このドキュメントで説明されているソフトウェアはサポートされていないか、拡張サポートが提供されています。
現在サポートされているリリースにアップグレードすることをお薦めします。

4.16 コンテナのulimit値の設定

次のように、docker run--ulimitオプションを指定することによって、コンテナのulimit値を指定できます。

$ docker run -i -t --rm myapp:2.0 --ulimit nofile=128:256 --ulimit nproc=32:64

この例では、コンテナの128個のオープン・ファイルおよび32個の子プロセスのソフト制限と、256個のオープン・ファイルおよび64個の子プロセスのハード制限を設定します。

バージョン1.6.0のDockerから、Docker構成ファイル/etc/sysconfig/docker--default-ulimitオプションを指定(次のようにOPTIONS行にオプションを追加)することで、すべてのコンテナに対してデフォルトのulimit値を設定できるようになりました。

OPTIONS="--ulimit nofile=1280:2560 --ulimit nproc=256:512"

コンテナに対して指定したulimit値は、デーモンに対して設定したデフォルト値をオーバーライドします。