シリーズに組み込まれたクラスタ化サブシステムは、3 つの主要な構成単位で構成されています (図 1 を参照)。クラスタ I/O サブシステムおよびハードウェアデバイスは、クラスタ内でのヘッド間通信用のトランスポートを提供し、ピアの状態のモニタリングを受け持ちます。このトランスポートは、リソースマネージャーによって使用されます。これにより、データサービスプロバイダおよびほかの管理サブシステムがクラスタ化システムと接続できます。最後に、クラスタ管理ユーザーインタフェースは、設定タスク、リソースの割り当て、モニタリング、およびテイクオーバーとフェイルバックの操作を提供します。これらの各構成単位については、以降のセクションで詳細に説明します。
Figure 10-1 クラスタ化サブシステム