このドキュメントで説明されているソフトウェアはサポートされていないか、拡張サポートが提供されています。
現在サポートされているリリースにアップグレードすることをお薦めします。
次のように、docker runに--ulimitオプションを指定することによって、コンテナのulimit
値を指定できます。
$ docker run -i -t --rm myapp:2.0 --ulimit nofile=128:256 --ulimit nproc=32:64
この例では、コンテナの128個のオープン・ファイルおよび32個の子プロセスのソフト制限と、256個のオープン・ファイルおよび64個の子プロセスのハード制限を設定します。
バージョン1.6.0のDockerから、Docker構成ファイル/etc/sysconfig/docker
で--default-ulimitオプションを指定(次のようにOPTIONS
行にオプションを追加)することで、すべてのコンテナに対してデフォルトのulimit
値を設定できるようになりました。
OPTIONS="--ulimit nofile=1280:2560 --ulimit nproc=256:512"
コンテナに対して指定したulimit
値は、デーモンに対して設定したデフォルト値をオーバーライドします。