファミリ品目テンプレート

製品ファミリ品目の定義時に適用するテンプレートを示します。

Oracle Inventoryでは、インストール時、このプロファイル・オプションの値は「製品ファミリ」に事前定義されています。

このプロファイル・オプションは、すべてのシステム管理者レベルで更新可能です。

INV: プロジェクトその他取引支払タイプ

プロジェクトその他取引の支払タイプのエントリを決定します。使用可能な値は、次のとおりです。

原価要素よりシステムが発行する プロジェクトその他取引に支払タイプを入力できません。原価コレクタは、現在の品目の加重平均単価の原価要素に関連付けられた支払タイプを使用して、プロジェクトへの転記を実行します。
ユーザー入力済 プロジェクトその他取引の支払タイプを入力する必要があります。

このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

INV: 改訂別の購買

このプロファイル・オプションは、Oracle Inventoryからの改訂情報により移入される購買インタフェース表を決定します。このプロファイル・オプションを「Yes」に設定すると、Oracle Inventoryでの購買依頼作成時には常に、改訂情報が購買インタフェース表に渡されます。このプロファイル・オプションを「No」に設定すると、改訂情報のない購買依頼が作成されます。

このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

INV: 数量ツリー・ロックのタイムアウト

品目がピック・リリースされると、その品目の数量ツリーはロックされ、他の処理により同じ品目を割り当てることはできません。数量ツリーが他のピック・リリース・バッチによりロックされている場合、ピック・リリースはロックが解除されるのを待機します。このプロファイル・オプションは、ピック・リリース処理でロックの解除を待機する時間を決定します。指定した時間を超えると、ピック・リリース・バッチではエラーが発生します。これにより、ピック・リリース処理中のデッドロックが回避されます。

このプロファイル・オプションは、サイト・レベルでのみ更新できます。

INV: 補充数量計算明細エラー

補充数量計算明細の処理中に失敗が検出された場合に実行する操作を示します。使用可能な値は、次のとおりです。

処理の続行 補充ヘッダーの他の(成功した)明細が購買依頼明細に対して処理されます。
停止処理 補充ヘッダーの他の(成功した)明細による処理はありません。

Oracle Inventoryでは、インストール時、このプロファイル・オプションの値はすべてのレベルで「処理の続行」に事前定義されています。

このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

INV: 補充数量計算依頼承認

補充プロセッサにより作成された保管場所の補充購買依頼のステータスを示します。使用可能な値は、次のとおりです。

承認済 補充プロセッサにより作成された購買依頼は承認されています。
未承認 補充プロセッサにより作成された購買依頼は承認されていません。

Oracle Inventoryでは、インストール時、このプロファイル・オプションの値はすべてのレベルで「承認済」に事前定義されています。「未承認」を選択した場合、必要に応じて、保管場所の購買依頼を未承認としてロードして、Oracle Purchasingで文書承認機能を使用できます。

このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

INV: 補充移動オーダー・グループ

このプロファイル・オプションにより、各品目に独自の品目を設定して、要求ごとに1つの移動オーダー・ヘッダーのみを作成できます。MIN-MAXは拡張されて、すべての保管場所または保管場所グループのオプション実行が許可されます。使用可能な値は、次のとおりです。

組織 レポートを実行する組織。
搬送先保管場所 レポートを実行する保管場所。

INV: シリアル受理制限

Oracle Work in Processで使用されるシリアル番号に対し、2つの検証チェックを実行するかどうかを示します。また、このプロファイル・オプションは、受注出庫時、シリアル管理セットにより、品目のRMA受入を介してシリアル番号を再度受け取ることができるかどうかを示します。

Yes Work in Processに同じシリアル番号を発行している場合、発注受入、その他受入、または勘定科目別名受入を介して、シリアル化された構成部品の受入はできません。
出庫のシリアル番号を発行している場合は、ショップ型製造オーダー、ライン型製造オーダー、フロー・スケジュール、または作業指示なし完了を介して、シリアル化された最終組立のシリアル番号を完了して在庫に入れることはできません。
受注発行時に、シリアル管理セットおよび品目のRMAを介してシリアル番号を受け取ることはできません。
No シリアル化された構成部品は検証されず、最終組立は実行されます。受注発行時、シリアル管理セットおよび品目のRMAを介してシリアル番号を受け取ることができます。

このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

INV: RPC タイムアウト

「品目需要/供給」フォームで、リモート・プロシージャ・コールからの成功メッセージを待機する(エラー・メッセージを戻すまでの)秒数を示します。処理が「No」に設定されている場合は、取引マネージャを使用します。このタイムアウトは、オンライン取引にも適用されます。

Oracle Inventoryでは、インストール時、このプロファイル・オプションの値はサイト・レベルで300に事前定義されています。

このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

INV: 検索品目保存

「品目の検索」ウィンドウにより戻された品目を終了時に保存するかどうかを示します。

Oracle Inventoryでは、インストール時、このプロファイル・オプションの値はすべてのレベルで「N」に事前定義されています。

このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

INV: 仕入先預託可能

このプロファイル・オプションを使用して、預託在庫機能を有効にするかどうかを決定します。このプロファイル・オプションは、サイト・レベルでのみ更新できます。

INV: ターゲット優先等級

受注明細で定義されている優先等級と一致するように、ピッキングおよび予約のデータをフィルタする必要があるかどうかを決定します。使用可能なオプションは、「Yes」および「No」です。このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

INV: 取引日検証

このプロファイル・オプションは、取引で入力できる日付を管理します。使用可能な値は、次のとおりです。

どのオープン期間の日付も許可 オープン期間内であれば、過去日付を入力できます。
過去日付を許可しない 現在の日付以前の日付は入力できません。
過去の期間の日付を許可しない 現在の期間内の日付のみ入力できます。
過去の期間の日付の場合警告する 警告の後、以前の期間内の日付を入力できます。

Oracle Inventoryでは、インストール時、このプロファイル・オプションの値はすべてのレベルで「どのオープン期間の日付も許可」に事前定義されています。

このプロファイル・オプションは、サイト・レベル、アプリケーション・レベル、および職責レベルで更新できます。

INV: 取引事由セキュリティ

このプロファイル・オプションにより、「取引事由セキュリティ」が有効化されます。使用可能なオプションは、「Yes」および「No」です。このプロファイル・オプションは、サイト・レベルでのみ更新できます。

INV: 更新可能顧客品目

このプロファイル・オプションは、保存後に顧客品目名を変更できるようにするかどうかを管理します。この値を「No」に設定すると、初期の保存後に顧客品目名を変更することはできません。

デフォルトはNoです。

このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

INV: 更新可能品目名

このプロファイル・オプションは、保存後に品目名を変更できるようにするかどうかを管理します。この値を「No」に設定すると、初期の保存後に品目名を変更することはできません。

Oracle Inventoryでは、インストール時、このプロファイル・オプションの値はすべてのレベルで「No」に事前定義されています。

このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

INV: バックオーダー・キャッシュを使用

このプロファイル・オプションは、バックオーダー済品目をキャッシュして、ピック・リリース時のパフォーマンスを向上させます。ピック・リリース時の受入は、割当に使用できません。使用可能なオプションは、「Yes」および「No」です。このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

INV: 品目摘要のカタログ名を使用

連結品目カタログ摘要の最初の要素として、カタログ名およびカタログ摘要を使用するかどうかを示します。使用可能な値は、次のとおりです。

No カタログ摘要
Yes カタログ名

Oracle Inventoryでは、インストール時、このプロファイル・オプションの値はすべてのレベルで「No」に事前定義されています。

このプロファイル・オプションは、サイト・レベルでのみ更新できます。

INV: 構成価格設定用のモデルおよびオプションを使用

このプロファイル・オプションは、モデルおよびオプション、または構成品目の価格を決定します。使用可能なオプションは、「Yes」および「No」です。このプロファイル・オプションは、サイト・レベルでのみ更新できます。

INV:戻されたロットの検証

このプロファイル・オプションは、WIPから戻される構成部品のロットを同じジョブに発行されるロットに対して検証する必要があるかどうかを決定します。使用可能なオプションは、「Yes」および「No」です。このプロファイル・オプションは、サイト・レベルでのみ更新できます。

INV:戻されたシリアルの検証

このプロファイル・オプションは、WIPから戻される構成部品のシリアルを同じジョブに発行されるシリアルに対して検証する必要があるかどうかを決定します。使用可能なオプションは、「Yes」および「No」です。このプロファイル・オプションは、サイト・レベルでのみ更新できます。

INV: 品目カテゴリ担当の表示

このプロファイル・オプションを使用すると、「カテゴリ許可」ウィンドウの「担当値リスト」に、現行組織の従業員のみを表示できます。

全て システム内にリストされているすべての従業員。
個人の従業員 現行組織の従業員。

INV: VMI使用可

このプロファイル・オプションは、VMIを有効にするかどうかを決定します。

このプロファイル・オプションは、サイト・レベルで更新できます。自動更新が失敗する場合のみ、手動で更新する必要があります。

INV: 会計カテゴリ・セット

カテゴリ勘定科目を定義するためのデフォルト・カテゴリ・セットを示します。このプロファイル・オプションは、「製品ライン会計」機能領域を参照して、カテゴリ・セットを取得します。

このプロファイル・オプションは、サイト・レベルでのみ更新できます。

INV: 会社間請求用Advanced Pricing

このプロファイル・オプションを「Yes」に設定すると、会社間請求にAdvanced Pricingを使用できます。デフォルト値は「No」です。

このプロファイル・オプションは、サイト・レベルでのみ更新できます。

INV: 費用から資産への移動許可

費用処理された保管場所から資産事業所に品目を移動できるかどうかを示します。

このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

INV:CTP

CTP計算を有効化するかどうかを示します。

このプロファイル・オプションは、インストール時、「NULL」(事前定義済値はなし)に事前定義されています。このサイト・レベル・オプションは、CTPデータの導出方法を決定します。次の値に設定できます。

1製品ファミリATPおよびCTPを有効化
2製品ファミリATPを有効化
3ATPを有効化
4計画出力に基づくATP/CTP
5収集データに基づくATP

このプロファイル・オプションは、サイト・レベルでのみ更新できます。

INV: デフォルト品目ステータス

定義する新規品目のデフォルト品目ステータスを示します。

このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

INV: デフォルト基準単位

定義する新規品目のデフォルト基準単位を示します。

このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

INV: レポート出力時小数点自動設定オプション

単価の小数点精度を示します。これにより、すべての原価レポートでの原価情報の表示方法が制御されます。すべてのレポートで、単価は14桁で表示され、追加金額は最低16桁で表示されます。

Oracle Inventoryでは、インストール時、このプロファイル・オプションの値はすべてのレベルで-9,999,990.00に事前定義されています。

このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

INV: 外部ATP

Oracle以外のATP製品をOracleと統合できるかどうかを示します。

「グローバルATP」を選択すると、システムではOracle Global Order Promisingが使用されます。「なし」を選択すると、システムでは旧ATPプログラムが使用されます。デフォルト値を選択しない場合は、「なし」とみなされます。

このプロファイル・オプションは、サイト・レベルでのみ更新できます。

INV: 系統デリミタ

クライアントに系統ツリー内の品目名とロット番号の間に表示される文字の選択を許可します。任意の文字をデリミタとして使用できます。デリミタ・プロファイルは、いつでも変更できます。デフォルト値は「-」です。

INV: 系統のプリフィクスまたはサフィックス

これを使用して、「オブジェクト系統」フォームに品目番号を表示するかどうか、また表示する場合は表示方法を決定します。使用可能な値は次のとおりです。

プリフィクス 品目番号は、ロット番号またはシリアル番号のプリフィクスです。
サフィックス収集データに基づくATP
なし収集データに基づくATP

INV: 組織間通貨換算

異なる通貨を使用する組織間における組織間移動での通貨換算を示します。使用可能な値は次のとおりです。

社内企業で使用するレートを標準化するために定義する換算レート。この法人換算レートは通常、財務管理部門が組織全体で使用するように決定した標準市場レートです。
直物特定日のレートに基づいて換算を実行するために入力する換算レート。このレートは、通貨の即時引渡しに適用されます。
ユーザー日次換算レートがない外貨仕訳入力を入力する場合に指定する換算レート。

Oracle Inventoryでは、インストール時、このプロファイル・オプションの値はすべてのレベルで「社内」に事前定義されています。

このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

INV: 会社間通貨換算

異なる通貨を使用する会社間請求書での通貨換算を示します。使用可能な値は次のとおりです。

社内企業で使用するレートを標準化するために定義する換算レート。この法人換算レートは通常、財務管理部門が組織全体で使用するように決定した標準市場レートです。
直物特定日のレートに基づいて換算を実行するために入力する換算レート。このレートは、通貨の即時引渡しに適用されます。
ユーザー日次換算レートがない外貨仕訳入力を入力する場合に指定する換算レート。

Oracle Inventoryでは、インストール時、このプロファイル・オプションの値は「社内」に事前定義されています。

このプロファイル・オプションは、サイト・レベル、アプリケーション・レベル、および職責レベルで更新できます。

INV: 社内発注用会社間請求

このプロファイル・オプションを使用して、社内発注用の会社間請求書を作成できます。このプロファイル・オプションは、コンカレント・プログラムで使用され、買掛/未払金および売掛/未収金を作成して、社内発注取引を請求するかどうかを決定します。「Yes」に設定すると、会社間請求を作成できます。デフォルト値は「No」です。

このプロファイル・オプションは、サイト・レベルでのみ更新できます。

INV: 品目マスター・フレックスフィールド

MTL_SYSTEM_ITEMS内の品目の定義に使用するフレックスフィールドを示します。

Oracle Inventoryでは、インストール時、このプロファイル・オプションの値はすべてのレベルで「システム品目」に事前定義されています。

このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

INV: 再発注数量概算

このプロファイル・オプションは、再発注数量の端数処理オプションを含む再発注数量MIN-MAXレポート処理を提供します。INV_ROUND_REORDER_QUANTITYの値は、「Yes」または「No」のいずれかにできます。デフォルト値は「Yes」で、これはREORDER QUANTITYを切上げます。切下げる場合は、この値を「No」に設定する必要があります。

搬送詳細当たりの複数シリアル

このプロファイル・オプションは、インスタンス上の受注管理の現在のパッチ・レベルを決定します。このプロファイル・オプションは編集できません。パッチを適用すると、これは自動的に更新されます。Oracle Inventoryは、このプロファイル・オプションを使用して、シリアル番号を範囲で出荷に渡すことができるか、または個別に渡す必要があるかを決定します。

TP: INV循環棚卸承認フォーム

「循環棚卸承認」ウィンドウに、循環棚卸承認の処理管理を示します。使用可能な値は、次のとおりです。

バックグラウンド処理 コミット時、制御は即時にユーザーに戻され、ユーザーは作業を続行できます。循環棚卸取引は、定期的に実行されます。循環棚卸取引を実行しているコンカレント処理を示すコンカレント要求番号が表示されます。
オンライン処理 循環棚卸取引は、ユーザーが待機している間に処理され、制御は取引処理の完了後に戻されます。

Oracle Inventoryでは、インストール時、このプロファイル・オプションの値はすべてのレベルで「オンライン処理」に事前定義されています。

このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

TP: INV循環棚卸入力フォーム

「循環棚卸入力」ウィンドウに、循環棚卸入力の処理管理を示します。使用可能な値は、次のとおりです。

バックグラウンド処理 コミット時、制御は即時にユーザーに戻され、ユーザーは作業を続行できます。循環棚卸取引は、定期的に実行されます。循環棚卸取引を実行しているコンカレント処理を示すコンカレント要求番号が表示されます。
オンライン処理 循環棚卸取引は、ユーザーが待機している間に処理され、制御は取引処理の完了後に戻されます。

Oracle Inventoryでは、インストール時、このプロファイル・オプションの値はすべてのレベルで「オンライン処理」に事前定義されています。

このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

TP: INV補充数量計算の入力フォーム

「補充数量計算の入力」ウィンドウに処理管理を示します。使用可能な値は、次のとおりです。

バックグラウンド処理 コミット時、制御は即時にユーザーに戻され、ユーザーは作業を続行できます。補充数量計算取引は、定期的に実行されます。
コンカレント処理 コミット時、Oracle Inventoryではコンカレント処理が生成され、制御は即時にユーザーに戻され、ユーザーは作業を続行できます。補充数量計算取引を実行しているコンカレント処理を示すコンカレント要求番号が表示されます。

Oracle Inventoryでは、インストール時、このプロファイル・オプションの値はすべてのレベルで「コンカレント処理」に事前定義されています。

このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

TP: INV組織間移動フォーム

「組織間移動」ウィンドウに組織間移動の処理管理を示します。使用可能な値は、次のとおりです。

バックグラウンド処理 コミット時、制御は即時にユーザーに戻され、ユーザーは作業を続行できます。組織間移動取引は、定期的に実行されます。
コンカレント処理 コミット時、Oracle Inventoryではコンカレント処理が生成され、制御は即時にユーザーに戻され、ユーザーは作業を続行できます。組織間移動取引を実行しているコンカレント処理を示すコンカレント要求番号が表示されます。
オンライン処理 組織間移動取引は、ユーザーが待機している間に処理され、制御は取引処理の完了後に戻されます。

Oracle Inventoryでは、インストール時、このプロファイル・オプションの値はすべてのレベルで「オンライン処理」に事前定義されています。

このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

TP: INVその他出庫および受入フォーム

「その他出庫」ウィンドウに、その他出庫および受入の処理管理を示します。使用可能な値は、次のとおりです。

バックグラウンド処理 コミット時、制御は即時にユーザーに戻され、ユーザーは作業を続行できます。その他出庫および受入取引は、定期的に実行されます。
コンカレント処理 コミット時、Oracle Inventoryではコンカレント処理が生成され、制御は即時にユーザーに戻され、ユーザーは作業を続行できます。その他出庫および受入取引を実行しているコンカレント処理を示すコンカレント要求番号が表示されます。
オンライン処理 その他出庫および受入取引は、ユーザーが待機している間に処理され、制御は取引処理の完了後に戻されます。

Oracle Inventoryでは、インストール時、このプロファイル・オプションの値はすべてのレベルで「オンライン処理」に事前定義されています。

このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

オンライン処理 顧客返品取引は、ユーザーが待機している間に処理され、制御は取引処理の完了後に戻されます。

Oracle Inventoryでは、インストール時、このプロファイル・オプションの値はすべてのレベルで「オンライン処理」に事前定義されています。

このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

TP: INV移動オーダー取引フォーム

移動オーダー取引モードを示します。使用可能な値は、次のとおりです。

バックグラウンド処理 コミット時、制御は即時にユーザーに戻され、ユーザーは作業を続行できます。移動オーダー取引は、定期的に実行されます。
コンカレント処理 コミット時、Oracle Inventoryではコンカレント処理が生成され、制御は即時にユーザーに戻され、ユーザーは作業を続行できます。移動オーダー取引を実行しているコンカレント処理を示すコンカレント要求番号が表示されます。
オンライン処理 移動オーダー取引は、ユーザーが待機している間に処理され、制御は取引処理の完了後に戻されます。

Oracle Inventoryでは、インストール時、このプロファイル・オプションの値はすべてのレベルで「オンライン処理」に事前定義されています。

このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

TP: INV取引処理モード

品目の取引処理の処理管理を示します。使用可能な値は、次のとおりです。

オンライン処理 取引は、ユーザーが待機している間に処理され、制御は取引処理の完了後に戻されます。
バックグラウンド処理 コミット時、制御は即時にユーザーに戻され、ユーザーは作業を続行できます。取引は、定期的に実行されます。
即時コンカレント処理 コミット時、Oracle Inventoryではコンカレント処理が生成され、制御は即時にユーザーに戻され、ユーザーは作業を続行できます。取引を実行しているコンカレント処理を示すコンカレント要求番号が表示されます。
フォーム・レベル処理特定の取引タイプ用にユーザーが選択した処理管理オプションを使用して取引を処理します。「組織間移動」、「その他出庫および受入」、「顧客返品受入」、「顧客返品」および「保管場所間移動」に関するプロファイル・オプションも設定する必要があります。Oracle Work in Processを使用している場合は、WIPプロファイル・オプションの「完了資材処理」、「完了取引フォーム」、「資材取引フォーム」、「移動取引」、「工程バックフラッシュ設定」および「製造現場処理」を設定する必要があります。

「フォーム・レベル処理」を選択していない場合、このプロファイル・オプションに対して選択した値は、個々の取引プロファイルで設定した値を上書きします。

Oracle Inventoryでは、インストール時、このプロファイル・オプションの値はすべてのレベルで「即時コンカレント処理」に事前定義されています。

このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

TP: INV保管場所間移動フォーム

「保管場所移動」ウィンドウに、品目の保管場所間移動の処理管理を示します。使用可能な値は、次のとおりです。

バックグラウンド処理 コミット時、制御は即時にユーザーに戻され、ユーザーは作業を続行できます。保管場所間移動取引は、定期的に実行されます。
コンカレント処理 コミット時、Oracle Inventoryではコンカレント処理が生成され、制御は即時にユーザーに戻され、ユーザーは作業を続行できます。保管場所間移動取引を実行しているコンカレント処理を示すコンカレント要求番号が表示されます。
オンライン処理 保管場所間移動取引は、ユーザーが待機している間に処理され、制御は取引処理の完了後に戻されます。

Oracle Inventoryでは、インストール時、このプロファイル・オプションの値はすべてのレベルで「オンライン処理」に事前定義されています。

このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

TP: INV平均原価更新フォーム

平均原価更新の処理管理を示します。使用可能な値は、次のとおりです。

バックグラウンド処理 コミット時、制御は即時にユーザーに戻され、ユーザーは作業を続行できます。平均原価更新取引は、定期的に実行されます。
コンカレント処理 コミット時、Oracle Inventoryではコンカレント処理が生成され、制御は即時にユーザーに戻され、ユーザーは作業を続行できます。平均原価更新取引を実行しているコンカレント処理を示すコンカレント要求番号が表示されます。
オンライン処理 平均原価更新取引は、ユーザーが待機している間に処理され、制御は取引処理の完了後に戻されます。

Oracle Inventoryでは、インストール時、このプロファイル・オプションの値はすべてのレベルで「オンライン処理」に事前定義されています。

このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。

TP: INVサーバー・サイド・オンライン処理

オンライン処理を使用した在庫・工程情報取引がサーバー・サイドまたはクライアント・サイドで処理されていることを示します。

Oracle Inventoryでは、インストール時、このプロファイル・オプションの値はすべてのレベルで「Yes」に事前定義されています。

このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで更新可能です。